ウィングフィールドへ、お芝居を観に。
三人芝居です。うち二人は友人です。「犬」役の彼だけは見たことの無い人でした。非常に個性的なルックスで、印象に残る子でした。
千田訓子はとっても上手で魅力的な役者さんです。
そのうえ器用です。
けれども、今回はその器用さが裏目に出た模様。
台詞自体も固いのですが、その固い台詞を、とっても器用にうたいあげます。声色を変え、テンポをかえ、想いを込めて、言葉の意味を伝えようと「上手」にしゃべればしゃべるほど、不思議な事に、内容がこちらに届かない、そんな皮肉な現象が生じているように自分には見えました。
想像ですが、想いの強すぎる若い脚本演出家は、その想いの強さ故に、彼女の芝居をコントロールし切れなかったのではないか、と見ています。語りすぎる位語っている本です、もっと抑制の効いた芝居で丁度良いのではないか、と言うのが僕の見解です。
もう一人の役者、野田晋一は、他の二人に翻弄される役どころ。さりげなく突っ込みをカマしつつ追い込まれていく様子は安心して観ることが出来ました。
三人芝居です。うち二人は友人です。「犬」役の彼だけは見たことの無い人でした。非常に個性的なルックスで、印象に残る子でした。
千田訓子はとっても上手で魅力的な役者さんです。
そのうえ器用です。
けれども、今回はその器用さが裏目に出た模様。
台詞自体も固いのですが、その固い台詞を、とっても器用にうたいあげます。声色を変え、テンポをかえ、想いを込めて、言葉の意味を伝えようと「上手」にしゃべればしゃべるほど、不思議な事に、内容がこちらに届かない、そんな皮肉な現象が生じているように自分には見えました。
想像ですが、想いの強すぎる若い脚本演出家は、その想いの強さ故に、彼女の芝居をコントロールし切れなかったのではないか、と見ています。語りすぎる位語っている本です、もっと抑制の効いた芝居で丁度良いのではないか、と言うのが僕の見解です。
もう一人の役者、野田晋一は、他の二人に翻弄される役どころ。さりげなく突っ込みをカマしつつ追い込まれていく様子は安心して観ることが出来ました。