ちょっとした絵(?)日記

思うところをつらつら書き並べているだけです。深い意味のない場合が多いですかね?

エネルギー政策に関する国民からの初の意見聴取会 18年間のロードマップは誰が作るのか・・・。

2012-07-15 18:12:15 | 世相

 政府は14日、エネルギー政策に関する国民からの初の意見聴取会を、さいたま市で開いた。2030年の原発比率を0%、15%、20~25%とする3選 択肢について、公募抽選された関東地方の男性7人、女性2人の計9人が意見を陳述。4人が0%、2人が15%、3人が20~25%を支持した。聴取会は今 夏に中長期的な政策を決めるための手続きの一環で、8月4日までに全11都市で開く。
 埼玉県川口市の会社員田村久美子さんは、原発の使用済み核 燃料の中間貯蔵施設が建設されている青森県むつ市に実家があり、「本州の端に使用済み燃料が押し付けられている。原発は制御できず、推進はあり得ない」 と、0%を支持。「再生可能エネルギーに転換して世界に普及させ、経済復興すべきだ」と訴えた。
 一方、千葉大工学部4年の中浦史晶さん(23) は「政府は現実的な選択をし、確固たるエネルギーの基盤を築くべきだ」と指摘。「安全性を高め、事故を起こさないと言い切れる原発を造るべきだ。これから の日本をつくる世代は原子力問題に取り組み、解決したいと思っている」と述べた。
引用 時事通信 2012/7/14

ちょっと、複雑な想いでこの記事を読みました。

意見の聴取会ということは、ここで述べられた意見が政策に反映されるのでしょうか?ここに疑問が生まれてきます。

国民の意見として、2030年までに原発を0にするという意見が大半を占めた場合、専門家の意見では難しいという見解があっても、国民の意見を優先するのでしょうか?

もしも、国民の意見の優先した場合、2030年の時点で必要とされる電力総量が確保されない場合、生活や産業に支障を来す可能性があります。
逆に、専門家の意見を優先した場合には、意見の大半を占めた人たちの意見を無視する形になります。

この原発を比率どうこうも必要なのですが、まずは、私たちが電力を使わない生活(使う電力の少ない生活)をする覚悟があるかどうかから論議を始めないといけないのではないかと感じるのです。
今と同じように電力を使いたい。でも、原発はダメでは論議にはならんのです。
自分はパソコンは使わない、スマホだから電力は少ない・・・というのは間違いです。ネットを使えばサーバーが使用する電力は同じなんですから・・・。(自分が費用負担しないだけ・・・ということです。)
自分の周りだけなんとかすれば問題ない。その意識でこの問題を語っているのが・・・一番の問題だと感じます。

私自身は、代替エネルギーがあるならば、原発はなくしてもいいと思っていますが、今のようにLNGや重油をジャブジャブ使うことには反対です。また、多少不便な生活を強いられるのもやむを得ないこととも思います。
ただ、「原発は止めろ、電気はよこせ。」こうは言わないまでも、これに近いことを言っている連中の意見を尊重する必要があるのかという疑問はあります。



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