先日の厚木行き、もうちょっと話したい事があります。
厚木に行った後、そこに来ていた別の伯父夫婦を乗せて、そちらの家に寄らせて頂きました。今、昔話をしてくれる方はほとんどいません。伯父に昔のアルバム、もしくはフィルムを見せてもらえるよう頼んでみました。
多趣味な伯父さんで写真も好きだったと聞いてました。なもんで、昭和の頃、昔の写真はこの伯父さんが一番持っているだろうと思ってました。
まあ、写真はいっぱいあり、長旅で疲れていたオイラを再興奮させて頂くには最適でした。驚いたのはその伯父のアルバム、巻頭に書いてあった「ことば」がオイラを後日談へと駆り立てたのです。
その伯父は若い頃、東京へ出て行ったと聞いてます。どんな経緯があったかは全く知りません。オイラも二十歳くらいの頃、地元からというか日本から出て行きました。その時にオイラはひとつの言葉を何度も何度も繰り返し、胸の中でつぶやいてました。
「人間至る所青山あり」、オイラの好きな言葉。何故か伯父のアルバムにも、オイラが産まれるずいぶん前(だろう)に書いてありました。オイラは何も持たずに何をして良いのか分からず、ただ出てきてしまったのです。オイラはただ不安を打ち消すため。伯父はどんな気持で書いたのでしょう。