性暴力の話となると、「ノット・オール・メン！」が罷り通り、「男性だから」といって就職に不利にならないし、もし「男性だから」といって不採用になった場合は「差別だ」と堂々と訴えることができ、良い結果を期待できる。
しかし、妊娠出産の話になると、「ノット・オール・ウィメン」は罷り通らず、就職に不利になっているし、もし「女性だから」といって不採用になった場合でも、「差別だ」と訴えられない。訴えても良い結果にならない。
プロミス→誓う、約束する
プロミシング→前途有望な、見込みのある
セクハラ、レイプ、妊娠があった時
男性は「プロミシング・ヤング・マン」として周りが守り、許され、人生はとくに変わらない
女性は？
くだんの映画、みたいな。
今日一日
p45
すべての人間は「病人」にらなりうる可能性をもっている。心身の傾向とそのときのわずかな事情の違いによって何病になるかが違うだけだ。
「だれでも病人でありうる、たまたま何かの恵みによっていまは病気でないのだ」
旧統一教会の教義「純潔」と自民党の家父長制維持装置「性教育などしない」がお互いに都合よい結束となりリアルに日本を度肝を抜く人権後進国にしてしまったが、この後進性は、先進国の現状を冷静にうけとめ分析し、同じ轍を踏まないための材料として使わない手はない。
人権という名の男権だったから。権利を行使する主体が身体男性だから。
女性スペースに入る権利を行使するのも
自分の遺伝子を残す権利を行使するのも
「あれ？それが、平等を目指して発展した結果ですか？」と。
同じ実験をして違う結果を求めることを狂気というので。
今日一日