ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

さいたま市桜区にある秋ヶ瀬公園で、タシギにやっと出会いました

2021-01-26 00:00:05 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区を流れている荒川沿いの北側にある埼玉県営秋ヶ瀬公園に野鳥観察にまた行った話です。

 この埼玉県営秋ヶ瀬公園は、荒川が北西から南東に流れている北側に設けられた広大な公園です。広大なサッカー場、野球場(2面)やテニスコートなどの運動施設といくつかの雑木林・草原などで構成されています。

 この埼玉県営秋ヶ瀬公園の一番北西側に「ピクニックの森」と名付けられた雑木林があります。

 この雑木林の奥で、タシギが出たと聞いて、何回か行っています。タシギは地味な羽根ですが、人気がある野鳥です。

 数日前に、「この奥の沼にタシギが出た」と教えていただいて、その沼に何回か出かけました。

 その沼に、お目当てのタシギが突然、登場しました。





 このタシギの身体の大きさは約27センチメートルです。褐色と白色の地味な羽根模様です。







 このタシギは大きな長いくちばしを泥の中に突き刺して、エサを探しています。









 奥の沼の水際を歩き、食べ物を探し続けています。







 タシギは約10分ほど、この沼の水際を歩き、ヤブの中に消えていきました。



 タシギはチドリ目シギ科タシギ属に分類される野鳥です。秋から冬にかけて、日本にやって来る渡り鳥です。

 この沼には、コサギも1羽、飛んで来ました。



 この沼の背後の竹ヤブにはアオサギが休んでいます。

 他の野鳥観察愛好家たちは、ルリビタキのオスを探しています。

 ルリビタキのオスはなかなか登場しない様子です。時間が来たので、ここを離れました。

 なお今回、タシギのことを調べた際に、フランスではジビエの材料として人気が高いという文章に出会いました。

 タシギは美味しいようです。日本では、そう簡単には鳥獣保護法などによって捕獲できません。