日本のウィスク・イー社のためにセレクトされた樽を瓶詰めした
シングルカスクです。21年熟成で52.4%。
これも通のためのウィスキーだと思います。けだし、ひと口めが
セメダインのような溶剤の匂いが過ぎり、その後でシトラス等の
強い香りが先行するウィスキーだからです。
ちなみに裏面のラベル表記を引用すると「インペリアル蒸溜所は
1998年に生産がストップし、再開は絶望的と言われています。
この1991年はバニラ、ホワイトチョコの香り、絹のような滑らかな
口当たりに、甘い麦芽とシトラスのフレーバーです」とあります。
瓶詰め業者については「1698年に創業したBBR(ベリーブロス&
ラッド)は、18世紀からロイヤルファミリーにワインを供給し、2つの
王室御用達勅許状を授かっているロンドンの老舗です。豊富な
知識と確かな目利きにより素晴らしい樽が選ばれ、加水、冷却
ろ過、カラーリングなしで瓶詰めされています」とあります。
日本にもこういった文化が根付いてくれるといいなと思います。
感謝!