
友人たちに誘われて、御室仁和寺の桜を見に行ってきました。
実は仁和寺に行くのは初めて。どうしても「東寄り」というか「東贔屓」な私たち、なかなか西の方へは「えいや」と行かなければ行く機会に恵まれません。平日だというのにものすごーく混雑していましたが、真っ青の空に遅咲きの桜が映えて美しく、思いきって行ってよかった~!仁和寺の御室桜はみな低木なのですが、オット曰く「粘土質の土で根がはりにくいため」なのだそうです。ふーむなるほど。

ついでに近くの龍安寺まで足をのばす。
枯山水の石庭の背景には、見事に満開の枝垂桜。美しいですね。
このプチ旅に誘ってくれたのは、この春から京都に移り住んで来た友人たちふたり。どちらもナースで、現在京都の病院で緩和ケア(ターミナルケア)に携わっています。ほんの数ヶ月前までまさか彼女たちが京都にやってきて、ご近所で楽しく仲良く共に暮らせるとは思っていなかったので、こんな素敵なことができるなんてまるで夢のよう。京都へやってきた時は友人ゼロだったので寂しく思っていましたが、今は子どもを通じて知り合った方々に加え、こうして旧知の友人に囲まれて、とてもとても嬉しく思っています。常日頃から思っているのですが、こうして志同じくする仲間達で寄り集まって暮らせたらどんなにか楽しいことでしょう。それを阻んでいるのは、やっぱり仕事。住みたいところに仕事があるとは限らないんですよね。彼女たちが「京都に住みたい」と言ってやって来れるのは、やはりナースだから。看護という仕事は、人間のいるところならばニッポン全国どこにだってあるわけです。しかしもちろん仕事があるからといってその質には差があり、自分と志を同じくする仲間とともに働ける場所というのは限られるのですが、今回彼女たちは新しい職場で素敵な仲間たちに出会えたよう。ちゃんと呼び合っているんですねぇ。
これからも新しい仲間たちと楽しく暮らしていきたいと思っています。