ケンチクベンゴシの豆蔵です。
大昔から掛け声ばかりが聞こえていた(ような気がする)民法の改正が、
いよいよ現実味を帯びてきました。
新聞でも報じられるようになりましたね。
平成21年から改正を議論し続けてきた法務省の法制審議会民法(債権関係)部会は、
去る2月10日の第99回会議で「民法(債権関係)の改正に関する要綱案」を決定し、公表しています。
法務省 要綱案
中間試案だの要綱案(案)だのヤヤコシイのが過去に沢山ありましたが、
今度こそ本当でしょうね???
民法といっても、改正の範囲は、契約関係を規律する債権法に限られる訳ですし、
判例実務でカバーしてきたものを明文化するに過ぎず、内容的な変更は少ないと言われていますが、
影響は非常に大きい。
法曹界は「言葉が全て」といっても過言ではない業界なのに、
その用語が変わってしまうのです。
建築紛争でおなじみの「瑕疵」という言葉もなくなります。
時効や法定利率も変わります。
現在、自分の担当する部分について、審議会の資料を遡りながら趣旨・解釈を確認し、
建築業界に特化した民法改正ネタを準備中です。
事務所総出でやってます。滅茶苦茶タイヘンです。
まあ、色々な事務所や組織の弁護士さんたちが、同様の苦労をしている最中だと思いますが、
ウチはウチなりの、さらに豆蔵は豆蔵なりのオリジナルな資料を作成中です。
夏前頃には何らかの成果をご披露できるよう、頑張ります。
大昔から掛け声ばかりが聞こえていた(ような気がする)民法の改正が、
いよいよ現実味を帯びてきました。
新聞でも報じられるようになりましたね。
平成21年から改正を議論し続けてきた法務省の法制審議会民法(債権関係)部会は、
去る2月10日の第99回会議で「民法(債権関係)の改正に関する要綱案」を決定し、公表しています。
法務省 要綱案
中間試案だの要綱案(案)だのヤヤコシイのが過去に沢山ありましたが、
今度こそ本当でしょうね???
民法といっても、改正の範囲は、契約関係を規律する債権法に限られる訳ですし、
判例実務でカバーしてきたものを明文化するに過ぎず、内容的な変更は少ないと言われていますが、
影響は非常に大きい。
法曹界は「言葉が全て」といっても過言ではない業界なのに、
その用語が変わってしまうのです。
建築紛争でおなじみの「瑕疵」という言葉もなくなります。
時効や法定利率も変わります。
現在、自分の担当する部分について、審議会の資料を遡りながら趣旨・解釈を確認し、
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まあ、色々な事務所や組織の弁護士さんたちが、同様の苦労をしている最中だと思いますが、
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夏前頃には何らかの成果をご披露できるよう、頑張ります。