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オールスター雑記①

2007年02月17日 | オールスター

ぼぉ~っとしてたらいつの間にかオールスターウィークエンドが始まってました(焦)。
それにしても今年のオールスターはいろんな話題が溢れているようで、なかなか盛り上がってますねえ~。

<Kiss the Rim!>

先日「新ダンク王グリーン」の回でダンクコンテスト出場者をご紹介しましたが、下馬評ではそのジェラルド・グリーンが大本命と言われています。
ただ他のコンテスト参加者も黙ってはいられません。
特に稀有なビッグマンのスラムダンカーとして、史上最長身ダンク王者を目指すドワイト・ハワードの気合いは半端じゃありません。

ハワードの身体能力は誰もが知るところですが、ビッグマンはこういったコンテストで不利だと言われています。
なぜなら、デカければダンクできて当たり前と見られてしまい、驚きが少ないからです。
昨年のネイト・ロビンソンのように、「あんなに小さいのすごーい」というギャップがあった方が、審査員や観衆の声援も受けやすいんですね。

そこでハワードが考えたのは、彼の一番のセールスポイント、その尋常じゃない高さをアピールする作戦です。
それは通常10フィート(3m5cm)のリングの高さに、1フィート(約30cm)分プラスした11フィートのリングと、さらに2フィート(+60cm)も上げた12フィートのリングにダンクをするという驚愕のプランでした。

しかし冷静に考えて、12フィートのリングといったら約3m65cmです。
普通ダンクをする場合、ある程度リングから上に手が出なければできません。
おそらく最低でも30cmぐらいは必要になるでしょう。
とすると、ハワードは4m近くの位置まで手が届くということに・・・。

ちなみにバレーボールのネットの高さは2m43cmですから、ハワードがもしバレーをやったら1m50cmくらいはネットから上に体が出るということになり、おそらく胸ぐらいまでは全部ぬおっーと出てしまうんでしょう。。
まったく化け物としか言いようないです。

ページトップの写真は、リングにキスをしようとしているハワード。
これを見ていただければ、全然もっと高いリングにダンクできるっていうのもよくわかりますねえ~。

追記)現在リーグ側はハワードの提案を検討中ですが、途中でゴールの高さを変えたりする時間的問題などもあって、認められない可能性が高いそうです。すごく残念・・・。

<ルーキーオールスター>

もう終わっちゃいました・・・。見たかったなあ~。
なんでテレビでやってくれないんでしょうねえ。。

嬉しかったのは、一押ししているデビッド・リーがMVPを獲ったことです!
以前「Free! David Lee!」の回で彼の活躍ぶりをご紹介しましたが、どうも実力が過小評価されている若手なんですね。
そのリーがFG14/14本すべてを成功させ、ゲームハイの30点に11リバウンドのダブルダブル。
見事にソフォモアチームの勝利に貢献しました。

過去にこのルーキーゲームでMVPと獲った選手は、結構スター選手に成長しています。
ここ最近でも、カーメロ、アマレ、アリーナス、J-リッチといった面々が揃っています。
リーも早く認められる日が来るといいなあと思っています。(まずは先発昇格!笑)

それとやっぱりNBAの選手ってすごいなあと思ってしまうのは、平均的な身体能力の高さですね。
クリス・ポールやレイモンド・フェルトンといった小さなガードの選手でも、余裕でダンクやアリウープに跳んでます。
モンテイ・エリスなんかの高さもすごいです。
是非ハイライトでチェックしてみてください。

http://www.nba.com/allstar2007/index.html
(「NBA TV TOP10:Feb.16」あたりで)


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