玄葉光一郎外相は10日午後、外務省に申※(※=王ヘンに玉)秀駐日韓国大使を呼び、李明博大統領の竹島訪問について「竹島はわが国固有の領土であり、わが国の立場と 相いれない」と抗議した。その上で「抗議の意を示すため、武藤正敏駐韓大使を一時帰国させる」と表明。「これに加えた相応の措置を取らざるを得ない」とし て、さらなる対抗措置を取ることを伝えた。申大使は、韓国側の原則的立場を述べたという。
この後、外相は記者団に、武藤大使を10日中に帰国させ、11日午前に外務省で対応を協議すると説明。帰国の期間については「いつソウルに帰すかは決めていない」と述べるにとどめた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012081000849
引用 時事通信 2012/8/10
・・・日本、韓国ともに国民の人気取りですね。
この外務大臣の行動を評価しちゃダメだと思うんですよ。”当たり前”の事をやっただけで、その当たり前の事が今までできていなかったわけですから・・・。(尖閣諸島問題然り、北方領土問題然りです。)
今の政治のやり方というのは、一点集中だと感じます。それは同時に国民がその一点のみを評価し、総合的なものをみないという傾向に即しているのかもしれません。
生活保護の問題や教員の問題などを取り上げる政治家がいますが、”取り上げた事”を評価するのではなく、その周辺のどこまでを是正するのかということを見て、評価しなければなりません。世の中には悪と正義しかないわけではありませんし、一つの悪を取り除くことで是正できるわけではありません。
一点集中型の政治家の行動は、患部を取り除く手術に似ています。患部を取り除いて回復すればいいですが、患部の周辺にどのように広がっているのかが問題です。患部と思われる部分を全部摘出するとどうなるでしょうか?
逆に生命の危機に晒される可能性もあるわけですから・・・。
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