決めておく。

この前、京都を連れ回した介護士の友人と会った時に話した事。



基本的に自分の話しもするんだけど、

違う職種で頑張る人の話は聞きたくなる。

なので、今回は介護士の仕事で色々聞いてみた。

するとね？

彼女はおもむろに、


「自分の最期の事はちゃんと決めて家族に伝えておいた方がいいよ。」と。


延命治療はするのか、しないのか。

口から物が食べられなくなった時。

脳死状態になった時は．．．．．．など。





若くても脳梗塞で動けなく事もある。

実際にそんな方も入所されて来るとか。

「いつ、どうなるのかわからないからね？」って。

現場からの声は重いです。(-_-:)






最期．．．．．どうなってるのか想像もつかない。

延命治療はしない。

脳死の時は出来るだけ臓器提供する。

それくらいしか考えてはいない。


もう、家で看取る事もほとんどがなくなり最期は病院で迎える人がほとんどだと思う。

「昨日まであんなに元気だったのに．．．．。」なんて事も。




私の祖母は亡くなる前日まで一緒にクイズ番組を見て答えを２人で考えていたのに、

朝には布団の上で亡くなっていた。

死因は脳溢血。

苦しんでないらしく、寝てるようだった。



兄はガンが見つかった時点で取り切れない場所だった為に、

転移は免れられない。

色んな所に転移し、最期は臓器が１つ１つダメになりながら。

それでも、抗がん剤治療を繰り返し苦しい思いをたくさんした。






最期の時。

自分が納得出来ればいいんだけど、

「老いては子に従え」と言う言葉があるように、

自分の想いとは別に、介護や看護する人の事も考えなければいけないと思うし、

思い描いてる通りにはならないかもしれない。




なら．．．．．．これ以上は考えなくてもいいかなぁ～？(笑)

最期が見えてきた時に考えるのは遅い？

その時にしか感じられない事も、その時にしかわからない事もあると思うんだ。

「突然」は仕方ないにしても、少しづつその時が近づくのなら考える余裕はあると思う。





終りはいつか来る。

今はその事に縛られなくてもいいと思う。


子供には言った。

「延命治療はいらない！脳死の時は臓器提供するので使えそうなものは全て使ってくれ！！」と。

本当はお葬式もいらないんだけど。

あれは、生きてる人の為の物でもあるような気がするので．．．．生きてる人に任せる(笑)





今はそこに行きつくまでが重要で。

したい事をする。

会いたい人に会う。

想いは伝える。

悔い無く生きる。




友達から別れ際に　「この冬は温泉に行こうよ！」と誘われた。

「うん！行きたいね～！温泉(^-^)♪」


頑張って仕事しよう～～～と！！(笑)

家族には、

「いつ死んでも悔いが無いように、今のうちに温泉に行ってきます。」とでも言おうか？

絶対に子供達から、

「お母さんだけズルイ～～～！！」と言う批判からは免れられない(^^;)