ちょっとした絵(?)日記

思うところをつらつら書き並べているだけです。深い意味のない場合が多いですかね?

「水元公園 やはり高線量」 東京新聞 ← こういうタイトルは如何なものか?

2012-06-26 17:28:52 | 世相

 東京都葛飾区の都立水元公園で空間放射線量が高い場所があると共産党都議団が指摘した問題で、可知佳代子都議らがあらためて線量を測定したとこ ろ、公園の中心部にある植栽付近の数値は地上一メートルで毎時一・二マイクロシーベルトを超えた。東京電力福島第一原発に近い水戸市や宇都宮市よりも高 い。都は二十二日、この現場を立ち入り禁止とし、二十五日に再測定する方針だ。

 可知議員らは十九日に測定。本紙記者も同行した。高線量を測定したのは公園の中央南側に位置する駐車場周辺の植栽。立ち木の根元に外から運び込ん だような泥がかぶせてあり、その地上一メートル付近で可知議員の線量計は一・二三マイクロシーベルトを示した。これまでの同都議団の測定と同様一マイクロ シーベルトを超えた。記者も携帯した線量計で測ったところ一・二七マイクロシーベルトだった。

 この場所から一メートル離れると数値は一マイクロシーベルトを割り込んだ。同じ植栽付近でも場所によって差があった。放射性物質は落ち葉や腐葉土 にたまりやすいとされる。植栽の近くにある駐車場のアスファルトの上だと、記者の線量計では〇・一六~〇・二二マイクロシーベルトだった。

 文部科学省のガイドラインは、地上一メートルで周辺より一マイクロシーベルト以上高い場合を除染の目安としている。今回の測定で比較すれば、植栽の場所は駐車場より一マイクロシーベルト以上高く、除染対象になりうる。

 この日の水戸市内の県施設の線量(地上一メートル)は文部科学省の推計値で〇・〇八三マイクロシーベルト、宇都宮市では〇・〇八四マイクロシーベルト。水元公園は第一原発から約二百キロ離れているが、公園のアスファルト上の数値でさえ、両市よりも高い。

 植栽は遊び場ではないが誰でも入れる。道路をはさみ、区立東水元小学校や日枝神社もある。可知議員は「泥は側溝を掃除した際に置いた可能性もある」と指摘している。

 都は、これまでに環境局や建設局が実施した測定を基に「周辺より一マイクロシーベルト以上高くはなく、除染の対象にならない」と主張していたが、二十二日に植栽の周辺に立ち入らないよう柵を設けた。
引用 東京新聞 2012/6/24

都立公園に「ホットスポット」=近く除染実施へ―東京都

 東京都は25日、都立水元公園(葛飾区)の駐車場で、放射線量が局所的に高い「ホットスポット」が見つかったと発表した。地表から高さ1メートルの空間 線量が毎時1.16~1.22マイクロシーベルトの地点が確認され、除染の目安となる文部科学省の基準をやや上回った。都は原因を調査した上で、近く除染 を行う方針。
 ホットスポットが見つかったのは、駐車場内の2カ所の植え込みで、現在は人が立ち入らないように柵で囲っている。共産党都議団の通報を受け、都建設局が測定した。都が管理する施設でホットスポットが見つかったのは今回が初めて。 
引用 時事通信 2012/6/25

専門家ではありませんし、この記事からだけでは何とも言えないのですが、「放射性物質が多いと放射線量は高くなる。」と理解しています。

均等かどうかは別にして、地表に落ちた放射性物質は雨などで側溝などに流れ込んで、堆積した泥などに混ざり、線量の高い場所を作ってしまうわけです。つまり、これから数年はホットスポットが出来やすくなるということなのです。
側溝などの雨水の流れを管理する設備が多い都会ほどこの傾向が高まるのではないかと思います。

セシウムなどの半減期が長い放射性物質ほど、長期に渡り堆積するのではないかと考えるわけですが、台風などで泥ごと川や海に流れ出すので、我々が考えるほども長くは堆積はしないので、5年程度でホットスポットはなくなるのではないかという意見もあります。

とまあ、環境関係の専門家の方の意見を聴くとこのようなご意見です。

新聞記者はブン屋と言いますが、文章を書く専門家であって、化学の専門家であると限りません。
事実を伝えるのであれば、読み手が誤解をするような文章を書くのは如何かな?と感じます。最近のマスコミの記事を読むたびに感じることです。



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