KG to Boston？

以前ドラフト前に、セルティックスがＫＧ獲りを画策したものの、失敗に終わったお話をしました。（ブログ）
この時は結局、来季終了後にＦＡとなるＫＧが、「もしセルティックスにトレードされたとしても、１年後にはＦＡで出て行く」という態度を見せたために、直前でセルティックスが手を引いたという背景がありました。
しかし、このボストン行きの話が再燃しているという噂が出てきました。

前回ＫＧが拒否した時のセルティックスは、ピアース１人で勝つ基盤ができていないチームでした。
しかし今回は、ドラフト当日のトレードでレイ・アレンも手に入れ、アウトサイドにオールスターが２人もいるチームになっています。
前回の時よりも、より勝てるチームになってるわけです。
そこにインサイドの核となれるＫＧが加われば、アレン＆ピアース＆ＫＧという夢のようなチームが完成するわけです。
この条件なら、ＫＧも「ん？　行ってもいいかな？」って思ってくれるかもしれません。

具体的に出ている交換内容はこうです。

＜ウルブズ＞　　　　　　⇔　　　＜セルティックス＞
　アル・ジェファーソン　　　　　　　ケビン・ガーネット
　ジェラルド・グリーン
　セバスチャン・テルフェア
　セオ・ラトリフ

グリーン＆テルフェアのところが、レイジョン・ロンド＆トニー・アレンに変わるかもしれませんが、ジェファーソンとサラリーキャップ対策のラトリフ（11.7milで契約最終年）が中心である点は変わりません。
これが成立すると、ラインナップはこうなります。

＜セルティックス＞
ＰＧ：レイジョン・ロンド／ゲイブ・プルーイット
ＳＧ：レイ・アレン／トニー・アレン
ＳＦ：ポール・ピアース／ライアン・ゴメス
ＰＦ：ケビン・ガーネット／リーオン・ポウ
　Ｃ：ケンドリック・パーキンス／グレン・デイビス

４対１のトレードともなれば、控えの層は相当薄くなりますが、オールスター３人が並んだスターターは豪華です。
ただプレーオフを勝ち抜けるかどうかは、ＰＧ次第というところでしょうねえ。
バックアップでもいいので、ベテランＰＧの補強が必要だと思います。
ブレビン・ナイトあたりがいいんじゃないでしょうか？

＜ウルブズ＞
ＰＧ：ランディ・フォイ／セバスチャン・テルフェア／マルコ・ヤリッチ
ＳＧ：リッキー・デイビス／トレントン・ハッセル／ラシャド・マッキャンツ
ＳＦ：ジェラルド・グリーン／コーリー・ブリューワー
ＰＦ：アル・ジェファーソン／ジュワン・ハワード
　Ｃ：マーク・ブラント／クレイグ・スミス／セオ・ラトリフ

リッキーとラトリフは来年ＦＡになり、ハワードも再来年には抜けるので、チームは若返ります。
ジェファーソン、グリーン、フォイ、ブリューワーの４人を若手コアとしてリビルディングを進めていけば、なかなかいいチームができると思いますね。
ブレイザーズやソニックスらと共に、数年先が楽しみな若手有望チームになるでしょうね。

ＫＧ＆ピアース＆アレンのセルティックスが、イースタンでどのぐらいの強豪になるかなんですが、おそらくピストンズ、キャブズ、ブルズの３強に肩を並べられるぐらいにはなるんじゃないでしょうか？
ヒートは落ち目で、ラプターズやマジックはまだ若いので、やはり来季もこの３チームが中心になると思います。
ただ前述したように、いくら３人のスターが揃っても、ＰＧがうまくコントロールできないとまとまりを欠くことになる危険があります。

２年目のロンドは素晴らしいスピードを持っていますが、チームを落ち着かせられるような技量はまだありません。
得点力はなくともゲームメイクは巧いというタイプの司令塔が必要でしょう。
センターは若くてもまだ何とかなりますが、少なくともリバウンドとディフェンスで貢献してくれないとダメですね。
願わくばブロックもできると最高です。
それとベンチ層は、役割をこなせるロールプレイヤータイプが必要です。
今までのように、将来性が見込める若手だけを集めたような補強では、強いチームは作れないでしょう。

もしこれらの補強ができて、チーム戦力を改善できるのならば、セルティックスがイースタン有数の強豪に成り上がることも十分可能です。
ただし、すぐさま来季にある程度の結果を出さないと、ＫＧに出て行かれてしまう可能性が出てきますので、できればカンファレンスファイナル進出、少なくともプレーオフ１回戦突破はしないと厳しいでしょうね。
たとえＫＧ獲りに成功したとしても、その他のロールプレイヤー集めは簡単ではありませんので、楽観視はできないと思います。



ＫＧ「ねえねえ、ぶっちゃけボストンどうお？」
レイ・アレン「まあ、ミネソタよりは暖かいよ」



ＫＧ「ねえねえ、ボストンってどう思う？」
レイ「オマエ、誰にでも聞くなよ～（笑）」



ＫＧ「ねえねえ、ボストンってどう思う？」
知らない人「ハァ？」


★スマッシュ・パーカーがヒートと契約

レイカーズから戦力外を告げられていたスマッシュ・パーカーが、ヒートと契約しました。
ずっとＰＧを探していたヒートは、モー・ウィリアムズに振られ、スティーブ・ブレイクやスティーブ・フランシスも取り逃がしていましたが、スマッシュで満足したということなんでしょうか？

以前も言いましたが（ブログ）、ヒートに必要なタイプは、ゲームコントロールしてウェイドやシャックにボールを供給できる、司令塔タイプのＰＧだと思うんです。
つまり、ブレイクやブレビン・ナイトのようなタイプですね。
逆にモー・ウィリアムズやスマッシュ・パーカーのようなイケイケタイプは、ヒートに必要な人材ではないような気がします。
なので、スマッシュで良かったのかなあ～？という疑問は拭えません。

それならばまだ、ロケッツから放出されそうなレイファー・オルストンの方がヒートには合っているでしょう。
少なくともパスに関しては一流ですから。
なぜオルストンを獲りにいかず、スマッシュやフアン・カルロス・ナバーロといった方向に関心がいってしまっているのかが理解できません。
このままだと、ヒートは来季もダメそうです。。



「え？　俺いつの間にレイカーズ首になったん？」


★ディーナーがペイサーズ入り

以前ラシャード・ルイスとダルコ・ミリチッチ絡みの話で、マジックの第３ＰＧだったトラビス・ディーナーという若手が切られたことをお伝えしました。（ブログ）
僕はこういう、不必要に大きな契約を結ぶために、わずかな金額の若手をカットするやり方が納得できません。
ルイスの契約を年15mil⇒17milに上げる過程で、将来花開くかもしれない年俸１milにも届かない若手の契約を切っているわけです。

まあ、ここでああだこうだ言っても何だかわからないと思いますので、とりあえずディーナーという選手がペイサーズ入りしたことをお伝えして、彼がペイサーズでどんな働きをするかに注目していただきたいなと思っているまでです。
これでディーナーが、ルイスの15分の１ぐらいの活躍でもしてくれれば、ペイサーズはいい買い物をしたということになるわけですから。



ウェイド「やっぱ評価してくれるとこでやった方がいいって」
ディーナー「あぁ～、やっぱそうっすかねぇ・・・・」


★ＫＧの休日


なぜかティロン・ルーと一緒に



なぜかテニス観戦



しかも、松岡修三も顔負けのテニスルックで



「オォ～！」



ちょっとジョーダン似！？



今度はボーリングに挑戦



「オリャ！」



「ハーッハッハ、どんなもんだい」



「ガーター、ガーター、ガーター♪」



「っるさいわね！（怒）」
「ごめんちゃい・・・・・・ハシャギすぎました。。」