制度疲労？

今日もメインは会社ネタ(^-^;

車を持っている人ならご存知のように、昨日が今年度自動車税の納付期限・・・実際は延滞金の額が一定額になるまでは切り捨てなのでもう少し大丈夫なんだけれど・・・問題は納めないと「車検が受けられない」こと、他にも駐車禁止の罰金を払っていない場合も受けられないし、盗難届けが出ていたりすると鬱陶しいことに・・・

で、私の仕事に直結する、新年度の納税確認が大混乱・・・去年から、各県の納税データが運輸支局のデータと結び付いて、紙の納税証明書が不要になっているけど、多少なりともお金のデータの流れを知っていれば当たり前のことなのだけれど・・・

毎日の数字に追われて、一般常識と言うか、少し考えれば当然判るはずのことが判っていない人が多すぎて、こちらもそのとばっちりで尻拭いが大変です(^-^;

今時、現金で金融機関に納めに行く人なんて、数えるほどしかいないはずで、大半が口座振替、クレジットカード払い、コンビニ払い、ネット払いといったワンクッション以上間に置いた支払方法をしているはず。

ということは運輸支局のデータに反映されるのにタイムラグが発生するのは判って当たり前なのに「昨日お客様が支払ったって言っているのに車検が出来ないのはおかしい」って食って掛かってくる電話が何本も・・・そこでタイムラグの話をすると何とか理解するのだけれど(^-^;

いろんなことに対する想像力・・・こういう状況ならこういった問題が起きるってことを想像出来ないから、混乱が・・・

結局は右肩上がり経済の時代に始めた分業(専門化)が、いろんなケースに対応する能力を奪っているとしか思えない。

大手企業の出身者は中小企業で使い物にならないってのもこういった原因が有るんでしょうね？

中小企業が欲しいのは何でも一人で出来る人、それに対して大企業出身者は大半が一つか二つの自分がかじったことしか出来ないって雇用に対するミスマッチ・・・人口減少の将来に備えて、今までのやり方を根本的に疑ってかからないと、当社グループに関しては役立たずばかりを生み出す集団になるんじゃないかな？