魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

なんで“生け花” “活花”というの?

2020-04-25 | その他つれづれ
今年は過去最高の数の花房をつけた藤。
多すぎて、まるで群衆雪崩。

圧死しかけているのも多く↓ 切り取って生け花に。↓



病院で働いていたとき
生け花の好きな先輩が
よく花を生けていた。

ところが2~3日経つとしおれ
見苦しくなった花達を
片付けていたのは、たいてい私だった。

花を生けるより花を育てて
愛でるのが好きな私は

「切って命を奪った花を飾るのに
 何で生け花というんやろ?」

と、不思議だったが…、
玄関のこの花たちのうち

黄色い花のついている枝は
1本だけ育ち過ぎていたレンギョウ。



地面に植わっているレンギョウは
もう花びらは残っていないのに
室内に生けたのは、まだ花びらが残っている。

白い花はコデマリ。
この柱との間に隠れていた枝の花。   ↓



ヒノキのような葉の茂っている枝は
もらった花束に入っていたのを
挿し木にしたところ、3本も育った。

育ちすぎて、伸びすぎた枝を切って
花達に添えた。

切った枝達を、そのまま堆肥にするのは
もったいないし、可哀そう。

「もうしばらく生かして愛でることとしよう」
ってことで

“生け花”or“活花”と
いうようになったのでは?

なーんて、近年ようやく
自分でそのように納得することにした。

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