温故知新 by メゾンゴルフ

ゴルフクラブの歴史と伝統 そして現代技術の融合により
摩訶不思議なゴルフクラブが出来上がりました(^^)v

これがゴルフ工房のお仕事 その3

2013-03-24 02:23:23 | グリップ交換

さて 長々とやっとりますグリップ交換

クラブを作るのにどれが重要で どれがどれだけなんてのは無いんですけど

あまりにも道具に対して無頓着なように感じるんですよね

 

クラブなんてなんでも同じだろ~

みたいなね

 

はじめたばかりの人はわからないではないけれど

ゴルフにそれ相応の時間を費やしてきたのだとしたら なんか寂しい結論だね

ま そんなトコロに行き着いてしまわないように 早めに手を打った方がイイでしょう

 

クラブから気持ちよさ 快感を得られないなんて

まるで○○○行って●●しないようなモンですから

 

 

 

下巻処理をする際 まず考慮するのはグリップ全体の太さで

その仕上がりを決める要素は グリップ自体の太さとシャフトの太さです

 

これもあまりご存じないかもしれませんが

シャフト

このグリップ部の太さもそれぞれあって 手元の太いもの細いもの

テーパーのきついもの 弱いもの とあります

 

例えば 手元の太いシャフトに通常径(グリップの内径)のものを装着すると

グリップが伸びた状態のなってかなり太く感じます

グリップ交換の際 よくあるのが軽量スチールを採用したアイアンセットに

ウェッジは重量級(ダイナミックゴールドなど)が装着されている場合

往々にして軽量シャフトは手元側が太くなります

軽量にするために部材が薄くなりますので 強度的に落ちますから太くしてこれを保つためです

重量級の方は その強度は考慮しなくて済みますから 太くならない

逆にそうしてしまうと 重量オーバーになってしまいますのでね

 

そういったことで アイアンの方はかなり太いグリップ

ウェッジは細いグリップ という組み合わせの方が 非常に多いのが現状です

 

 

これは どちらかに合わせておかないとフィーリングが違ったものになりますね

 

 

その太さを変えている?ことで何かメリットがあるのでしたら別ですけど

残念ながら違和感でしかないんじゃないかなぁ~

 

 

 

先ほどグリップの通常径(内径)という事がチラリと出てきました

これはグリップサイズと呼ばれるもので

0.58 0.60 0.62(インチ)

とサイズがあったのですが 現在の扱いはフリーサイズ?とばかりのものになってしまいサイズ選びはほとんど絶滅してしまいました

かろうじて生き残っているもので対応していますが これもいつ無くなることやら…ですので お早めに

 

クラブを手にしたフィーリング

ナイスショットはスウィング過程で生まれていると思っているかもしれませんが

それはバックから抜いた瞬間 手にしたその時から始まっている

という事をお忘れなく

 



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