透過した花びらが好きで、
夕陽に透ける白木蓮を撮りに向かった。
白木蓮の咲く公園には人がいて、
撮る姿を見られるのが恥ずかしくて、
その日はあきらめた。
今回は薄曇りな夕暮れ。
誰もいない公園で1人撮影会。
子供の進路を考えなくてはならない時期が来る。
親としては『こっちの方が。』『こうした方が。』と、
今までの経験から言いたくなるので言ってしまう。
だけど、
彼の人生は彼のモノだから。
彼を信じて。
本人が納得出来る選択を、
選ぶ道のサポーターになろうと思う。
1人で歩いて行けるように。
輝く未来があるように。