
知人の絵描きさん、みたにゆきさんの絵本原画展へ行ってきました。
展示会は、「おてらハウス」というところ。ここは大善院というお寺の一角に建設された貸ギャラリーとカフェのようです。珍しいですよねぇ、京都ならではという感じがします。ギャラリーは靴を脱いであがるので、床にこ初々さんを置いて放っておけるのも有り難かったです。余談ですがこのギャラリーで、こ初々さんは初めて歩きました。といっても、ギャラリーに置いてあった椅子を押しながらですが。その椅子がちょうどよい重さで床を滑ってくれるようで、こ初々さんは嬉々として椅子を押しながらギャラリー内をくまなく散歩・・・やかましくてすみませんでした。

みたにさんの絵本「やさしい雲」を、夫婦ふたりぶん買ってきました。
とても色合いがやさしくて素敵です。そして絵本のストーリーも、「生きていくって、こういうことなんだろうなぁ」と感じてしまうような、ちょっぴり哲学的な内容のように私は思いました。「じぶんが、じぶんが」と言っているうちは苦しい、でもどこかで(他者に)明け渡すことができたら・・・そこには全く違う風景が広がっているだろう。これが私の感想です。
みたにさんの展示は27日までです。京都在住の方、ぜひ一度足を運んでみてください。おてらハウスは、仏光寺柳馬場を一筋南にさがったところにあります。