キマしたね~、コレ。
ついにキマしたよ、この季節が。
そう、夏のボーナス大バーゲン市です。
新装オープン売り尽くしセールがやってきました。
ドラフトが近づくこの時期になると、毎年指名権を絡めた大きなトレードが出てきます。
6月末のドラフトと、7月頭のFA交渉開始のタイミングは、大きなトレードが最も起こりやすい注目の時期です。
その待ちに待った瞬間が、ついに動き出したわけですねえ~
ワクワクしますねえ~(←突っ走ってるがダイジョブなのか・・・・)
今日、大きなトレードが2つ、ほぼ決まりました。
●スパーズがRJをゲット!
<バックス> ⇔ <スパーズ>
ブルース・ボウエン リチャード・ジェファーソン
カート・トーマス
ファブリシオ・オベルト
これはデカイ。
スパーズが優勝戦線に帰ってきました。
それぐらいデカイです。
スパーズは、ここ数年ずっと“ディフェンスもできるアスレティックなウィング”を探していました。
ボウエンもフィンリーも大ベテランの域に入り、スパーズはアウトサイドにスピードのあるチームに対して苦戦するようになりました。
ちょこちょこと若い選手を入れたりして変えようとはしていましたがうまくはいかず、スターター級の補強もチームのコアを崩すことになるので手を出せず、という状況が続いていました。
RJの獲得は、そんなスパーズが探し求めていた理想の選手です。
身体能力が高く、ディフェンス力に定評があるのがまず何よりも第一。
各チームのエーススウィングマンに対抗できる、若い力となりえます。
そして20点級の得点能力は、BIG3に極度に依存していたオフェンス面で大きな助けとなります。
近年3Pの成功率が高まってきているのも、スパーズオフェンスの中では重要なモノサシになります。
身体能力、ディフェンス、得点力、スリー。
スパーズにとって、先発SFに求めるすべての能力を持っている選手。
それがRJというわけですね。
さらには、ケガをしないというタフさ、スピードにもパワーにも対処できるフィジカルの強さ。
そして、俺が俺がというところがないアンセルフィッシュなプレースタイルも、スパーズのチームカラーにピッタリです。
考えれば考えるほど理想的な補強です。
FA問題を抱えるレイカーズが、オドムかアリーザのどっちかを手放す展開も十分に考えられるので、来季レイカーズに対抗できる有力な優勝候補になりますね。
それはこの段階で断言できると思います。
一方のバックス。
かなり一方的にスパーズ有利なトレードに感じますが、なぜそんな取り引きをするんでしょう?
理由はやっぱりオカネですね。
それ以外の理由はないです。
チャーリー・ビラヌエバとラモン・セッションズという2人の若手FAと再契約したバックスなんですが、このままだとラグジュアリータックスラインをオーバーしそうで、再契約する余裕がありません。
だもんで、そのサラリー枠を捻出するために、チーム2番目の高級取りであるRJ(残り2年・14.2/15mil)を放出し、代わりに来季で契約が切れる3人の選手と交換したわけです。
さらにボウエンとオベルトは、来季の契約が部分的にしかギャランティーされない契約になっていたため、トレード後にすぐカットすればさらなる空きを作ることが可能でした。
つまり、最初っから切ることを前提としてトレードなんですね。
戦力としては計算されていません。
金勘定だけです。
トレードはビジネス・・・・これはホントにそうなんです。
そのオベルトなんですが、どうやらその後ピストンズへと転売されるようです。
<バックス> ⇔ <ピストンズ>
アミール・ジョンソン ファブリシオ・オベルト
ピストンズがオベルトを戦力として見ているのか、それともコストカットと考えているのかは、現時点ではわかりません。
まあ、どっちにもなりえると思いますが、そういうどっちにでも有効利用できそうなチョイスをするのは非常に賢いです。
さすがジョーD。。
それと、やっぱアミールは出されちゃうんですねえ~
潜在能力はあるので我慢して育てるのかなあと思いましたが、このタイミングで出すんだなあと。
なんかチームを大きく変えようとしている雰囲気が感じられます。
一気にチーム大改造、リフォーム大作戦が始まりそうです。
バックスにとっては、将来性のある若手ということで、アミール獲得は悪くないと思います。
ビラヌエバとの再契約交渉がうまくいかなかった時の保険にもなりますし。
ただ、RJを放出してバックスが得たのは、ベテラン3人を切ることで生まれるサラリー枠の空きとアミールだけ、ということになりそうです。。
チームの強い弱いは、結構な度合いでマネージメントで決まってしまいます。
いいマネージメントができるチームは、いい補強を繰り返してマイナーチェンジをしていくので、選手が替わってもいいチームを維持できます。
今回のスパーズとバックスの動きを見ていても、やはりマネージメントで大きく差が出ているなあと感じてしまいますね。。
相変わらずいいトレードするなあ~
●ウィズがフォイとマイク・ミラーを獲得!
<ウルブス> ⇔ <ウィザーズ>
イタン・トーマス ランディ・フォイ
ダリアス・ソンガイラ マイク・ミラー
オレクシー・ペチェロフ
ドラフト5位指名権
ウィザーズが5位指名権をトレードするという話は、ドラフトブログでも取り上げてきました。(ブログ/ブログ)
僕はニックスとトレードしてくれたらいいなあ~と考えていたんですが、その相手がどうやらウルブスになったようです。
でもその条件を聞いたら納得ですね。
こっちの方がいい取り引きですから。
“東のサンズ”とも呼ばれたラン&ガンのオフェンスゲームを展開するウィザーズですが、そこにシューターが足りませんでした。
トランジッションから作ったチャンスで、スリーを決められる人ですね。
マイク・ミラーは、いわばシュートの職人。
3Pを打たせるにはもってこいの人材であるうえに、ボールハンドリングもできるので、SFからSG、PGまでこなせる使い勝手のいいプレイヤーです。
フォイはシューターではありませんが、スピードのあるコンボガードで、得点能力には秀でています。
アリーナスとコンビを組めば、超攻撃的なバックコートができあがるでしょうね。
ちょっとどういうスターターになるかはわからないんですが、僕が考えるならこうです。
【ウィザーズ】
PG:ギルバート・アリーナス/ランディ・フォイ/マイク・ジェームズ
SG:マイク・ミラー/ニック・ヤング/ジャバリス・クリッテントン
SF:カロン・バトラー/デショーン・スティーブンソン/ドミニク・マグワイア
PF:アントワン・ジェイミソン/アンドレイ・ブラッチ
C:ブレンダン・ヘイウッド/ジャベイル・マクギー
ディフェンス面とハンドリングを考えると、ミラーをスターターにした方がいいでしょうね。
ミラーがアリーナスを攻守両面でフォローしてくれることで、アリーナスがより自由に、持ち前の爆発力を披露できる環境が整うと思います。
フォイはベンチからの起爆剤として、チームに勢いを与える存在にするのがいいかなと。
Bチームのエースとして生き生きやるのも、逆にフォイの力が生かされるような気がします。
あとはゴール下で身体を張れるベテランを入れれば、ウィザーズはもう完全にプレーオフチームでしょう。
さてウルブスの方ですが・・・・
これは完全に、5位指名権を獲得するためだけのトレードですね。
ただ、それにしちゃあもったいない。。
チームの主力であるフォイとミラーを出してまでする取り引きじゃないすね。
トーマスとソンガイラは、ウィザーズが手放したかった契約でした。
それを引き取ってあげた上に、主力を出すなんて。。
まあ、前時代の遺物(ケビン・マクヘイルが取ってきた人)を整理して、新しいチームを作り直したいという思いはわかります。
でも、それにしたって安売りしすぎです。
バナナの叩き売り状態で売り飛ばすには惜しい戦力です。
もったいなさすぎです。
さっきのバックスの話じゃないですが、だからダメなチームはいつまでたってもダメなまま・・・・スイマセン、言いすぎましたw
ただ、がぜん興味が沸いてきたのは、ドラフトの行方ですね。
これで5位と6位の指名権をウルブスが持ったことになるんですから。
ルビオを欲しがっていたウルブスが、5位と6位の指名権をセットにして、2位指名権をGETするんじゃないかというウワサもあります。
でも、そのまんま5位と6位で2人の有望新人をとってもいいですね。
そしてその2人は・・・・ステファン・カリーとタイリーク・エバンスになるんじゃないかと言われています。
おぉ!
それはそれで楽しいぞ~
こんな感じです。
【ウルブス】
PG:ステファン・カリー/セバスチャン・テルフェア/ボビー・ブラウン
SG:タイリーク・エバンス/ロドニー・カーニー
SF:コーリー・ブリューワー/ライアン・ゴメス/ブライアン・カーディナル
PF:ケビン・ラブ/クレイグ・スミス/ダリアス・ソンガイラ/マーク・マドセン
C:アル・ジェファーソン/イタン・トーマス/シェルダン・ウィリアムズ/オレクシー・ペチェロフ
小粒感は否めませんが、楽しみなラインナップです。
カリーとタイリークのバックコートはいいなあ~
見てみたいなあ~
でも時間かかりそうだなあ~
ウルブスが強くなるのはw
もったいないなあ・・・・
今回成立したトレードはこんな感じですが、まだまだ大物が動きそうな気配です。
セルティックスがロンドとレイ様をオファーして、ハミルトン&プリンス&スタッキーを要求した!?なんていう仰天のウワサも飛んでるくらいなんでw
いやあ~、これは急に慌しくなってきましたよ。
楽しみですねえ~
あ、モックドラフトもやり直さなきゃ・・・・orz
ジーマーですか!? ジーマー?
ニュースみて思わずPCの前で絶句しました。
RJが!!!
バックス何考えてんねん!!!!!
って思ったんですけど、やっぱりオカネですか・・・
それにしたって・・・
けがに強くていざと言う時にチームのスコアリーダーかましてくれる選手を出すってのは、
来シーズン勝つ気はありませんって言ってるようなもんじゃないっすか?
せっかくメンバー見るとちょっとおもしろくなってて、
けが人が出ないでうまくはまれば強いんじゃね?
とこっそり期待してただけにショックです・・・
あとジョーDの手腕はほれますね(笑)
ちゃっかりいいとこかっさらってくあたりが。
毎度長文すみませんでしたm(_ _)m
文が踊ってますねー。
スパーズは、コンスタントに良いチームですね。一方、ダメなチームはいつまでたってもダメなまま、その通りですよ。
個人的には、セルツが気になります。普通のドラフトピックでは話題にも上がりませんが、トレードがらみでロンドとなると、ちょっとちょっとーとなります。とりあえずエインジは否定してるみたいですが、何があるか分からないのがこの世界でしょうから、気になって仕方がありません。
ミラーはもったいない気がしますけどフォイみたいなコンボガードじゃなくて純粋なPGがいないウルブスがルディオみたいなPGが取れたらいいんじゃないですかね。
こんな考えも有りですかねぇ?
ウルブズファンを続けて早13年でございます.
去年のFoyeを見ている限り,チームが望んでいたPGへのコンバートもできませんでしたし,Millerもウルブズではうまく使ってあげられませんでしたからねぇ.
GMが変わったことでFoyeのトレードはある程度覚悟していましたが,このトレードは....
この2人ならもう少し上位のトレードを取れないものかと.
yahooでは純正PGのルビオと巨人サビートを狙ってさらなるトレードアップを目指すようなことも書かれていましたがどうなることか....
個人的にはラブ君がお気に入りなので是非ゴームスとアルを使って(ごにょぎょにょぎょny...
とにかく,現チームを解体して新たにチームを立て直したいという意志だけはひしひしと伝わってくるので,良い新人をピックしてもらいたいです.
とただの感想文になってしまいました.
これからもブログ楽しみにしています.
スパーズはいつも渋いトレードが多いですね。
うーんどっちかというと私はアンチスパーズなんですけど、上手いとこは認めざるを得ませんね。
去年あたりからコメントに影響されてバックスとウルブスのサラリー表みるとなぜか悲しくなりますw
しかしこういうチームがいるから面白いトレードが起こるんじゃないっすか?そういう意味で良い仕事してますよw
今回の補強にスパーズ・ウィザーズ両チーム共に主力のケガ人も帰って来ること考えると面白過ぎましたね!
今年はとにかくピストンズが誰を取るのかが楽しみです。
あとはベンチの補強を残すのみでしょうか。2年前に指名したティアゴ・スプリッテルあたりが入るとおもしろいんですが、まだタウとの契約が残ってるっぽいですしね・・・
まにゅ~とかケガがちですし、今回はその影響が出たので、RJはいろんな意味で保険になる素晴らしい補強だと思います。
バレバレですねえ~
トレード決まると無条件で嬉しいです、なんか。
ロンドのウワサは気になりますね~
ドラフト当日に電撃トレードなんてことも、なきにしもありにしもないような・・・