
小松菜、収穫!
まだまだ成長したのでしょうが、アブラムシの被害が徐々に広がっていたので、やむなく終了。それでも、中くらいの大きさのざるいっぱいに収穫できたのですから、大満足。永田野菜づくりを始めて、一番最初のまとまった収穫となりました。
収穫した小松菜を水洗いするとき、アブラムシがついていないか細心の注意を払いました。買ってくる野菜に虫がついていることなんて滅多にないので、水洗いの際虫に対してそんなに神経質になりませんよね。けれどもこうして自分で育てた野菜を洗うときには、自分で虫を取り除かないといけません。いつもは誰かが代わりにやってくれてはるのだなぁと、改めて感謝する気持ちになりました。かつ、もし買って来た(宅配で届いた)野菜に虫がくっついていたとしても、もう大騒ぎしないだろうなぁと思います。野菜に虫がつくなんて当たり前。野菜を育てることで、そういう感覚を頂きました。

小松菜のお浸し おもてなし風。
貴重な収穫ですから、ね。

ついでに、お夕飯の「鮭ご飯」。
これは、母直伝のメニューです。お酢飯に、焼いた鮭、大葉の刻んだもの、煎った白胡麻を混ぜ込んだお寿司ご飯。お酢飯にはあえて砂糖を加えず、お酢のみの味付けのほうが美味しいと私は思います。
母は料理が上手ですが、「料理は好きではない」と言います。ずっと働いていた人なので、料理は必要にせまられてするもので、楽しむものではなかったのでしょう。それでも彼女は、自分で作ることにこだわり続けました。どんなに忙しくても、出来合いのものを買ってきて子どもに食べさせるということはまずなかった。そんな人に育てられたので、私も「自分で作って食べるのは当たり前」ということを自然に身につけたように思います。そのことに関して、私は母にとても感謝しています。それと同時に、彼女が二人の子どもを育てることに精一杯で、上手な料理も楽しむゆとりがなかったことを思うにつけ、胸がちくりと痛みます。