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京都生活手帖

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お誕生日に、ケーキを焼きました

2008-02-11 20:21:14 | 育つの軌跡


帰省のためしばらくお休みしていましたが、今日ぶじに京都へ帰って参りました。
帰省中、お義母さんがもうまもなく1歳になるこ初々さんのお誕生会を予定していてくださり、「一緒にケーキを焼きましょう。」とおっしゃってくださったので、二人で楽しく力を合わせてケーキを焼きました。がしかし!一作目は、なんと写真のようなへんてこなものが出来上がってしまったのです!ケーキ生地をオーブンに入れて間もなく、ぶーんとものすごい勢いでふくれあがったかと思ったら、生地が型からどろーんと飛び出し、それがおさまるとまたまたぐーんと生地が縮んでいき・・・最終的には、この鉄兜状態。オーブンの前でお義母さんとふたり、どんどんとえらいことになっていく生地を見ながら「きゃー!」「どひゃー!」「どうしようどうしよう。」「え~なんで!?」と悲鳴をあげあっていたのでした。こう見えて(どう見えて?)負けず嫌いの私、一人でチャレンジしていたらすぐに「きぃぃぃ!」となって放り出していたこと確実ですが、どういうわけか二人で力を合わせてやったことの結果にはそれほどへこたれず、もう一度チャレンジ。お義母さんとふたり、またオーブンの前でどきどき、きゃーきゃーと言いながら作ってみたところ・・・



そのリベンジ作品が、これ。もう拍手喝采、会心の出来です!大満足。嬉しいな~。だいたい、私はスポンジを焼くことに成功した試しがないのです。これまで何度かスポンジケーキを焼くことにチャレンジしたことがあったのですが、ふくらみが悪かったり、下のほうが固くなったり、ふくらんだかと思ったら冷ます間にびよ~んと縮んだり・・・ほとほと嫌気がさして、「もう作ってやらん!」と放り出し、いつもシフォンケーキでお茶を濁していたくらい。あぁお義母さんのおかげで、やっと美味しいスポンジが焼けました!



こ初々さんも、お口のまわりにクリームをいっぱいつけながら、主にイチゴをがじがじと美味しそうに食べていました。今回従姉妹ちゃんたちは風邪でダウン中だったため、大人たちだけのしっとりお誕生日会。こ初々さんはおばあちゃんからくまのぬいぐるみを頂いて、胸にひしと抱いて、そりゃもうこちらがびっくりするくらいの気に入りようでした。よかったね、こ初々さん。もうすぐお誕生日、おめでとう。
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指編みパーティー

2008-02-06 09:25:37 | 育つの軌跡


指編みパーティー、開催!
当日残念ながら来られなかった親子さんが2組いらしたので、3組の親子でこじんまりと指編みの会をしました。時折赤ちゃんたちが「うえーん!」と泣いたり、「おっぱーい!(通訳)」とはりつきにきたり、「眠いのだー!(通訳)」といったりするのでその対応におわれながらも、なんとかそれぞれ指編みを楽しむことができました。こういうとき「赤ちゃんフリー」な人がいるとずいぶん助かるのですが、オットはほかの赤ちゃんに人見知りされてしまって「ごめんごめん・・・」とお部屋にもいられず・・・若い女性でこんな会に興味のあるかた、ぜひふるってご参加ください。お待ちしてまーす。



これが、指編み用に買ったAVRILの糸です。太めの白い糸をベースに、グリーンのモヘアと茶色の飾り糸をひとつにひきあわせたもの。「こんな感じがいいんですけど」とお店の人に相談すると、色々な糸を持って来て、その場でさくさくっと指編みをして「こうなります」と見せてくれるんですよぉ。すごいですね。もちろん作るものと大きさを伝えれば、どれくらいの量の糸が必要かも教えていただけます。



指編みの会当日、何故かはりきって5時半に起きたこ初々さん・・・こんな朝早くからすることないしな、と思って、試しにとりかかってみた指編み・・・いっきに編めてしまって、指編みの会までに完成。ははは。指編み、簡単ですよ~。




ちょっとヘルメットみたいだけど・・・
家の中でかぶせると嫌がってすぐにとってしまいますが、ベビーカーにのせているときにかぶせると機嫌ようかぶっています。寒いんだろうな。

この日ひとりのおかあさんが「家に子どもと二人でいるとこの時間には煮詰まってくるのに、みんなでいるとそんなことなくて、楽しい!」とおっしゃっていましたが、あぁその気持ち、痛いほど分かります。特に二人きりで家にじっとしていられないタイプの私にとって、こうしてちょくちょくと集まっては遊んでくださるお友達の存在はとっても貴重なんです。そしていつも不思議に思うのは、こうしてお出会いする人の中に「この人は・・・」と思うような、嫌な人ってひとりもいない。「類は友を呼ぶ」なのでしょうか、それぞれに個性はだいぶ違いますが、なんとなく「波長」が合うひとばかりです。よく「子どもがいる、というだけが共通項の人とうまくいくはずがない」というようにおっしゃる方がいるようですが、「こどもがいる」という共通項がなければ知り合うことのできなかった方々にこうしてご縁あって出会うことができて、本当によかったなぁと思います。きっとこれからも二者関係(あるいは家族)だけで閉じずに、オープンでさえいれば、不思議とよいつながりができてくるのではないかと期待しています。
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指編みを習いました

2008-01-22 22:13:02 | 育つの軌跡


下鴨神社、糺の森(ただすのもり)のせせらぎとともに。
保育所へ行くときは、たいてい下鴨神社糺の森の中を歩いて向かいます。四季折々変化する森の中を毎日のように通ることが出来るのは、とても恵まれているなぁと思っていますが、京都に住んでいるとどこもかしこもが「生活圏内に世界遺産」なんですよねぇ・・・というのは今日気づきました。



保育所で指編みを習ってきました。これは、こ初々さん用のマフラー(まだ未完成)です。オットとともに保育所へ行き、オットも指編みをしていると、先生が「わ~!お父さんも指編みしてはる・・・!」と驚きの声をあげたかと思ったら、「写真とっとこ!!」と指編みするオットの写真撮影。きっと保育所通信か何かに「お父さんも指編みに参加されました。ほかのお父さんたちも来てね~!」と宣伝されるんだろうなぁ。世のお父さんたち、もっと保育所へ行きましょうね~。「父の会」を立ち上げたら、参加してくださる方おられるだろうか・・・

指編みはとっても簡単で楽しいですし、子どものものだったらすぐにできちゃいます。今度指編みパーティーをしたいなと思っていますので、ご興味のあるお母さんはご連絡くださいませ。(もちろんあかちゃんのおられない女性でも構いません)
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赤ちゃん集合、断乳のおはなし

2008-01-16 17:35:32 | 育つの軌跡


友人宅に、赤ちゃん5人集合。
これだけの赤ちゃんが一カ所に集まると、なかなか壮観です。それも「一カ所にじっとしている」月齢の赤ちゃんたちではないので、興味をひかれるものがあると皆一様にわらわらと集まっていき・・・さながら「バーゲン会場みたい」と、あるお母さん。本当に「赤ちゃんで混み合っております」という感じになって面白いんですねぇ。そして赤ちゃん同士刺激しあったせいなのか、家に帰ると夕方だというのに2時間も爆睡。そのお昼寝(お夕寝?)のせいなのかなんなのか、何故か夜中の3時半にむっくりと起き上がり、1時間近くも機嫌よく遊んだこ初々さんです。「付き合いきれんわ~」とハハははしゃいでいる子を放っておいたのですが、子は「しめしめ」とばかりに携帯電話をいじりまわし・・・真夜中にお母さん友達宅へ電話をかけてしまったのでした。迷惑きわまりなくてすみません~。

ところで今日は、おっぱいマッサージを受けているところで、先輩お母さんたちによる断乳体験談を聞けるということで参加してきました。夜中にぐっすり眠れない日々が続いており、「早くおっぱい辞めたいよ~」という気持ちが高まるなかでの参加。・・・だったのですが・・・お母さんたちの話を聞いていると、おっぱいが大好きな赤ちゃんたちがそれぞれに頑張っておっぱいとバイバイしていった様子があまりにいじらしくて胸がいっぱい、目頭さえ熱くなってしまったのでした。そうしてしまいには「ま、別におっぱい早く辞めんでもいっか。」という気持ちに。なんて今は感極まって言っておりますが、また夜泣きんぼこ初々さんを抱っこする頃になると「やっぱり早くおっぱい辞めましょうね~」と宗旨替えするんだろうなぁ。

おっぱいを辞めることに関しては、「断乳」といったり「卒乳」といったり、またその時期なども諸説あるようです。「断乳」というのは桶谷式で使い始めた言葉で、その言葉通り(親の側がリードして)おっぱいをきっぱりと「絶つ」やり方ですが、近頃では赤ちゃんがおっぱいを自分からもういいよ、というまで待つニュアンスを含む「卒乳」という言葉のほうが好んで使われている様子。言葉にしてもその方法にしても、どれがいいのかということは一概に言えませんし、おそらく科学的に比較研究されているわけでもないでしょう。ですからこれは私の個人的な考えですが、子ども(の将来)にとってどれがいいかと検討するよりは、「いかに自分(ハハ)が、これでいいんだ、よかったんだ、と思えるか」どうかということが大切なような気がします。

お世話になっている助産師さんは、断乳とは「おっぱいがなくても(心身ともに)大丈夫、と子どもの力を信じて、頑張りなさい、お兄ちゃん、お姉ちゃんになりなさいと背中を押してあげること」とおっしゃいます。それを聞いて私は、「あ、私はこのやり方でいってもいいな」と思えました。それはそのやり方が今後赤ちゃんの自立心を育むだろうからでも、栄養学的におっぱいよりもご飯のほうがいいからきっぱりと切り替えるためでもなく、ただただ「子どもの力を信じて、背をおしてあげる」という考え方に親和性があったからです。もちろん「子どもが自分から自立していくのを見守る」という考え方を否定するものではありません。ですが、子どもが「ちょっと大きな自分」になるために頑張る機会があり、「頑張った、できた」と思えることって素晴らしいな。私はそう思ったのです。

そんなわけでこ初々さんがお姉ちゃんになるために頑張る日がくるのを、寂しいはんぶん楽しみにしています。
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こたつの上の人まね子ざるちゃん

2008-01-12 20:46:16 | 育つの軌跡


こたつの上に、どっかりと座るこ初々さん。
その視線の先は、テレビ。私よりもオットよりも誰よりも、テレビが一番よく見えるいいポジションにちゃっかりいるんだなぁ。おとな二人がご飯を食べているときでもお構いなしによじのぼっていき、おとな二人と同じ目線でお食事。1ヶ月ほど前にこ初々さん専用の木の椅子を購入したのですが、そんなものにお行儀よく座ってお食事なんて今のところまだ夢のまた夢です。基本「立ち食い」ですからね・・・やれやれ。

そんな野生児こ初々さん、最近は人まね子ざるちゃんです。携帯電話を渡すとしっかり耳にあてて、「あ。あ。」とお話を始める。テレビのリモコンを持つと、ちゃんとテレビに向ける。うーむ、こんな日がこようとは。・・・って以前にもどこかで言った台詞だな。しかしどうせ真似をするならば、「こたつに入って、ちゃんと座ってご飯を食べる」のを真似してくれたらいいんですけどね。そういうわけにもいかないようです。

さて話は変わって。本屋さんに行くと、びっくりするくらいたくさんの教育雑誌が売られていることに気づきます。何となく表紙の見出しを見ただけでひるんでしまい、怖くて中を読めないのですが・・・だって「子どもを本好きにするには」なんて見出しが踊っているんです。す、すごいなぁ・・・世の親御さんたちは、子どもを本好きにしたいのか・・・そんな需要があることも知らなかったです。私(とオット)はあまりに本が好きなので、子どもだろうと大人だろうと「本が好きではない」という状況をうまく想像できないのですが・・・きっと「子どもを本好きにするには」というマニュアル?が必要なのは、「本は好きではないけれど、読まなければいけない」という義務感を持っておられる親御さんなんだろうなぁ。好きではないのに「せねば」という義務感を感じてしまうってあんまりハッピーではないですよね。そして自分がしてこられなかったことを、やはり子には望むものなんだなぁ・・

と他人事のように書いていますが、自分の胸にしっかりと手を当てて考えてみると、自分の中にもふたつだけ「自分がしてこられなかったことで、子に望むこと」があります。一つは、「自然と親しみながら生活をする」。もう一つは「信仰(信心)をもって生活をする」。都会育ちで、特定の信仰を持たない私はどちらも(その成長の過程で)叶わなかったことです。しかし自分のコントロールなど及ばないことがあることを知り、自分を超えた存在とつながって生きることは、きっと彼女の人生を豊かにしてくれるだろう。そう思うのです。
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