入団記者会見で、「レッドソックスの帽子を集めるコレクターなんだ」とジョークを飛ばしていたKGですが、早速その“コレクション”を披露する機会がやってきました。
レッドソックスのホームゲームで始球式を務めることになり、帽子とユニフォームを身につけ、見事にその大役を果たしました。
レッドソックスの主砲デビッド・オルティスに迎えられたKGですが、193cm/104kgの巨漢バッターが小さく見えるのは気のせいでしょうか・・・・
オルティス「よーし、一発キメてくれよ~」
「ド真ん中に決めてやるぜ!」
「いくぞぉ~」
「せーの」
「エイッ!」
「やったぜ!」
オルティス「オマエ、すげえよ!」
ぐわぁっシャ!
「みんな、ありがとー」
レポーター「球種は何だったんですか?」
KG「へへん、“KGスペシャル”だ!」
「ウマくいったぜっ!」
ビッグ3以外の補強が急務なセルティックスは、早速エディ・ハウスとジャッキー・マヌエルの獲得を決めました。
ハウスは、シュートが大好きな“マシンガンシューター”で、身長的にはPGですが、実質的にはSGです。
マヌエルはNBA経験がありませんが、レイモンド・フェルトン、ショーン・メイ、ラシャド・マッキャンツ、マービン・ウィリアムズらと共に、2年前ノースカロライナ大を全米制覇に導いたメンバーで、ウィングのストッパーです。
前回触れたように、もしセルティックスが今後トロイ・ハドソンを獲得するつもりなら、タイプ的にかぶってしまうハウスの獲得は疑問です。
もしハドソンではなく、ハウスを選んだということなら、最低年俸で来てくれるかもしれないハドソンではなく、貴重なミッドレベルエクセプション(5.36mil)の一部を切り崩してまで、なぜハウスに1.5milの契約を与えたのかという疑問が残ります。
サラリーキャップを大きくオーバーしているセルティックスにとっては、ミッドレベルの5.4milをどう使うのかが重要なポイントになってきます。
他にもセンターやらスウィングマンやらの補強が必要なのに、最低年俸で来てくれるハドソンとの契約を待たずして、なけなしのミッドレベルの一部を使ってしまうなんて、どうかしてるんじゃないかと思います。
ビッグ3は揃えたものの、その他の補強はやっぱり心配なセルティックス首脳陣です。
一方のウルブズは、KGの放出にもさほど感傷的になっていないようです。
オーナーのグレン・テイラーは、「12mil、12mil、12milだったら、サインしたけどね」と、KGがボストンと結んだ3年約60milの延長契約が、約36mil程度だったら契約してやってもよかったのに、という冷たいコメントを発しています。
KGがボストン入団記者会見の時、「自分がチームに対してどんなに忠誠心を見せたとしても、チームが自分に忠誠心を見せてくれないなら仕方がない」とウルブズの不誠実さを嘆き、移籍を受け入れた経緯を話していました。
ミネソタのファンたちがこれを聞いたら、怒るでしょうねえ・・・・
KGは、NBA選手にしては極めて珍しいほど忠誠心の強い人物です。
チームの補強が一向に進まず、3年連続でプレーオフを逃しても、チームが自身のトレードを画策していても、一貫して「ウルブズを出たくない」と言い続けてきました。
おそらく、移籍が決まった今でも、内心は「ウルブズで引退したかった」と思っているでしょう。
KGとはそういう人間です。
だからこそ、コートの上であれだけ熱くなれるのです。
特別待遇してもらっているのに、ちょっとうまくいかなくなると移籍志願発言をするようなLAの誰かさんとは、全く真逆の反応です。
トレードが起こったり、噂が出たりすることはよくありますが、そこに至る経緯はそれぞれに異なります。
ただ表面しか捉えていない報道や結果だけを見ていると、最も大事な選手の心の葛藤などは見えてきません。
だからこそ、ここでは舞台裏に潜む真実を伝えるようにしたいと思っています。
信念の男とワガママ坊やを一緒くたに扱われたくはないですから。
KGは、泣く泣く愛するミネソタを捨てざるをえなかったんですから。
(ビデオ)
“Time Of Your Life (Good Riddance)”
by Green Day
Another turning point, a fork stuck in the road
Time grabs you by the wrist, directs you where to go
So make the best of this test, and don't ask why
It's not a question, but a lesson learned in time
It's something unpredictable, but in the end it's right.
I hope you had the time of your life.
So take the photographs, and still frames in your mind
Hang it on a shelf in good health and good time
Tattoos of memories and dead skin on trial
For what it's worth it was worth all the while
It's something unpredictable, but in the end it's right.
I hope you had the time of your life.
It's something unpredictable, but in the end it's right.
I hope you had the time of your life.
It's something unpredictable, but in the end it's right.
I hope you had the time of your life.
『タイム・オブ・ユア・ライフ(好ましくない状態からの脱出)』
またターニングポイントだ
道が二手に分かれている
時間ってやつが手首をつかんで
どっちに行くべきか導いてくれる
この試練をうまく生かすんだ
理由は聞くな
これは質問じゃない
時間が教えてくれるはずだ
時には予想がつかないこともある
でも結局それが正しいんだ
これまでの時間を十分に楽しんでくれてたならいいんだが
写真を撮って
心にずっと焼き付けておいてくれ
健やかで幸せだったあの時の
心の棚に飾っておいてくれ
想い出として刻まれたタトゥーも
失敗して死んじまった皮膚もあるけど
その時やってみる価値があったんなら
それはいつだってやる価値があったんだ
時には予想がつかないこともある
でも結局それが正しいんだ
これまでの時間を十分に楽しんでくれてたならいいんだが
時には予想がつかないこともある
でも結局それが正しいんだ
これまでの時間を十分に楽しんでくれてたならいいんだが
時には予想がつかないこともある
でも結局それが正しいんだ
これまでの時間を十分に楽しんでくれてたならいいんだが
↓
http://jp.youtube.com/watch?v=7M9o61uagZU
これぞコービー様ですね。
「Kevin Garnett-Goodbye」
ビデオ見たら、しんみりしてしまいました(*_*)
血気盛んな高校生が、ストリートでプレーしてるみたいな感じですね。
まあ、プロフェッショナルではないですね。
グリーンデイの曲も泣かせます。
KGのために歌ってるようで・・・・
そんなコービーが家族でお買い物しているのに、今日遭遇しました!興奮し過ぎて軽く逃げましたけど・・・。
子ども達をペットショップで抱きかかえている所は、イカ様ダンクをしているコービーよりかっこよかったです・・・。
そんなコービーがKGのボストン移籍に怒ってたそうです。笑
仲いいし、LA来て~って話してたんでしょうね~。残念。。
NBAプレイヤーって、意思表示はある程度できるけど、あくまでビジネスの道具にされるので、その辺がつらいなと思います。
プライベートな場面に遭遇するなんて!
ボディガードとかいないんでしょうか?
以前暴言を収めたビデオが出回った時もプライベートショットだったので、警戒してるんじゃないかと勝手に想像してます。
それとKGに関しては、まだLAに来るという一縷の望みを託してたと思うので、チームに対して改めて失望したんじゃないかと思います。
ジャーメイン獲りにも、オドムとバイナムを両方出すことにいまだ反対してるがために成立しないと言われていますし・・・・
おっしゃる通り、選手はチームの駒であり、ビジネスの道具の域を脱しませんね。
ですんで、我々ファンも、その辺の選手の気持ちなんかを汲んであげて、「あー、こういう縛りがあるから、本音を隠して優等生発言してるんだなあ」とか、わかって見てあげるのも大事だと思いますね。