
山梨県の伝統的な「ほうとう」は知っていたが、「吉田のうどん」は初めてです
富士北麓は、冷涼な気候と溶岩に由来する土壌ゆえに稲作が困難だったため
伝統的に小麦を中心とした粉食料理が日常食とされていました
「吉田」の語源となっている富士吉田市は海抜が650mから900mであり
年間平均気温が11度と冷涼であり火山性の土壌のため稲作に適さなかったため
代わって栽培されていた大麦、小麦を粉にねったすいとんを主食としていました
江戸時代には富士講が隆盛を極め、北麓地域では吉田宿や河口宿など富士参詣者相手の御師町が成立
そのなかで参詣客を相手にうどんも売られ始めました
しかし専門の店舗を構えたものではなく、一般の居住用家屋を昼時だけ開放してうどんを供したといわれる
今でもその名残で、看板も暖簾も掲げない居住家屋の一階居間を利用した店舗が多く見られます(参照Wikipedia)
topフォトの「桜井うどん」の暖簾をくぐって~、なるほど普通の田舎の食堂と申しましょうか、、、
お昼を過ぎていましたが、客足は途絶えず人気のお店だと分かりました
キャッチフレーズ ⇒ 元祖キャベツうどん。シンプルな味はやみつきになる美味しさ!
具は茹でたキャベツと油揚げ(かけうどん:350円)
お醬油味で、コシ、硬さ、太さに特徴を持つ吉田のうどん
自家製のすりだね(薬味 )↓
素朴で飾らないシンプルなうどんは、伊勢の伊勢うどんにも通じる癒しのお味です
駐車場 は分かりにくいですが
狭い路地に入ったら、お店は左折しますがそのまま直進
普通のお家の庭のような感じです
只今、吉田のうどんスタンプラリー中です コチラ
※2017.12月7日の記録より
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