ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

日本経済新聞紙の見出し「外食・小売り、5割減収」を拝読しました

2021-01-14 12:00:05 | 日記
 2021年1月14日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面の見出し「緊急事態7府県発令」を拝読しました。

 この記事のサブ見出しは「ビジネス往来も停止」です。

 そして、この一面の見出しの横にある「外食・小売り、5割減収」も拝読しました。

 この記事のサブ見出しは「12月-2月営業 コロナ再拡大で減速」です。

 現在、関心を集めている「緊急事態宣言」を1都2府8県に出して、新型コロナウイルス感染が収束することを願うばかりです。

 同時に、日本国内の外食・小売り業の企業が苦境に直面していることも感じます。

 2020年12月から2021年2月期の外食・小売り業の営業利益は、前年同期比で5割減になる見通しです。

 新型コロナウイルス感染の再拡大によって、消費者心理が悪化し、やや回復しつつあった収益に急ブレーキがかかる見通しです。

 この調査は日本経済新聞社が1月13日までに決算を発表した2月期本決算の上場73社を集計した結果です(非開示企業を除く)。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版も見出し「外食・小売り営業益5割減、12から2月、コロナ再拡大で減速」と報じています。



 小売りのオンワードホールディングスは「昨年12月から週を追うように厳しさが増している」といいます。

 外食大手のハイデイ日高は「昨年12月の既存店売上高は2割減った」そうです。

 ファミレスを展開するサイゼリアは「12月から2月期の連結営業損益は18億円の赤字」と語ります。

 吉野家ホールディングスは2020年9月-11月期の連結決算は営業利益が6億3400万円の黒字だったが、「今回の緊急事態宣言の影響は見逃せない」と語ります。同社は全店舗の約5パーセントの150店を閉鎖する予定です。

 居酒屋大手のワタミは「今回の緊急事態宣によって5億から6億の赤字を予想している」そうです。

 その一方で、ニトリホールディングスは2020年の3月から11月にネット通販が伸びたので、2021年2月期も増益を達成する見通しです。

 身近な存在の外食・小売り業の現役は、ITスキルなどを持たない異業種への転職が難しい従業員の生活設計に大きな影響を与えます。


埼玉県比企郡川島町の越辺川河畔には、コハクチョウがやっと多数飛来しています

2021-01-14 00:00:05 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡川島町の越辺川河畔には、毎年11月後半の晩秋になると、コハクチョウが多数、飛来します。

 越辺川(おっぺかわ)沿いの川島町八幡という河畔には、水門があります。このために、川の流れが穏やかな淀みになっています。



 これが、コハクチョウなどが越冬する場所になっている理由のようです。

 ここは埼玉県内の最南端のコハクチョウ飛来地です。このため、多くの方がコハクチョウ観察にやって来ます。

 午前9時台に、越辺川(おっぺかわ)沿いの川島町八幡という水門がある河畔の淀みに到着しました。

 ところがなんと、川岸の土手の上から眼下の越辺川を見ると、もう朝のコハクチョウの旅立ちが始まっていました。8,9羽ぐらいのコハクチョウの群れが次々と川上に向かいて飛び始めています。









 カワウもつられて飛び立ちます。カワウは川を移動するだけです。





 水門がある河畔の淀みの下流側(南東側)には、コハクチョウはまだ20羽ほどが残っています。







 実は2020年12月は日本各地は暖冬のために、日本海側の新潟県などは積雪量が少ないために、コハクチョウが南下せず、川島町の越辺川のよどみには、コハクチョウが10羽以下しか飛来していないという寂しい状況でした。

 川島町の八幡に工場を持つ三井精機工業は「川島町から白鳥便り」というWebサイトで、コハクチョウの飛来数を教えてくれます。

 ついに2021年1月6日には「コハクチョウが58羽飛来し、朝に飛び立って、お昼過ぎには20羽ほど戻って来た」と伝えています。

 他の方のブログなども拝読し、午前9時30分までに行けば、エサ場に向かって飛び立つコハクチョウの姿を観察できると読んで、出かけました。

 午前9時10分ごろに、川島町八幡のコハクチョウ飛来地駐車場に着くと、ほぼ満車でした。たまたま1台分の空きがあり、無事に駐車できました。

 後で他の方のブログなどを調べると、最近は午前7時台から野鳥観察愛好家が川岸で、コハクチョウ撮影の準備に励んでいるそうです。

 エサ場に向かって飛び立つコハクチョウを撮影するのに最適な場所を確保する野鳥観察愛好家の方々です。この日は50人ほどが、大きな望遠レンズ付き一番レフカメラを三脚に載せて待ち構えていました。すごい人気です。