
首すわり前の赤ちゃんの抱き方 って?
に関して、武田信子さんから
私の facebook に質問が寄せられた。
この写真は、
肩に赤ちゃんの顎を乗せて抱く、この抱き方を
↓

私が切り取ったものです。
載せることが前提ですので
この体勢で抱っこするということを
推奨してはいないと思います。
げっぷをさせるときのように
体を預かる状態で
少しまるくだっこするのも問題でしょうか。
この抱き方をするための一瞬であっても
上の2枚の写真のように
赤ちゃんの肩甲骨や胸椎に
抱く人の手や指を当てることを
私はお勧めしません。
その理由は…?
以下の4枚の写真を見てください。
赤ちゃんを抱くには
①マイピーロネオを当てて首を保護
②マイピーロネオと頭には、手指は触れてもOK
赤ちゃんはふんわりリラックスしている。
↓ 〇
背中には触れないように!
↓ ×
↑
背中に手が当たった瞬間
左腕を曲げて緊張が走ったのがわかる。
他の赤ちゃんでも撮影、リラックスしている。
↓ 〇
背中に手を当てた瞬間、腕も背中もピーン!
↓ ×
特に気をつけていただきたいのは
抱き上げ時、抱きおろし時。
せっかく寝たと思っても
布団に下そうとすると泣いて、着地失敗😩
眠りから目覚め、まだまどろんでいる子を
抱き上げる瞬間、頭がガクッと落ちて
体を反らせ、硬直させて泣いて不機嫌に…😞
そうならないように抱き上げ
抱き下ろすための私の伝え方は
上の写真の説明に書いた通り。
では、なぜ
マイピーロネオを当てないといけない?
それは、現代の胎児の多くは子宮の中で
・屈位 (顎を十分引いた姿勢) を取っていなくて
「気をつけ」の姿勢だったり
反ったり、捻じれたりしている子が多い
・首や四肢 (4本の手足) をグッと縮めたり
グ~ンと伸ばしたりする動きを
あまりしていない子が多い
そのため首をはじめ全身の筋力が弱い。
そのうえ、生まれてくる途中に
・ゆがんだ骨盤にぶつかったり
・押し出されたり
・吸引・鉗子で捻り引っ張り出されたり
・帝王切開時に創部から肩を出すために
捻り引っ張り出されたり
つまり
・子宮の中でも頭と頸椎が捻じれたり
傾いたり…
・生まれてくる途中でさらにゆがみ
・生まれてからは重力が加わる世界で
重たい頭を支えるだけの
首~背中の筋力がないのに
頭をしっかり支えてもらえず
・緊張している背中に、手で刺激を与えられ…😩
胎児・新生児期から
強い筋力で守られた
ゆがんでいない頸椎・頭を持つ
団塊の世代の人達とは全然違う。
そのため
出生直後から
マイピーロネオⓇ・おひなまきⓇを使って
まるまるで育てられた子と比べると
使っていない子の頭~頸椎のゆがみは酷く
反って体はピンピンに硬い。
上手く抱けないため
さらに頭~首のゆがみが
いっそうひどくなってしまいます。
頭~頸椎のゆがみは
3DCT検査では、ハッキリ写るのだが
それを保健医療で受けられることは、まずない。
「知らぬが仏」では済まないと思うのだが…。
武田さんの質問②-------------------------------
これは大丈夫でしょうか?
かつ、バストは貧弱ではないため(😄)

少し右横を向いて
私に真ん中~左額をつけて
頭の重さを預けるように抱かれている。
鼻・口はふさがれることなく
自分の首~胴体には乗っていません。
むせたりした時など
撮影したものです。
この魔女ブログには載せなかったのです。
みんなそれぞれの国で
子どもを育てて来て今があるわけですから
生物としてそれなりに素手で
抱っこできるようになると思いますし
その方法を伝えていくことが
必要だと私は思っています。
女性にないとしたら
そこから改善に取り組む方法を
考えていきたいと思っています。
心配されていると分かり嬉しいです。
女性が外で働かなくなってから
まだ60年足らずしかたっていません。
各家庭に
・インスタントラーメン
・3K (カー・カラーテレビ・クーラー)
よりも10歳以上若い、当時の子ども達
(今の六十代半ばより若い人達) も
その母親達の暮らしも、激変。
洗濯機・掃除機・炊飯器が普及し
足腰を使う家事もしなくなり
車に乗って買い物に行く女性が増え
家の中で悪い姿勢で座って
女性の足腰は弱くなり
骨盤はゆがみ、子宮は固くなり
あぐら⇒体育座りが増え
指をなめられず
⇒手の甲をなめたり
それすらできなかったり…
肘は捻じれてしまい
私のような捻じれていない肘の人は
100人に1人もいないのが現状。

つまり
手の平をお尻に当てると
前腕 (肘と手首の間) は
赤ちゃんの背中を圧迫し
赤ちゃんは反り、体は固くなり、泣く。
子ども達はまだましで
その子ども達の体も大変で
と、心配になることがしばしば。
日本のそれらとは、全然違うと思う。
日本人もできるはず」
抱っこしなければならない状態があるとしたら
その問題に対する対応が必要だと思います。
抱っこに問題があるとしたら
補助具を使う工夫は必要に応じて
あっていいと思います。
・不快 (気持ち悪い・暑い・寒い・
痛い・眠いのに眠れないなど)
・お腹がすいた
・眠たい痛い
・痛い
あるとは思うがそれはわずか。
なぜなら、そのような痛みがある大人と
同じ頭~頸椎~胸椎のゆがみ方を
しているから。
しかも、最近の乳児の骨のゆがみ方は
大人より大胆・複雑で硬い…😩
新生児はほとんど泣かないと
私は子育て・孫育て・仕事の体験上からも
間違いないと確信している。
特に
ほとんど泣くことがなかったのは


おひなまきⓇも販売していなかった。
筋力も強かったため
快眠できたように思える。
スリングをお勧めしたい。
まるまる育児グッズも使いながら
子どもの発達を考えると
使ってほしくない品がほとんどだと思う。
首すわりに関する杉上貴子さんの見解に
武田さんは共感・賛同されているのですね。
寝返りやズリばい・膝ばいを上手にしていると
見える子でも
引き起こし反射をチェックすると
ブリッジをしてしまう子も珍しくありません。
首すわり・受け身が上手くできる体は
・ケガをしにくい体
・様々な動きができる体
だと、私は確信しています。
首がすわらないと
受け身を上手くとることは絶対にできません。
私の首すわり・受け身に関する見解は
『まるまる育児バイブル 第2版』
P11~12に書いているので
ぜひとも、参照にして
やりたいことを思いっきりできる体の子に
育ててあげてほしいと思う。
子どもだけでなく
親御さん達も、そんな体作りに励んでください。
私も90歳になるまで働けるよう
頑張っています!
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