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☆京都 * 鞍馬寺から貴船神社まで山越えて

2020-02-08 | ♥京都・奈良の旅

 

 

叡山電車「鞍馬駅」下車、巨大モニュメントの大天狗がリニューアルされていました

3年前、鼻の折れた当時の大天狗を目撃しています

 

 

 

リニュアールニュースは知らなかったので驚き、、、

過去記事 ⇒ ☆京都 : 鞍馬の「大天狗」と「あうんの虎」

 

 

 

 

(叡山電鉄)によると、昨年(2019.10.18)世代交代

デザインは、京都精華大学マンガ学科キャラクター・デザインコースの皆さま

コンセプトは、従来の大天狗のイメージを受け継ぎつつ力強さの中に

地域を見守る優しさやあたたかさを表現しました

 

新しい大天狗さまの撮影をし、鞍馬天狗や義経伝説で知られる「鞍馬山」から

和泉式部ゆかりの恋愛パワースポットで人気の「貴船神社」へと

神秘的で伝説のある自然に恵まれた、京の奥座敷へと向かいます

 

 

鞍馬寺の仁王門

この門は、俗界から浄域(鞍馬山)への結界

 

 

鞍馬寺・金堂(本殿)

ご本尊:「毘沙門天」「千手観音菩薩」

「護法魔王尊(天狗の総帥)」(サナト・クマーラ)の三身一体で「尊天」と呼ばれています

(鑑真和上の高弟、鑑禎上人が770年に毘沙門天を本尊として安置した鞍馬弘教の総本山)

 

 


「鞍馬寺」(金堂)の六芒星(金剛床)

「六芒星」は、尊天の波動(宇宙エネルギー)をイメージしたもので

ここに立つと自分の心と宇宙が一体化し、天からのエネルギーが得られるとされています

 

 

 

 

 

 

奥の院へと続く参道

 

 

貴船神社までの山越えがスタートします



 

 

 

鞍馬寺は、源義経(牛若丸)が幼少のころ天狗とともに修行した寺院で

鞍馬山もたくさんの牛若丸の遺跡が残っています

 

 

 

 

 

 

 

 

木の根道

杉並木が生い茂る中、木の根が露出した道を進むことから「木の根道」と、、

※冬場は積雪に注意

 

 

さらに山奥へと進むと、瞑想道場の「大杉権現社」があり

護法魔王尊のエネルギーが最も高い場所とされています

 

 


この奥にあるのが「僧正ヶ谷(そうじょうがたに)不動堂」

義経が鞍馬天狗と出会った場所と言われ

平家を討伐するための秘宝を授かったとされています

 

 

これ「六芒星」?

 

 

 

「義経堂」

厳かな雰囲気が立ち込めています

 

 

 

 

 鞍馬寺の奥院「魔王殿」

 

 

「尊天」のうちの一体、「護法魔王尊」をお祀りしています

人類を救済するため、650万年前に金星から地球に降り立った永遠の存在、ヒンドゥー教の

神話に登場する賢人「サナト・クマーラ」(サンスクリット語で“永遠の若者”の意味)のことで

クマーラが鞍馬になったとの説もあります

 

 

下り坂が続き、鞍馬寺西門の下の方から、川の流れる音が聞こえて

 

 

貴船川を渡ると、「貴船神社・本宮」ですが、先に奥宮へ参ります

奥宮は本宮の上流側700mの場所



 

貴船神社は縁結びの神様が祀られており、女性の注目を集めています

 

 

 

※その一方で縁切りの神、呪咀神としても信仰されており 怖!

実は貴船神社は 「丑の刻参り」でも有名な神社なんです

丑の刻参りなんて聞くと

藁人形を五寸釘で打ち付ける、そんな怖いイメージがありますよね?

 

 

奥宮:拝殿

奥宮は貴船神社が当初創建された場所

「黄船宮」と崇められた源の杜

※黄色は貴人を表す色

 

玉依姫(タマヨリヒメノミコト)が黄色の船に乗り

加茂川、貴船川を遡り、たどり着いた地だとされています

かつてはこの奥宮こそが本宮であり

その手前を流れる「思ひ川」で身を清めてお参りをしていたそう

今も深い緑に包まれ、神秘的な雰囲気を醸し出しています

 

 

原生林の中の古式神社に趣を感じ

後付けのご利益も、それはそれで楽しめますし

 

 

杉と楓が合体した連理の杉、恋愛にまつわるスポットが点在、、

 

 

 

 

 

 

和泉式部 歌碑

 

 

 

 

 

 

 

 

奥宮 御神木

 

 

 

結社(ゆいのやしろ)

(中宮)縁結びとして女性に人気

 

 

平安時代にはすでに縁結びの神様として信仰されていたそうで

夫との復縁を願った平安時代の女流歌人・和泉式部がお参りをしたのもこの社

 

 

貴船神社の鳥居の前に戻ってきました

いよいよゴールの貴船神社です

 

 

87段の参道石段を登り

 

 

貴船神社の「本宮」が見えてきました

ご祭神:高龗神(たかおかみのかみ)

 

 

貴船は、京都の水源地

古くから「水の神さま」として崇められてきました

貴船神社本宮は、全国に約450社ある貴船神社の総本社

(全国の料理・調理業や水を取扱う商売の人々からも信仰をあつめています)

 

 

貴船神社・本宮の石垣から湧き出る天然水は、霊験あらたかなご神水

 

 

貴船神社の「水占い」は、よく当たると人気があります

 

 

再び本宮の桂 ご神木

 

 

 

 

 

 

 

 

絵馬の発祥の社

休憩処の前に建つのは、2頭の馬の像

貴船神社は“絵馬発祥の地”

かつて日照りや長雨が続くと、朝廷は、水を司る神様を祀る貴船神社に勅使を派遣していました

降雨を祈願するときには「黒馬」を、止雨を祈願するときには「白馬」を奉納し

実際に生きた馬を献上していたそうが、平安時代には儀式が簡素化され

板に馬の絵を描いた「板立馬」が奉納されるようになり

これが現在の「絵馬」の原型になったのだとか

 

 

 

 

駆け足でしたが、例年の1月は雪が深く敬遠していました

今年は暖冬で「十六社朱印めぐり」の前日に出かけてみました

 

 

京都の奥座敷、鞍馬&貴船

鞍馬・貴船の山越えハイキングのモデルコースは

「叡山電鉄・鞍馬駅」→(60分)→「鞍馬寺・金堂」→(20分)→「木の根道」→(30分)→

「魔王殿」→(30分)→「貴船神社」(本宮、奥院、結社)を目安にして下さい

 

 

 

 


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