魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

十二段家 賞味期限10分の出し巻き

2021-06-29 | グルメ(外食・中食)
6/29(火)は京都で施術と
オンラインらくらく育児クラスをし

明日は福井県若狭町での
施術会なので、京都でお泊り。

そこで夕ご飯。
「さて、何を食べようか?」

と、財布を持ってふらりと外に。

十二段家が開いていればそこで
閉まっていれば
フレスコで買い物を…、と

丸太町通りに出ると
おっ、開いている😄



30~40年前に一度だけ
ここで食べたことがある。

恐る恐る入ると
以前とは雰囲気が変わっている。



検温・消毒をして1階の奥の席に進み



<水菜>を注文し



カメラを手にウロウロ

瀬戸内寂聴さんの色紙、晴美さん時代のも。↓
   ↓


彼女は京大の小児科図書室で
司書として働いていたので
職場から歩いて約20分。

若いころからこのお店が
お好きやったんやな~とわかる。

前に来たときは
玄関から入ってすぐ右の
テーブル席だった。

お客さんがいっぱいで
店内をウロウロできるような
状態ではなかった記憶が…。



額・置物などの一部を
カメラに収めたが
薄暗くてうまく撮れず。

席に戻ると出し巻き以外の品が
運ばれて来たので



おひつのご飯をよそって
揚げナス・鯛の唐揚げを
食べ始めようとしたところで

出し巻きが😄

「熱いうちお召し上がりください」と



以前のように簀で巻いて
切ったのではなく
ふんわり巻いたのを2つに切ってある。 ↑

熱々のを箸で小さく切って口に入れると
出しが口いっぱいに広がり
しばし呆然😮 至福の時間…😌

これぞ京都の出し巻き🌝!

放っておくと美味しい汁が
出てしまうので
休むことなく食べ続け

「これは賞味期限10分やな~」と実感。

「賞味期限10分」とは

 夏の近鉄電車内で
 よく見かける広告ポスター

 賞味期限10分の くず切り

 これを食べに行きたいと思いつつ
 なかなかそのチャンスがないのだが

 「今年の秋口までには
  絶対に食べに行こう!」と決意。

女将さんの話によると
京都の多くのお店では

出し汁が出てしまわないよう
固くならないように
葛を混ぜているのだそうだが

ここは混ぜていない。
なので、賞味期限10分!

私はお茶漬けは食べないので
漬物が余ってしまった。

ところがご飯に乗せて食べると
美味しくってやめられなくなり

恥ずかしながら
ご飯をおかわりしてしまった。

こんなに白米のご飯を食べたのは
何年振り?

次回からは
漬物の半分は持ち帰れるよう
小さい容器を持参しよう。

あ~、どれも美味しかった。
ごちそうさまでした🙏

店を出る前、この   ↓
しゅわにゅろう ⇒
とは何かと尋ねると
牛肉のしゃぶしゃぶなのだと👀‼️

ここでしゃぶしゃぶが
食べられるなんて、知らなかった~。

旧トコカイロプラクティック学院ビルで
働き始めたのが、2007年の夏。

もう14年間もこの界隈にいるのに
徒歩2~3分のこの店に
何で入らなかったんやろ?

・フレスコにはよく行くのに
 室町通りから丸太町通りに出ていた。

・夜は開店していないことが多い。

・酒と魚を楽しむ店ではない

これからは、京都の出し巻き好きの
助産師などを連れて、時々は訪れよう。

このような伝統芸術的なお料理を
食べさせてもらえるお店が
無くなってしまうのは忍びないから。

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