
「僕の弟助けてくれませんか」17歳からのLINE。
親のネグレクト…育児放棄、怠慢、無視。
彼が家を出たときに、
弟のことが心配。でもいまの僕には助けられない。早く助けてあげたい。
そう言っていた。
そして、いよいよ
弟を助けて、と。
お金のないことの渇きは、つらい。しかし、愛を感じられないことの渇きは、子どもにとって、どれほどつらいことか。
おはようもない。高校受かっておめでとうもない。ご飯もない。
夜ご飯はある。でも、クーラーどころか扇風機もない自分の部屋に持って行って一人で食べる。
それでも、15歳は無遅刻無欠席で遠い道のりを、なんと1時間半、自転車を飛ばして学校へ通った。
すごいことだと思う。立派だと思う。
しかし、夏休みが来て、何かが切れてしまった。もういまのままなら、学校へは通えない。
そう思うほど、からからに渇いてしまったようだ。
目の前の仲の良い兄弟が、なぜ笑顔で一緒に暮らせないのか。愛情を持って育てないなら、産むな。わたしはそう言いたい。
助ける。
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