1945 La capitulation du Japon:
日本の降伏に関してここまで詳しい日本人はそうたくさんはいないだろう。
日本の敗北署名の代表が何故重光なのかは、不明、というより、皆が嫌がったから仕方なく重光が引き受けたのだろう。それにしても勝敗を明確に記録し固定する、完璧な演出である。この場面に「日本人精神」の美を感じることはまったくできない。民草が民草のまま敗戦の、屈辱の風雨にさらされ踏みつけられている。大日本帝国は雲隠れしていて、これでよく戦争をしたものだと、人材の、人間力の圧倒的な差を感じる。「大日本帝国」はかくも実体なきものだったのかと、あまりの空虚さに愕然とする。
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Un oeil sur la planète - Japon
福田氏が総理なので、少し古いドキュメントだが、いろいろ勉強になりました。一番印象に残ったのは、やはり迫りくる高齢者社会。65歳以上の四人に一人、80歳以上の二人に一人が認知症の危険があると、先週の週刊現代に書いてあった。読んだ後、外に出て、歩いている人たちの顔をまじまじとみたが、たしかに「もう終わっている」という老人の顔、表情をたくさん見た。老老介護ではなく、認認介護の時代がそこまで来ているらしい。
Cool Japanやハイテクロボットの日本も見知ったが、最終的に一番勢いのある日本文化は間違いなく「漫画」だろう。漫画力が他の分野にどれくらいの波及効果を持つか、すべてはそれにかかっているような気がする。