ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

それでも

2022-10-21 09:33:00 | 日記
私の家族で希死念慮のある者があって

そのとき先ゆく仲間の一人が「本当に死にたいんなら死にたいって言わずに行動するもんだから、言ってるうちは言ったるだけ」と

怒りではなく、悲しみがわいた。
ちがう、ちがうよ、と。

私は、死にたいと言う人は決して嘘を言ってないと思うし、真剣に受け止めたい。止めることはできないけど。

でも、今日読んだところによると、真剣に受け止めると、本人が病気から降りられなくなる…という。

私は「ハイハイ、忙しいからあとでね」とか、「みんなも辛いんだよ、あなただけじゃない」とかで、口を塞がれる痛みを知っている。そうしてきたから。

だから、仲間にただただ聴いてもらったとき、すごくひるんだ。

最後まで喋ったことがなかったので、そもそも最後までしゃべれなくて、いつも尻切れとんぼになった。最後自分の言葉でなく、社会や教科書の言葉で締めくくった。

それでも、どんなときも、ただただ聴いてくれる仲間がいたから、死にたいというひとの話を聴けるようになった。

でも…
病気から降りられなくなるっていう本人の困りごとも、本当なんだろうな…

最近、たてつづけに、死について仲間の口をかりて神さまが語りかけてきたんだよ

今日の読み物もそうだった

今日一日


聴く1.

2022-10-21 09:20:00 | 技法以前
p104
「死にたい願望」の女性メンバーもそうである。彼女の場合は、訴えが訴えだけに、家族や関係者は内心緊張しながら対応を迫られる。そんな彼女の「死にたい」という言葉の背後には「生きたい」という切実な願望があったということが、その後の当事者研究を通じてわかっている。

「死にたい」と訴える彼女が一番困ったことは、死にたいという気持ちを家族や関係者に真正面から受け止められ、受容されることだった。…「真剣に聴かれれば聴かれるほど、自分の病気から降りられなくなる」…それは「うれしくて、つらいみたいな感じ」