サンタクロースにもらった、「my水筒」。
今まではコップ式の水筒を使っていたため、自分では「コップにお茶をついで、飲む」ということができなかったんですよね。しかしこれを持たせてやると、「いつでものめる~♪」なんて言って大喜び。自由な気分だろうね、うふふ。
そんなところで自由を味わっているこ初々さんですが、今日は朝から「幼稚園いきたくない!」とゴネゴネちゃんでした。起きたときにすでに「いかなーい」と泣き、それでもなんとなくなだめて朝の儀式(お着替え、朝食、洗面)まで終わらせたのですが・・・「名札をつけよう」となったときに「幼稚園いかない!」と大号泣が始まりました。これはちょっと自転車で行くのは無理かな・・・と思い、ずっと抱っこをしてやるためにタクシーをつかまえて向かおうと思ったのですが、玄関を出るところで「くつ、くつはく~!!!」。なんというか、ごねながらも「行かなければならない」ことがしっかりと分かっているのですよねぇ、余計に不憫だ。もちろん靴をはいても泣き止みませんでしたが、「自転車とブーブどっちがいい?」と聞くと、「自転車」と言うのでこれもまた不憫・・・「ぜったいいやだ!」という時には自転車のかごになんて乗ってくれませんから、「いやだ」と言いつつ、どこかで諦めている部分があるのでしょうね。しかし泣くことに関してはものすごい頑張りやさんのこ初々さんなので(昨日も幼稚園で1時間全力で泣いたそうです)、10分くらいの道中も大泣き。道行く人たちがみんな一斉に振り返るくらいの大声で、頑張って「いかない!」と言い続けます。そんなこ初々さんに私が出来ることといったら、「これはこの子が通らなければならない道」と信じて、幼稚園に向かうことを一瞬でもためらわず、「楽しいことが待っているよ、行っておいで!必ず迎えにいくから」と言い続けることだけでした。結局幼稚園の前に来ても私にしがみついて離れず、先生にひっぺがされて門の中へ消えてゆきました。泣き声をとどろかせて。
いやしかし、「このままスムーズにいくことはないだろう」とは思っていましたが、今日になって「行きたくない!」が出てきたのはなんでなのでしょうね。今までやせ我慢で頑張っていたけれどもついに頑張りがきかなくなってきた・・・というのもあるでしょうが、なんとなくそれだけではないのではないかなぁと思います。こ初々さんのこれまでの成長過程を振り返ってみて思うことは、「ここで頑張らないと、このまま(自分の意に反した方向に)いってしまう~!!」という危機感を抱いて大抵抗をする(できる)子どもだよなぁということでした。基本的には甘えん坊ちゃんなので、「主張したら、どうにかなるかもしれない」とどこかで思うタイプなんですよね。まぁ、そういうふうに私がしてきたというのもあるでしょう。とにかく「瀬戸際で、主張する(できる)」子どもで、例えばおっぱいにしても、「自分で歩く」ということに関しても、「それは嫌なんだ!」と全力で抗ってきました。今回も「幼稚園に行くよ~」とずっと言われ続け、なんとなく幼稚園へ行ってみていたけれども、ふと「これは、もしかして、ずっとお母さんなしで幼稚園に行かされるということなのか!!」ということにようやく気づき、「こりゃいかん、行きたくないといわなければ!」というふうになったのではあるまいか。そんなふうに今は解釈しています。ですからもう本人が、「言ってもだめだ」と思うまで同じことを同じ態度で反復するよりほかありません。可哀想ではありますが、結局は「言ってもだめだ」と諦めてもらうしかないのですよね。でもそれを可哀想とだけ思うのではなく、子どもにはまだ見ることも、想像することもできない、「その先にある、楽しい、輝く時間」を親が信じて、ともに歩んでいけるといいのだろうなぁと思っています。
またおかあちゃんは「ちゃーはんごはん」を作って待っているよ!