ちょっとした絵(?)日記

思うところをつらつら書き並べているだけです。深い意味のない場合が多いですかね?

2030年にこだわらず=将来の原発依存度-枝野経産相 具体的なものを示せよ!〇〇!

2012-08-09 18:44:06 | 世相

 枝野幸男経済産業相は9日、インターネットの対談番組に出演し、政府が今夏取りまとめる中長期的なエネルギー政策の中で示す原発依存度について「2030年で線を引くと決めているわけではない」と述べた。
 政府は30年時点の電源に占める原発比率を0%、15%、20~25%とする三つの選択肢を示し、全国11都市での意見聴取会や討論型世論調査を実施したばかり。
 枝野経産相は出演後に経産省で記者団に対し「30年を軸に議論してきたが、絶対にそれにこだわるということではない」と語った

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012080900911

引用 時事通信 2012/8/9

意見聴取会なんかの流れを見ていて、こうなるだろうなという雰囲気はありました。
http://blog.goo.ne.jp/maniac_club/e/ceee377d2bd50d335ae52831b03c8e2e

意見聴取会での0%の意見が大半を占めた場合にどうするの?という疑問を持っておりました。

専門家が否定しても原発0%に移行するのか?代替エネルギーはどうするの?ということを無視して、「国民の意見」というだけで原発0%を選択してもいいものかということを感じております。

実際のところ、私はこれは”電気だけの問題”と単純に考えられない部分があると感じています。
http://blog.goo.ne.jp/maniac_club/e/d0f6ffe14482b79f8043105b7d6a051d

太陽光こそクリーンなエネルギーだと言っている経営者の方もおられる様ですが、現状、発電した電気を高効率で蓄電することはできません。
夏場、昼の電気需要だけが騒がれてしまっていますが、太陽光発電に依存すると一番困るのは冬場の朝の電力需要だったりするのではなかろうか?と感じるわけです。
それは同時に何故、日本の電力業界が原発に依存するのか?という問題にも繋がっていくわけです。

・・・安定的に低コストで発電し続ける必要がある。

つまり、電力を必要とする人たちが”使うか、使わないか”は別にして、一定の電力を常に供給しつづけなければ、電力需要が一時的にでも供給を上回る場合には、広範囲に”停電させる”しかないわけです。

LNGによる火力発電でもいいじゃないか?と言う意見もありましょうが、LNGの需要は日本だけで発生するわけではありません。価格も一定ではありません。LNGが入手できなかった場合にはどうするの?(今がそうですね。)
高値で買いあさる事で、発展途上国などが購入できなくなる可能性があります。それにより、その地域に迷惑が掛けることを”良”とするのでしょうか?
それこそ、ある種の人たちの大好きな言葉をそのままお返しせねばならんのですが・・・「大国のエゴ」そのまんまじゃないですかね?

原発の依存度をグランドデザインの中心に置いてしまうことは、”愚の愚”だと考えます。
その流れを作ってしまった”反原発運動”とそれを認めてしまった”現在の政府”にはかなり”やられた感”があります。
この流れを止めるには、批判を覚悟で「3年後、5年後に原発以外で高効率の発電システムの開発を国が支援します。10年以内に実用化します。だから、10年間は原発を動かさせて下さい。」というような事を言える人が政府におらねばならんと思うわけです。(数字は適当 苦笑)

思うように書けていませんが、「2030年に拘らない。」と言うのは、自らの無能を証明するようなもんだと思います。



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