モンテネグロのポドゴリツァにあるハリストス復活大聖堂
(セルビア語: Саборни Храм Христовог Васкрсења (Saborni Hram Hristovog Vaskrsenja))は
セルビア正教会のモンテネグロおよび沿岸府主教区の主教座大聖堂
1993年に建築されたポドゴリツァで一番大きな聖堂です
※「ハリストス」とは「キリスト」の現代ギリシャ語・ロシア語に由来する転写
ポドゴリッツァの街中に入って来ました
小さな首都ポドゴリッツァは
第二次世界大戦時には甚大な被害を受けていて、70回の地上への徹底的な爆撃を受け4,100人が死亡したと伝えられています
現在、モンテネグロ国民(642,550 人 (2017年))の3分の1はポドゴリツァに居住しています
街の中心部は、破壊されつくし、現在、急速に新しい建物が建設されていますが、まだまだ途上にあります
正面に嵌め込まれたレリーフは、破壊された遺跡から持ち込まれたものか?
煌びやかなイコンの聖域にまず驚かされる
大聖堂中央のドーム
聖人をはめ込んだシャンデリアは、何の貴金属を使用しているか分からないが
精霊が上から降り注ぐ意味かしら、、、
床のモザイク模様は、箱根の「寄木細工」に似ている(*´▽`*)
↓ フォトは ビザンティン美術のながれの優れたモザイク画ではないか?
「ノアの箱舟」を描いているのでは、と思っているのですが、、、
ノアの方舟(英語: Noah's Ark)は、旧約聖書の『創世記』(6章-9章)に登場する、大洪水にまつわる、ノアの方舟物語
または、その物語中の主人公ノアとその家族、多種の動物を乗せた方舟自体を指す
「はこぶね」は「方舟」のほか、「箱舟」「箱船」などとも記される
眼つきが鋭い! 未来永劫のため☆
紋章の「双頭のワシ」
イコン(聖画)、中央のドアは聖人のみ入れます
聖人の中には色んな人種、宗派が存在しているように見えますが、、、
ハリストス復活大聖堂は
椅子が無く、来る人拒まず、また撮影は「よい」です
仕事を終わった人たちが、次から次へと礼拝に来ていました
教会の木製ドア
紋章「双頭のワシ」
ハリストス復活大聖堂と同じ年(1993年)に制定された紋章(国章)
国章はニコラ1世のものからキリル文字の頭文字「НІ」を除いたもの
国章の中心にあるのはヴェネツィア共和国のシンボルである聖マルコのライオンである
現在のモンテネグロの都市は1797年までヴェネツィア共和国に属していた
この紋章の「双頭のワシ」は、セルビア、アルバニアと同様、東洋と西洋をにらむという意味をもつ
※ モンテネグロ観光の資料がなく、ほとんど私見です(◎_◎)
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