WIND BENEATH MY WINGS

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ハイチの現実

2010-03-15 22:58:14 | 時事問題
ハイチは中米で最も貧しい国のひとつです。長年、不安定な政情とたび重なる自然災害に苦しめられてきたこの国を2010年1月、マグニチュード7の大地震が襲いました。首都ポルトープランスは壊滅が的な被害を受け20万人以上が家の下敷きになるなどで命を失ったとみられています。
生き残った人の多くも、家族を亡くし、住む場所を亡くし、水も食べ物もなく、生き延びることさえ困難だと言われています。

私は、少しだけ仕事で関わる中、海の向こうのこの災害に対して、心を痛めながらも自分の無知を思い知らされました。突然書くことになった社報の写真を選びながら、その思いはさらに大きくなりました。
そんなことから「私にはハイチの人たちの気持ちなんて絶対わからない、わかろうと努力はするけれど、わかったなんて言ってはいけないほど厳しい現実だ」と思い続けています。失われた命、苦しんでいる人たちのことを考えると、安っぽい感傷に浸ったり、自己満足的で手前味噌な考えや行動は、自分自身の中から排除しようと強く思います。

今、世界中でハイチに対する支援の声があがり、そのことは本当に素晴らしいと思います。その声が消えないこと、国際社会からの支援が途絶えないことを心から祈ります。そして、そのためにはメディアが報道することを続けることを願ってやみません。

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