日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

雑草だけの土面の雑草の取り方

2024年08月11日 | 社会

西洗公園南門を入ってすぐ右側は昔はソメイヨシノが植わった樹林地でした。しかしやせた土地だったのでしょう、ソメイヨシノは弱ってしまい、十数年前に枯れてしまい、全部伐採しました。その後、何も木を植えなかったので雑草生い茂る草原になってしまいました。西洗自治会は刈払機で年に1回刈ることで雑草対策としてきました。

結果は、雑草が生い茂っている期間の方が長く、草刈り回数を増やすか、雑草取りをやるかが問題でした。誰かわからないのですが、個人的雑草取りボランティアがいて、雑草取りをやってきた形跡があります。しかしやり切っていないため、雑草が生い茂る状態が今日まで続いています。

西洗公園愛護会事務局としては、すでにこのブログで書いたようにすぐ雑草が生い茂るような雑草対策はやめたいと思ってこのエリアの観察を続けてきました。

ソメイヨシノが伐採され、日がよく当たる場所になっており、雑草にとってはよい生長環境になっています。このエリアについては西洗公園愛護会は、青空市場など開催できるインターロッキング舗装広場に活用してほしいとの要望を持っており、港南土木事務所に検討をお願いしていますが、事務所がどう動くか現時点ではわからない状態です。

そこで西洗公園愛護会事務局は、いろいろな経験知識を増やすため、ここで雑草対策実験を行っています。

このエリアは、南側に道路があり、石積擁壁があり、擁壁から約40cmぐらいの平面の土面があり、鉄柵があり、同じ高さの平面が北へ約9m広がっています。エリアの東側は樹林地になっており、木蔭になっているので刈払機による草刈りのあと、すぐ雑草が生い茂るということはありません。

問題のエリアは南北約9m、東西約7mです。よく観察すると、南の方は芝生が生きています。北に行くにしたがって芝生が弱くなり、北の方、全体の2/3は芝生がまったく生えていません。雑草のみの面になっています。

芝生が生えている南の方は芝生を生かすように丁寧に雑草を一本々々鎌でとる必要があります。この方法で簡単に美しい芝生面が復活します。

北の方は、片刃信州鎌で、土面を約3,4cmの厚さで切り、はぎとるのが一番簡単な方法だと思い、今日は南北50cmぐらいの幅で、雑草のひげ根の下に刃がはいる状態で、土面をはぎとりました。意外に鎌の刃で土を切ることは簡単で力はいりませんでした。根が張った面をきれいにはがすことができます。

この作業を一気に雑草だけの面に応用すると、草なしの広い土面が露出し、大風で土煙がたつ恐れがありあります。雑草面はがしは、南の方から様子を見ながら北の方へ広げれば雑草とりは完了です。

とった雑草は土をやわらかくするため、とった場所にすきこめばいいのですが、今、公園南西部にある築山の南面の崩れの修復に使っています。日本古来の山の斜面修復技術を応用して修復中です。自分でも驚いていますが、修復は順調です。枝、落ち葉、とった雑草を有効活用して安定したのり面を復活させます。最終的には土面にして芝生を繁茂させます。日がよくあたる南面です。芝生ののり面を再生できると思っています。(注)この技法は自宅の庭ののり面で成功しています。

南の方の雑草取りは、夏祭りのために、8月18日、西洗自治会生活環境部公園担当は、自治会員を動員して公園清掃を行います。落葉掃除が主な作業ですが、集まった会員に余力があれば鎌を使った雑草取りに挑戦してほしいと思っています。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 西洗公園南側の外周も雑草と... | トップ | 災害対策として防災拠点があ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

社会」カテゴリの最新記事