平成徒然草(萩原 希仁)

毎日の喜怒哀楽をストレートに表現してゆく。

理解できない事件である。

2011-05-02 21:25:51 | 日記
居酒屋の経営に携わる者としては、考えられないことである。

不注意とか、凡ミスと言う事は、到底考えられない。

まあ、ニュースで観る限り、卸し問屋の話を信じてのことだが。

つまり、安く売る為に、加熱用の肉を仕入れていたと言う事。

自分が現場にいた頃を思い出してみると、食材が納品されると、

その食材の鮮度を確認してから、調理方法を決定する。

これは当たり前の事であって、この段階を飛ばすことなど、考えられない。

居酒屋では、肉よりも、魚の鮮度のほうが、確認事項が多いが。

鶏肉などは、加熱か、生食か、たたきかで、市場にまで、確認することも多い。

人様に、食べ物をお出しするとは、そう言う事だろう。

記者会見における、社長も部下も、体育会的な大声での謝罪だったが、

そんな事では許されない。

もっと深く責任を噛み締めて欲しい。

何人も人間が亡くなっているのだから。

食品を扱う基礎も教えないで、アルバイトを使っていたなら、

経営者の罪は重大である。

例え、800円の時給で、アルバイトをしている者も、

食べ物を扱う仕事である以上は、気を引き締めて欲しい。

このニュースを知って、まだ、気持ちの整理が付かないが、何かが大きく間違っている。

有ってはならないし、有り得ない事件である。

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