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摩訶不思議なゴルフクラブが出来上がりました(^^)v

クラブヘッドを6面体として考えてみましょう

2015-02-12 00:13:29 | G-スイング

 

クラブヘッドを6面体として考えてみましょう。

ゴルフクラブのヘッドは「前後・上下・左右 それぞれが非対称な形状」をしています。

ここにサイコロのイラストがありますが、それとヘッドを照らし合わせてみます。
ここでは仮に1の面をフェイスとしましょう。

で、この1の面がボールと接触するただひとつの面となるわけですが…

一般によく見られるトップの形です。

ここから俗に言うオンプレーン、このラインに沿ってクラブを振るというのが常識なようですが、ひとつ確認しておいてほしい点があります。
それは「その運動方向に対して肝心の1の面はドコを向いているか?」です。

ここからスイングが進行していきます。
テークバックで通ってきたルートを戻っていく(なぞっていく)ようなイメージで体(肩)を左回転することで打つ。
ヘッドがプレーン上を通るということになるんでしょうか。
それとも腰を切った(勘違いした)ボディターンということになるんでしょうか。

 

もう一度、上の画像の状態でのクラブ姿勢、ヘッドの向きを確認しておきましょう。



文字通り腕(手)を使わず、プレーンをなぞってきた状態です。


となると…ですよ。
ここから以降スウィングが進行していくとなると、先の1の面(フェイス)は、どこを向いていますか?
この運動で一体いつ1の面・フェイスとボールが正対するのか不思議でならないんですが…どうですか?

スイングが進行していくにつれボールに最も近くなっていくのは5の面・ネック部になり、さらにこれを通過して見えてくるのは今度は3の面・ソール部です。

もしこのトップ位置から腕(手)を一切使わずインパクト付近まで進行したとすると、フェイスとボールが正対することはありません。

必ず空振りします。

ボールとの高さも合っていないですから。
なのにどういう形であれボールに接触しているということは、それは100%手打ちスウィングということになり、ヘッドはローテーションしているということになり、ディッシュアングルも失っているということになります。

普段テレビや雑誌に出てくるようなトップ姿勢を作り、これまた巷で言われる「手打ちをするな!」を忠実に守り、体を回転させていったにもかかわらず…です。

 



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