ボストンが30勝一番乗りを果たしましたね。
30勝4敗ですよ、スゴイっすねえ~
開幕からわずか34試合で30勝に到達したのは、セルティックスの球団タイ記録だそうです。
しっかし今回が3回目っていうから、過去に2度も30勝4敗スタートをしたことあるっていうのがスゴイですけどね。
で、過去の2回はいずれも優勝しているそうです。
さーて、今年はどうなるんでしょうねえ~
★トレードの季節が到来
2月半ばのトレードデッドラインが近づき、にわかに噂が飛び交ってきましたねえ~
一番目立ったのは、T-MACのブルズ行きでしょうか?
ホンマかいな~っていう話で、いまいち何の意味があるのかわかりません。
そらエース不在で決定力不足が課題のブルズですが、だからと言って最も必要なポストスコアラーを獲得する前に、またアウトサイドを補強するのは無駄な出費な気がします。
その前にやることがあるわけですから。
一応どんな取り引きだったら成り立つかっていうのを考えると、例えばこんなんです。
「T-MAC⇔ベン・ゴードン/ノシオニ/タイラス・トーマス/ビクトール・ハリャパ」という1対4のトレード。(Trade Machine)
たぶんブルズとして一番アンタッチャブルなのはデンで、ハインリックは不調なので価値が下がって出せない、ビッグベンも高すぎてもらってもらえない、とするとこんな感じの交換要員になるんじゃないかなと思います。
ロケッツとしてはガードが余剰気味で、逆にフォワード陣が手薄なので、フォワードを多めにもらっておく、と。
ただまあ、このトレード自体の可能性というか、信憑性自体が怪しいですけどね。
ま、一つのネタということで。
「ブルズ行き? それはないっしょ(笑)」
それともう一つ、マイク・ビビーのキャブズ行きのお話。
これは去年もさんざん噂に上がってて、結局お流れになった話なんですけどね。(ブログ)
去年の今頃も本気でビビーを取ろうとしたんですが、ちょうどその頃ダニエル・ギブソンがブレイクし始めたために、「あれ? もしかして若くていい先発PGできちゃった?」と勘違いしたことでトレードを止めちゃいました。
でもやはりプレーメイキングのスキルは一朝一夕にはつかず、今季も司令塔不足は顕著に影響を与えています。
現在は昨年のプレーオフで試したヒューズ&パブロビッチのダブルSGバックコートを使っていますが、どちらもシュート成功率が悪く、あまり効果を発揮していません。
で、どんな取り引きなら成り立つかをまた検証すると、例えば「ビビー⇔グッデン/デイモン・ジョーンズ/シャノン・ブラウン」の1対3なら成立します。(Trade Machine)
ただキングス的にはPFが余っている(マイキー・ムーア/ケニー・トーマス/シャリーフ・アブドゥル・ラヒーム)ので、ビビーとセットにして誰かを放出したいと考えています。
ところが、既にラグジュアリータックスライン(約68mil)を大きくオーバーしているキャブズ(参考サイト)は、これ以上余計なサラリーを引き取りたくありません。
ビビーは欲しいが、キングスPF陣の長期契約は欲しくない。
なので、キングスがあくまでこれを条件として主張してくる以上、トレードの成立は難しくなってきます。
はてさて、どっちかが妥協して、ビッグトレード成立となるんでしょうか??
そういや今オフ、スパーズがスコーラの権利をロケッツにトレードしたのがありましたが(ブログ/ブログ/ブログ)、これってロケッツ行きが決まる前に、先にキャブズ行きの話があったんですよね。
キャブズ、スパーズ、キングスの三角トレードで、キャブズはビビー+スコーラの指名権をもらえるという内容でした。
でもスパーズがラグジュアリータックスを避けるために手放したがっていたジャッキー・バトラーの契約を、キャブズが受け入れ拒否し、トレードはご破算となりました。
その後に話がいったロケッツはどうしたかというと、バトラーの契約を引き取り、すぐにバイアウトすることで対応したんですね。
まあ、バトラーの契約がサラリーキャップに計上されることを承知で、それでもスコーラを取ることに価値があると思えばそういう判断を下せたんですが、キャブズは小金をケチったことで有効な戦力を逃してしまったわけです。
「オレの話はどこいった・・・・」
★好調レイカーズの戦いぶり
レイカーズが好調ですね。
今日もグリズに勝って25勝11敗となり、ウェスタンの全体トップに0.5ゲーム差と迫ってきました。
開幕前に、まあ勝率6割前後かなあと思っていたので、これはかなり意外でした。
ちまたでは「コービーが変わったから」だと言われているようですが、僕はちょっと違うかなと思います。
まあ、確かにコービーが協力的になって、よりチームプレーに徹するようになったのは好調の一因ではあります。
でもそれが一番の理由ではないですね。
やっぱり一番の理由はケンタッキーおじさん、もといフィル・ジャクソンだと思います。
このカーネル・サンダースことフィル爺が、攻守両面で非常にコントロールされた組織を作り出してますね。
特にオフェンスのシステムが素晴らしい。
ポストとペリミターのポジショニングとバランス、そして球離れが早くスムーズに流れるボール回し、コービーという切り札を持ちながらもそれを乱発せず、どこから攻めてくるか全く的を絞らせません。
5人全員がうまく連携して、フリーが生まれたところから打つという無理のないオフェンスが実践できています。
キャブズのルブロン頼みのオフェンスシステムとは対極に位置するものです。
これを可能にしているのは、フィル爺のコンセプトと指導もそうなんですが、フロントコート陣のパス能力でしょうね。
SFのルーク・ウォルトン、PFのラマール・オドムは、フォワードの中でのパスのうまさでは、いずれもリーグトップクラスでしょう。
それに意外なことに、Cのアンドリュー・バイナムもとてもパスがうまいですね。
普通若いビッグマンだと、パスが一番身に付かない技術なんですが、バイナムの場合ポストからの球さばきが本当に上手です。
斜め45度の角度でポストアップすると、片手でボールを高々と掲げて、まずは横目でフロアの状況を眺めます。
ここで慌てて1on1を始めず、タメを作れることで、他の4人がせわしく動き回って相手ディフェンスをかき回します。
そこでフリーができればすかさずパスを出せるし、狙いどこを絞らせない効果も生みます。
バイナム自身は自分でも点を取りにいけるし、アシストもできるし、ダブルチームが来た時の球離れも非常に判断が早いです。
このビッグマンのパス能力がいかに難しいかという点を考えると、例えばティム・ダンカンの例を挙げましょう。
ダンカンはNBA入りして以来ずっとNBA1stチームに選ばれているスーパービッグマンなわけですが、それでもプロ1年目は苦戦する場面も多々見られました。
特にダブルチームに来られた時の対処にもたつき、慌てて出したパスがスティールされて・・・・みたいな場面が結構見られました。
あのダンカンですら、若い頃から完璧にプレーできていたわけではなかったんですね。
と考えると、まだ20才になったばかりのバイナムが、現時点で既にこうしたパスセンスを身に付けているというのはスゴイことなんです。
将来、末恐ろしい力を発揮するかもしれませんね。
今日もいい働きを見せていましたが、ヒザの負傷が大事に至らないといいんですが・・・・
話を戻すと、この理にかなった全員パス・全員攻撃システムの効果は、平均得点・FG成功率ともにリーグ3位という数字に表れています。
ディフェンスでも、前回話題にしたような5人の連携がきちんとできていて、かわされても必ずヘルプのディフェンダーがやってくる厚みのある守備ができています。
こういうバスケをしている限り、大崩れもせず、安定した成績を挙げることができるでしょうね。
さすがフィル爺・・・・だてにカーネル・サンダースの風格を醸し出してるわけじゃないですね。
カーネルおじさん・・・・
普段は店頭に立ってるけど、たまに動き出すことも
一方、ホントに置物みたいなコーチと言えば、バイロン・スコットですね。
この人は“腕組み&仁王立ち”が定番スタイルなんですが、あまり指示を出してる風には見えず、じっと戦況を見つめています。
でもなぜかプレイヤーにはいつも恵まれるので、黙っていてもチームは勝つみたいな不思議な運を持っています。
ネッツ時代はキッドがいたので、コート上にHCがいるようなもんですから、あまり指示を出す必要もありませんでした。
2年連続のファイナル進出など成功したオフェンスシステムも、当時アシスタントコーチだったエディ・ジョーダン(現ウィザーズHC)が考え出したものです。
戦略はアシスタントコーチが考え、指示はPGが出す、だからHCは腕組みして仁王立ちしてればOKなんですね。
で、今季のホーネッツもまた、選手に恵まれています。
今度はキッドに代わる“コート上のHC”に、クリスP君がいるわけです。
クリスP君は、平均20点/10アシスト/3スティールの素晴らしいスタッツを残しながら、チームをカンファレンストップにわずか1ゲーム差の25勝12敗という好成績に導いています。
そしてまたしてもスコットは、腕組みをしながらそれを見つめているんですねえ~
一部では、「念力で指示を与えているのでは?」という憶測まで飛びました。(←勝手に言ってます)
能力のある選手がいる場合には、好きなようにやらせてジャマしない。
これもある意味、HCとして成功する一つの形なのかもしれません。。
腕組みビーム発射! 念力指示開始!
よーし、ポール。今日も頑張るんだ! イケー!(念力)
「特に指示はない。全部オマエの判断でいくんだ」
頼むぞ、ポール・・・・オマエだけが頼りだ(念力)
よーし、よくやったぞポール! おかげで今日も勝てた!
イエーイ! 俺の指示通りだ!
いやあ、念力も楽じゃないよ
ネッツ時代は、「キッド、オマエだけが頼りだ」って念力出してたんでしょうねえ~
スコットは“Man on the court”ですが・・・・
『Man On The Moon』 by R.E.M.
from the album 『Automatic for the People』
<お知らせ>
僕が一番好きなNBA雑誌である『Dime Magazine』のブログが、これまで「Fox Sports」のサイトに掲載されていたんですが、今年から自前のサイトに移動しました。
www.dimemag.com
「Dime Smack」のブログもここで見ることができます。
僕のサイト左上の“ブックマーク”に貼っていたリンク先も変更してありますので、興味のある方は是非ご覧になってください。
勝利の女神・・・がいるようなものですかね
って、仕事してないような気がw
同じく噂のあったコービより、むしろガソルなら行ってもいいと思ってましたが。。
なんか、オフの頃より選手たちの商品価値が激減しているので、動きづらそうですね。
そろそろ、ノアかタイラスのどちらかは売りに出した方がいいように思ってます。
そうでなければ、せめて両選手にプレータイムを与えてほしいなと。
今季の状況からすると、ジョースミスにプレータイムを与えていまさら目先の勝ちを狙うくらいなら、ダメでも若手にチャンスを与えてもいいような状況ではないかと。。。
レイカーズは、今月末から来月のアウェー地獄を乗り越えれば本物ですね。
カプチャックもダメGMの汚名返上かな。。。
ホーネッツはどう見ても強いですね。C・ポールは本当にすごい。去年目立った同期のD・ウィリアムスよりも今年は活躍しています。
こうして見ると若手も成長していてチームにかかせない存在になってきているように思えます。数年後には、このような若手がスター選手になっていくんだろうなぁ。
勝利の女神・・・・まあ、役割的にはそうなるのかもしれませんが、どう見ても女神っていう顔じゃあないですわな。
特にあのつけヒゲは。
そういえば、その僕の友人はスコットを称して、「立っているだけで神通力」と崇めていました。。
以前のブログでも何度か触れました。
http://blog.goo.ne.jp/manumania/e/5b69b960660ca7acd57db656cd94dc93
http://blog.goo.ne.jp/manumania/e/e527a23f0f59d79a66861789cc5220fe
ただ今オフに親友ナバーロが来たことで、今はグリズに残りたいという気持ちになってますから、ブルズ行きは去年より可能性が低くなってます。
それにブルズの選手の価値が、今季の不調で下がっているのもありますし。
どこかでトレードがあるとすれば、タイラスは放出候補になるかもしれませんね。
今もローテーションから外れてしまっているようですし。。
ジョー・スミスが出ているのは、悲しいことにチームで最も頼れるインサイド・スコアラーだからなんですね。
まあその時点でブルズのインサイドがいかに弱いかっていうのを表しているわけなんですが・・・
一応まだプレーオフへの望みは捨てていないし、実際まだ挽回の余地はあると思うので、勝利優先の選手起用っていう状態はしばらく続くと思いますよ。
レイカーズは大崩れはしないでしょうね。
基礎がしっかりと組織されていますから。
もしバイナムが長期離脱となれば苦戦するとは思いますが。。
カプチャックはバイナムのドラフトは当たりましたが、FA戦略とかでは相変わらず何の成果も挙げられないので、今の好調はひとえにフィルのお陰だと思いますよ。
バイナムの成長ぶりはスゴイですね。
ポストでの落ち着きぶりも、全体を見渡す視野の広さも、とても20才の7フッターとは思えません。
ジャバーの指導もきっといいんでしょうね。
クリスPもスゴイですね。
デロンとの切磋琢磨ぶりもおもしろいですし。
2人とも仲がいいので、刺激しあっていいライバルになっているんでしょうね。
ここしばらく20-10のアベレージ残せるPGっていなかったですから、クリスP君の成績は素晴らしいですよ。
もっと話題になっていいはずなんですけどねえ・・・・
試合を見られる機会がなかなか無いのでハイライトなどでだけしかわからないのですが、やはりチームの雰囲気に援護されてどんどん伸びてきてるようですね。
その証拠にFG%もいつの間にやらトップに……僕が見てなかっただけです、すみません(笑)
また、彼はディフェンスのほうはどうなんでしょうか?
そして残念な事にどうやら怪我は悪いみたいで八週間の離脱……
レイカーズは今シーズンこそと思ってたのですが……
彼のDも悪くないですよ。ブロックはしますし、結構スピードもあるので、フットワークがいいです。やっぱ足も若い!って感じです。
プレーオフ前には戻ってくるでしょうから、まだレイカーズも期待できるんじゃないですか?
ハワードにバイナムにオデンと、ビッグマン不足に悩んでた昨今と違い3、4年後が楽しみです(笑)あとセンターだったらこの前紹介してもらったケイマンもいました。
レイカーズがレギュラーシーズンもなんとか踏ん張れればと思います、強豪の多い西で仮にも今首位に立っている実力は本当ですよね。うまくいけばプレーオフも……と期待してしまいます。
それもサンズとマブスが以前のような圧倒的な存在感が最近薄れてきたような気がするので……!?
少し調子崩しただけかな…!!
あと、ピストンズはセルティックスの陰に隠れていますが?なかなか良い感じに成績も残してますよね、やはり安定感が違う……
この前のラプターズ戦を観たんですけど、スターターが皆実力派かつローテーションが良いからかすごくチームでのバスケができてるって感じがしました。
ずっとビッグマン不足と言われていましたが、最近いろいろいい選手が出てきてますね。
ただあれですね、いわゆる7フッターの本格派センターみたいな純血種が少ないってことでしょうね。
ハワードとかアマレとかは本来PFですから。
まあでも、バイナム、オーデン、ケイマンとかは本格派と呼べる存在でしょう。
レイカーズはバイナム不在がかなり影響すると思いますので、そこをどう乗り切るかが課題でしょうね。
プレーオフは第5シードまでを死守できればいいですが、第6~8シードに沈んだ場合はサンズ、スパーズ、マブズを引き当てる可能性が高いですから、また1回戦負けの危険が大きいでしょうね。
ただおっしゃる通り、その3強の存在感はちょっと薄れつつあるかもしれませんね。
前ほど「絶対勝てない」ということはないかもしれませんが、それでも自分たちが万全の態勢でないと太刀打ちできないでしょうね。
ピストンズは相変わらずイースタンで一番安定してますね。
安定感という意味では、セルティックスより上だと思います。
セルティックスはプレーオフまでにどこまで成長できるかが鍵になってきますが、やはりこの2チームの頂上対決になってきそうですね。
今日は、NOH@SASの結果に驚きが隠せず、大興奮のままこちらに来て、初めて投稿させていただきました!
今季のホーネッツが、まさかここまでの躍進をするとは!!と感動しています。
現在、強豪ひしめく西でも堂々の1位ですし、格下を相手にし続けてる訳でもない中での8連勝。
チームとしての力は、かなり高いレベルにあるんじゃないかと思います。
コーチの影響力ももちろん気になるところですが(笑)
New OrleansというMarketのせいもあるかもしれませんが、実際、チームも個々の選手も全体的にUnderrated気味だと感じているのは、僕だけでしょうか?
CP3ももちろんですが、チャンドラーも12-12以上のスタッツを残してますし、D・ウェストもAvg20.0に手が届きそうです。
ストヤコビッチも得点こそ落ちているものの、今なお4割5分で3ptを決めてくれています。
こうして見ると、かなりバランスも良さそうな気がします。
今はLALのように、中心選手にケガが起きないか心配ですが、Defense面でもWestern Conferenceの中で自チームの得点と対戦相手の得点との差が一番高いのは、伊達じゃないと思います(たぶん唯一の6点以上)。
すいません、完全にNOHファンの「スパーズに大勝したよ!ウッヒョーー!!!」ってテンションで書いてしまいました。
でも、今は本当にいいチームになってきたと思います。
manuさんはNOHをどのように見られていますか??
コメントありがとうございます。
ホーネッツいいですよね。
チーム分析のとこでも書いたんですが、ホーネッツはケガさえなければかなりいい戦力を持っているんですね。
各ポジションのバランスが良くて、昨季まで弱点だったシューターも補強できたんで。
それに昨季も手負いの戦力だったのに、しっかりプレーオフ争いに加われるだけの成績を残しました。
それはかなり力がある証拠だという風に捉えていました。
なので今季は、ケガさえなければ相当いいところまでいくだろうとは見ていました。
ペイジャもモー・ピートも本調子とは言えないデキですが、それでも長期故障者が出ていないことが好成績につながっていると思います。
ディビジョンライバルのロケッツが苦しんでいるので、かなりチャンスだと思いますね。
第5シードまでを確保できれば、プレーオフ1回戦を突破できると思います。
僕はドラフト前からクリスP君が好きだったので、やっと日の目を見てくれたのがとても嬉しいです。
プレースタイルも性格も非常にいい選手ですから。
ようやくフルメンバーが揃ったホーネッツがどこまでいけるか、これからがとても楽しみになってきました。