敬意を払う

正直に言います。私は、はじめ、ミーティングの仲間を、心の中で、軽蔑することが多かったです。

「ああはなりたくないな」
「私はこの人よりはずっとマシ」
「あれほど恵まれた環境にいながら、依存症だなんて、甘え過ぎだ」

そんな風に軽蔑している仲間が、
私を、なんの条件もなく、受け入れてくれました。

敬意を払ってくれたんです。
不思議な経験でした。

それで、わかりました。

軽蔑していた仲間というのは、じつは私自身なのです。



私は、仲間から敬意を払ってもらうという経験をいただいて、初めて、自分を恥じない生き方を知りました。

そしてやっと、条件なしで、仲間を尊敬できるようになりました。

依存症の回復の道具の一つじゃないかなと思ってます。人に敬意を払うこと。

本当の問題10

p106

10.尊敬されて褒められたい

・体重が減ったらやっと仲間たちから敬意を払ってもらえるようになった

・周囲から尊敬されるために食べ物を制限して体重を減らそうと思ったけれど、食べてしまうので吐き出してしまった

・過食するのは反抗心のため。どうせ私は痩せた人たちに向けられる敬意と賞賛を絶対に受け取ることはないのだから

・周りの人たちは、食べ物を断る強い力がある私のことを尊敬している





<ミーティング案内>
日時
2018年6月18日(月) 10:30〜11:30
2018年7月22日(日) 13:30〜14:30

場所
クロスパル高槻4F研修室

対象
摂食障害の本人さん、ご家族、支援者の方

内容
分かち合い


直接会場へいらしてください〜(^^)