
少年鑑別所へ向かう。
調査官や弁護士さんや、毎日面会に来るお母さんと話しながら、15歳は自分の道を定めた。だから、すっきりとしたいい顔をしていた。
ご飯のこと、運動のこと、兄弟のこと、そして、明日の審判のことを話した。
15歳は決めていた。
「中途半端にしないで、ちゃんと向き合おうと決めました。だから、少年院に行きます。」
どんな結果になったとしても、腐らず、自分がしたことに真剣に向き合って、もう二度と悪いことをしないという強い心になるんだよ、それが、幸せになる道だからね。
ぜったいに幸せになれる。
幸せになるために、がんばっておいで。
ずっと応援しているからね。
今日は笑顔で面会をしていたのに、
アラームがなって、面会時間の終わりが告げられ、
ぎゅっと抱きしめたら、やっぱり涙がでてきた。
ほんとうに、幸せになってほしい。
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