仕事が遅くなり、1人また1人と周りの人が帰宅しついには事務所に独りとなりました。以前からおかしかった会社のPC。何故か「I」のボタンが5回中3回は効かないという事態に陥っておりました。I as India.
これがまた不便で不便で、母音が使えないととても仕事になりませんでした。
さらに頻繁になり、仕事もはかどらない私は苛立ちが募り、ついにはそのIのボタンを外してしまったのです。するとペナペナしたキーの裏側には細い針金のようなモノがあり、それがキーを支え、スプリングのような役割を果たしているんだと私は思いました。それはコの字型をした細い針金で、例えるならホチキスの針のようなモノでした。
さて、そのコの字型の針金が曲がっており、もう取付は不可能と思った私は月曜日、修理部門へ依頼を出そうとキートップを外したまま、作業をし家路につきました。
そして週末が過ぎ、今日、月曜日。仕事をするのにPCを立ち上げると、やはりIのキートップは取れたまま。当たり前だ。
事務の女性にキートップが取れた事を伝え、「これがスプリングの役割をしてるらしいけど、曲がって直らないんだよね。」とオイラがコの字型の針金のようなモノを見せる。
「OO(オイラの名字)さん、これホチキスの針ですよね?」
「いや、違うって。これがキートップの裏についていて、スプリングの役割をするんだよ。」
「ホチキスの針ですよ。こんなのパーツだと思って取ってあるんですか? あはははは。」、かわいい顔で悪魔のような笑い…。
「いや、オイラは結構、パソコンそこそこ詳しいから間違ってない。これは断然スプリングの役割をするパーツだ。」、何故か焦り気味の弁解。
ひとしきりこんなやり取りが続いた。
隣の席のヤツがその騒ぎを聞き、冷静にキートップをはめて、正常にIのボタンが動いた。
もしかして、ホチキスの針が隙間から入り込み、それで動きが悪くなったんだという事に気づいたのは、その時だった。
これがまた不便で不便で、母音が使えないととても仕事になりませんでした。
さらに頻繁になり、仕事もはかどらない私は苛立ちが募り、ついにはそのIのボタンを外してしまったのです。するとペナペナしたキーの裏側には細い針金のようなモノがあり、それがキーを支え、スプリングのような役割を果たしているんだと私は思いました。それはコの字型をした細い針金で、例えるならホチキスの針のようなモノでした。
さて、そのコの字型の針金が曲がっており、もう取付は不可能と思った私は月曜日、修理部門へ依頼を出そうとキートップを外したまま、作業をし家路につきました。
そして週末が過ぎ、今日、月曜日。仕事をするのにPCを立ち上げると、やはりIのキートップは取れたまま。当たり前だ。
事務の女性にキートップが取れた事を伝え、「これがスプリングの役割をしてるらしいけど、曲がって直らないんだよね。」とオイラがコの字型の針金のようなモノを見せる。
「OO(オイラの名字)さん、これホチキスの針ですよね?」
「いや、違うって。これがキートップの裏についていて、スプリングの役割をするんだよ。」
「ホチキスの針ですよ。こんなのパーツだと思って取ってあるんですか? あはははは。」、かわいい顔で悪魔のような笑い…。
「いや、オイラは結構、パソコンそこそこ詳しいから間違ってない。これは断然スプリングの役割をするパーツだ。」、何故か焦り気味の弁解。
ひとしきりこんなやり取りが続いた。
隣の席のヤツがその騒ぎを聞き、冷静にキートップをはめて、正常にIのボタンが動いた。
もしかして、ホチキスの針が隙間から入り込み、それで動きが悪くなったんだという事に気づいたのは、その時だった。