
成長するにつれ、写真の数が圧倒的に減っている・・・特にこの半年は忙しかったので、あんまり写真が撮れていないことに気づき、慌ててパシャパシャと撮っています。これは、棒つきアイスクリームを堪能する姿。なにしろ食べることが極端に遅い人なので、今まで棒アイスなど食べさせてもらえなかったのですが、「ちゃんとさっさか食べる」ことを条件に買ってもらい・・・ご満悦。午前中の幼稚園帰りに買ってからおやつまで、10分おきくらいに「いまなんじ?」「もうおやつのじかん?」としつこく聞くくらい、楽しみにしていましたねぇ。あんまりにしつこいので、「そんなに先のことばかり気にせんと、今を楽しみなさい、今を!」と母から言われる、かわいそうなひと・・・

家に入り込んできたショウリョウバッタを、ぽいっとつかまえました。ええもちろん、自分で。まぁとにかく、裏庭も隣家も草ぼうぼうなので、いろんな虫が我が家にやってきてくれます。夜もカーテンを全開にして灯りをこうこうとともしているので、網戸にバッタやらカナブンやらカミキリムシみたいなものやら蛾やら何でもひっついているんですねぇ・・・そしてどういう経路を辿ってか知りませんが、家の中にもちゃっかり入ってきます。そうすると、こ初々さんは大喜び。でも一度カミキリムシをつかまえて、こ初々さんが絵を描いた紙を切らせようとすると、「これ切らせないで!」と半泣きになっていました。ごめんごめん・・・

こ初々さんが撮った、ショウリョウバッタ。けっこうよく撮れている。ショウリョウバッタって、なんだかかわいいですよねぇ。一度家の中に入ってきていたのを無視していたら、ぶーんと飛んできて私のシャツにぴたっとくっつきました。見下ろすと目が合って、「助けてくれっていうことね。よしよし、庭に返してあげよう。」という気になるのだから不思議なものです。私もあれほど恐ろしかった虫がかわいく感じられるなんて、人間成長するものだとつくづく思います。

子どもってまだ指先を上手に使えなくて、食べ物を口に運ぶと、押し込むようにしますよね。そのぎこちなさが、すごく可愛くて好きなんです。ひょいと食べ物をつかんで、ぽいと口の中に放り込めるようになるのって、何歳くらいからなんでしょう。

お誕生日を迎えたおとうちゃんに、一生懸命お手紙を書いているところ。升目のひとつひとつに、字らしきものを埋めていきます。今朝は同じ要領で、「地図をかいているの」と言っていました。何でも、「おかあちゃんが迷子にならないように」だそうです。方向音痴なおかあちゃんのために、一生懸命お仕事をしとってくれてです。
とにかくもう、何遍も言いますが、3歳って本当にかわいいですね。心底、「時間よとまれ」と思ってしまいます。時々、「こ初々ちゃん、もう大きくならんといて~寂しいから。」なんて言ってしまうと、「だめ~!こ初々ちゃん、お姉ちゃんになるんだもん!」と言われてしまいます。そうだよねぇ、無理なことを言ってごめんね。「おかあちゃんだいすき~!!」と始終くっついていたり、「すんごいチュウしてあげる!」と熱烈なチュウをしてくれたり、「だっこ、だっこ~!」と言ってくれる期間は、もう折り返しを過ぎてしまったんですよね。この時間の有限性をひしひしと感じるようになって、彼女に向けた言葉をそのまま自分にも向けなければと思います。「今を楽しみなさい、今を!」 プリプリせんと、抱きしめていたいなぁとしみじみ思う今日この頃です。