この廊下の左右にある図書室に、7時45分、学校があいたとたんに、子どもたちがやってきます。
保護者と地域の有志による読書支援サークルによる読み聞かせ。
1、2、5、6年は、週1回。
3、4年は、隔週1回。
これは、5年生のクラスです。
読み聞かせのないクラスは、自分で読む、
また合唱の練習などをします。
「ぜったいに、いいです!」
図書館に専任の先生がいることは、担任の先生にとっていかがですか?
職員室の大きな窓から、声をかけると、先生からは即座にそう返ってきました。
「たとえば、子どもが借りている本を把握してくれていて、
この子は絵本ばかりだよ、他の本にも誘ってみようと教えてくれたり、
図書の日というときには、担任以外の先生の目で、子どもたちを見てもらえる。
また、教科に必要な本を教えてもらうこともできるし、
また、教科に必要な本を教えてもらうこともできるし、
学校図書館にその本がなければ、県や市の図書館へ行って借りてきてくれる。
担任が、これらを一人でしようとしたら、とてもできないことです。」
「心を支える言葉を育てる」
新学期には、全学年で、「主体的な図書館の担い手となるために」、
「図書館オリエンテーション」をするそうです。
「本には知識がいっぱい詰まっている。賢くなる。
つらいときの支えにもなるんだ。」というように、なぜ本を読むのかから始まり、
1年間の読書のめあてを持つ、図書館のマナーを確認するなどを行なうそうです。
「子どもの関心に任せているだけでは、読書に偏りが生じます。
また、「読書力」不足では発達の壁を越えられず、
読書そのののからは慣れていく場合もあります。
・・・発達に応じて、より高いレベルでの読書ができるように、
教師の意図的、計画的は読書指導が必要です。」
そのために、「図書館は、朝から放課後まで、子どもたちの生活時間帯には
そのために、「図書館は、朝から放課後まで、子どもたちの生活時間帯には
全日開館し、本を借りる時間を保障します。」
(『「図書館活用教育」を学校経営の中核に据え、心豊かな生涯学習者を育む』
教育実践パンフより)
専任の先生がいることの意味
専任で図書館の先生がいることの意味をどう考えるか、ということを
専任の先生がいることの意味
専任で図書館の先生がいることの意味をどう考えるか、ということを
お聞きしました。
昨年まで担任をしていた先生が、今年から、図書館の専任ん先生となりました。
「授業で使いたい本がなければ、市立の図書館から、借りてきます。
担任をしながらは、借りにいくのはとても大変なことです。」
「児童のここの実態に応じた読書支援をしています。借りるのが少ない子、
返すのが遅い子、最後まで読めない子には、それぞれ支援をしています。
また、虫の図鑑しか借りない子には、虫の絵本を薦めてみたり、
図書館にきていない子には、この本を薦めてみようかというように、
担任の先生と一緒に、子どもへの指導ができます。」
県が、加配をしてくれているということでした。
さらに、市の職員も、図書館のために配置されているので、
朝暘第1の学校図書館には、二人の先生が常時いることになります。
江戸川区では
昨年、専任の図書館司書の必要性について委員会で意見をいったときに、
江戸川区では
昨年、専任の図書館司書の必要性について委員会で意見をいったときに、
教育委員会の答えには、
「朝暘第1の、あの先生だからできること。」という回答がありました。
しかし、当時見たビデオに映っていた「あの先生」は、
すでに、他の学校へ転勤となっていたのです。
大事なことは、専任をおくことの意味を深くつかむことだと思います。
大事なことは、専任をおくことの意味を深くつかむことだと思います。
「学校には司書教諭の先生がいる」「学校全体で読書に取り組むことが大事」
そう言って、教育委員会は、専任をおくことを拒んできています。
しかし、今回の視察でも明らかなように、
担任を持ちながらでは、どう考えたってできないことです。
学校全体で取り組むためにも、そのことをいつも考えている専任の先生が
どうしても必要なんです。
今回、他の会派のみなさんと一緒に来れたことで、
今回、他の会派のみなさんと一緒に来れたことで、
専任司書の配置への道が、大きく開かれたと思います。
東北ならではの、景色。配慮。
屋上には、プール。
毎日暑くて暑くて、汗がどれくらい出ただろうかというほどでていたのですが、
今日はにわかに曇りはじめ、雨がザアーッと降りました。
ところが気持ちよいよりも、そのあとのコンクリートのモワット感がすごかった。
雨が、熱いコンクリートの上で、ジュワッと、あたたまってしまったのでした。
さて、プールは、ふたつ。
山並みを見ながらの、なんて気持ちのよい場所でしょう。
これは、靴箱ですが、
先生方がみんなで考えあったそうです。
上履き入れやレインコート、防寒具を、教室まで持っていくと、
雨や雪の日には廊下も、教室もびしょびしょになってしまいます。
それで、靴箱のところに架けられるようになっているのです。
しかも、一人ひとりの靴をおいている一段下に、
ちょっとでっぱったステンレスがついています。
これは、長い雨靴や防寒靴をおけるように、してあるのです。
東北ならではの、配慮がありました。
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