「気嵐の立つ海とサーファー」
森川 雅昭さん 撮影
今日も朝から雲一つない快晴だが、昨日までの四日間も天気に恵また。
朝はピリッと寒かったが日中は連日暖かい日射しで結構なお正月だった。
西を見れば真っ白な富士山が異様に大きく見えて、丹沢連峰や箱根の山々が
連なっている。南には相模湾が青く輝き大島や伊豆の大島が浮かんでいる。
一寸左に目をやれば江ノ島が手に取るようだ。どなたかに正月のラインで
こんな良いところに住んでいて幸せと思わねばとあったが、その通りだろう。
それにしてもこんなにお天気が続く正月も珍しい。三年日記をひっくり返してみると、昨年は6日に雪が降ったし、その前年には4日には曇りだった。
こんな天気なのに私ときたら、昨日までまだ一歩も外に出ていない。山がきれい、海が青いのも全て友人知人からの写真やラインで知ったものである。
情けない話である。
元日のお屠蘇の時に何が目出度いと思ったのか、お神酒を何時も以上に頂いてしまった。その勢かどうも調子が悪くなってしまい、皆が行った初詣も行けなかった。専ら留守番と称して昼寝だった。この不調が尾を引いて2日の恒例の駅伝応援にも行けなかった。毎年そのあとは海で写真を撮ったり、たこ揚げを見たり、日光浴を楽しんだものだ。
今年は何と復路の3日も行く気力や元気がなかったのだから、我ながらがっかりだ。茅ヶ崎に住んではや50年にもなるが、往復共に行けなかったのは初めてのことだ。情けないことである。確実に去年より衰えたなぁと実感する。
昨日まで庭にすら一歩も出なかったのである。その代わり昼寝だけは毎日していたのだが。明日こそは、家から歩いて往復1000歩のローソン迄でも行ってみようと思う。「1年の計は元旦にあり」という諺を、6日以降からは毎日歩いて覆さなくてはならない。なんてことを思った今年の初日記でした。
ああ情けなや、情けなや!