「 夜明けの万歳 」 茅ヶ崎海岸にて
森川 雅昭さん 撮影
昔から正月と言えば、静かなものの筈だったが今年の1月と言ったら、世相を反映してか、
物騒で痛ましくおぞましい様な出来事が連続して起きている。
これを経済の乱れ政治の乱れの現れであると言っても的はずれではないだろう。
政治が悪いと社会が乱れる。経済が乱れると治安が悪くなる。
まだ始まって日の浅いこの1月だけでも、強盗殺人、火付け、親族殺しに幼児殺し、虐待、
猟奇事件、暴力沙汰が続き、毎日のように火事が起き老人が焼死している。
東電の刑事裁判で無罪判決が、何ともやるせない。裁判で最近どうも不起訴になるケースが
多いようだ。何か目に見えぬ力が働いているのだろうかなんて思いたくなる。
これらが全て政治の勢にしては、幾ら何でもあの悪い政治家達も口をとがらすかも知れないが、
政治の腐敗、混迷、堕落そして経済政策の失政による不景気、等は国民に不安を与え、希望を
失わせているのがこの世の乱れと関係ないとは言わせない。
悪い政治は国と国民とを滅ぼす。病と貧乏は私を滅ぼすだ!
話は変わるが、昔の有名なスターや文人、評論家、哲学者などが次々と亡くなる。やむを得ない
とは言え何か良き時代が消える寂しさは禁じ得ない。
鯨が大阪港や東京湾に表れたり、イワシの大群が死んで打ち上げられたりもあった。
北国では何十年ぶりとかの大雪や寒冷化、こんな事が世界的に起こっている。
今日もウクライナとロシアのミサイルが飛び交い、ロシアの作戦的な大攻撃で民間人が多く亡くなっている。
身近でも物価が上がり税金が上がり電気代が上がり、下がるのは年金と給料ばかり。いやはや書き出すと
切りがないが暗くなるから止めておこう!
努めて明るい話題に目を向けて過ごすことにするしかないようだ。お国の節電奨励策に協力している居間の電気が暗い。