私は何度も大きくうなずいてしまいました。
以前にも書かせていただいたことがありますが
前立腺癌がきっかけで脊髄圧迫を起こし、私がお見舞いに
伺った時は、顔しか動かすことができない状態だった方の話です。
確か平成17年1月でした。当時は主治医からご家族に
家や仕事の整理をするようにアドバイスが与えられたそうです。
そこからの復活です。現在通常生活をされるどころか、お仕事にも
復帰されていらっしゃいます。年齢不詳といいたくなるほど
お若く見えます。60後半にして『これからです。』と言い切る
強さと重みに、まさに奇跡の人という言葉しか見つかりません。
そして最近では、講演すら頼まれることもあるとのこと。
私はずっとその経過を目の当たりにしてきたので
その方の考え方と人間性が一番の素因だと思っております。
病は気から、ものでは気は治せません。
まだお役目があるから生かされたそんな風にさえ思えます。
その方が昨日、置いていかれたお土産言葉をそのまま
書かせていただきます。
『本当に大病のお陰で今があります。一つだけ断言できることは、
どんなに辛くても、苦しくても自分に良いことしか起こらないなのだと、
人生はそういうものだと分かったら、楽しくなりました。
するとさらに楽しくなることが増えると言うことがわかったんです。』
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マナティ
森のどんぐり屋
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