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京都生活手帖

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抜糸をしました

2007-08-09 21:07:47 | 育つの軌跡


お座りが様になってきたかな・・・
しかしこの写真の5秒後には、見事に横に倒れて頭をごん!!「まだ自分でよう座らんうちは、あんまり座らせんほうがええよ。」と助産師さんに言われていたにも関わらず、新しいことが出来るようになるとついこちらも嬉しくなってしまってさせてしまうんですよねぇ・・・ちなみに写真でこ初々さんが持っているのは、おすわりを補助する木のおもちゃ。こ初々さんがはいているズボンを作ってくれた友人が贈ってくれたものです。そしてスタイは母初々作。といってもねぇ、生地を正方形に裁断して、三角に二つ折りして端っこを縫い、マジックテープをつけただけという代物。お裁縫は苦手でも、何か赤ちゃんのために作ってみたいという方にはお勧めの簡単スタイです。

それにしてもこの木のおもちゃを頂いたときには、「お座りなんてする日がくるのだろうか。」と思っていましたが、あっという間にやってきてしまいました。赤ちゃんの成長は本当に早くて、「この子のこの姿は、これがもう見納めかも。」と毎日思いながらすごしています。著しい成長はしない大人でも、そのかけがえのなさは同じはずなのですが、なかなか大人同士ではそう思えないものですよね。もしそれが出来たら、色んなことをゆるせそうな気がしますが・・・そんな生きながらホトケサマみたいなことは、ね。

さてさて、今日は待ちに待った抜糸の日。本当は明日抜糸の予定でしたが、「まぁ一日くらい早くてもいいよね」と待てずに受診。診察室に入って医師の顔を見たとたんに顔を歪めるこ初々さん、すごい、覚えているのか?総勢6人の大人で押さえつけられ大号泣の中、パチンパチンとあっけなく抜糸が終了。「よく頑張ったねぇ!えらい!!」と言って抱き上げると、こ初々さんはすぐに泣き止みました。手術の日は何しても30分以上泣き止まなかったことを考えると、「やっぱり手術は相当なことだったんだなぁ」とまた胸が痛みましたが、しかしこれで全てが終わりました。ほっ。

みんな、それぞれよく頑張りました。
見守ってくださっている方々、本当にどうもありがとうございました。
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レジ袋と広告が好き、人見知りをする人

2007-08-07 11:31:11 | 育つの軌跡


どんなおもちゃよりも、スーパーマーケットのレジ袋が好き。
赤ちゃんはレジ袋が大好きだとは聞いていましたが、これほど好きとは。両手ばかりか両足を使って、がしゃがしゃがしゃがしゃ・・・飽きることなく、レジ袋とたわむれています。しかしスーパーマーケットにはマイバッグを持参していくので、実は我が家にはあまりないレジ袋。貴重なんです。同様に、スーパーマーケットなどのつるつるとしてカラー印刷されている広告も大好きですね。私が眺めていると、下から両手両足を使ってどんどん奪っていってしまいます。

さてさて、ここ最近こ初々さんは人見知りを始めました。これまで見知らぬ人たちにも愛想ふりまき放題だったのですが、「ま~可愛らしい!」と声をかけてきて下さってもぶすっ!としているので、親としては「も・・・もうちょっと愛想よくしてあげてよ」と内心焦ります。そしてこれまで誰に抱っこされていてもニコニコしていたのに、今まで抱っこをされたことのない人に抱っこをされると「ふえん、ふえん」と情けない声をあげて泣き始めてしまう始末。さらに年配の男性(つまり、おじさまたち)なんかが近づいてきて話しかけようものなら、口をへの字に曲げて「うえーん」。一方男性でも比較的若い人は大丈夫なので、こ初々さんに女子な一面をみたりします。うーん「この人は好き」「この人は大丈夫」というのは一体何で識別しているんでしょうかねぇ。よく接している親に似ているというのが基準になっているのだとしたら、「こ初々ちゃんがおじさんを嫌いってことは、僕はおじさんじゃなくて若いってことだ」とオットが喜んでおりますが、どうなんでしょう?ちなみにお友達の赤ちゃんは、「おじさん顔のおばさんも嫌い」とのことで、性別が基準になっているわけではないようです。しかしおじさん顔を識別しちゃうなんて、て・・・手厳しいぞ。

それにしても人見知りが始まってみて気づくことは、「今までは、誰でも一緒だったんだ」という事実。母(あるいは養育者)であると認識されていないだろうことは頭で分かっていても、それでも「こ初々さんにとって、自分は特別な存在だろう」と思い込んでいました。そう思い込める(誤解できる)力って一体なんなんでしょう。どこからくるのかしら。不思議でなりませんが、その力がなければ子育てはとたんに困難になるような気がします。そんな子育てに必要不可欠な力を、赤ちゃんは引き出しているに違いありません。

さて人見知りをして泣いていると、「おーよしよし。やっぱり母がいいのね!」と余計可愛さがつのる一方・・・「ほかの人に抱っこしてもらえない」というのはやっぱり大変です。むーう、この先どうなることやら。
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術後の経過

2007-08-03 13:42:45 | 育つの軌跡
術後0日目。
創部の安静を保つため(縫合部の糸をひっかけて取ってしまわないため)、こ初々さんは医師から「指しゃぶり禁止」を言い渡されました。手術から大泣きして戻ってきたこ初々さん、自分の気持ちを落ち着けようと一生懸命口に指を運びますが、母からも父からも必死に阻止されてしまいます。そして阻止されるたびに、「うえーん!!!」と大声で抗議の声をあげ、なかなか泣き止んでくれません。何しろ彼女にとって自分の指は、おっぱいに次ぐ精神安定剤。それを取り上げられてしまったので、自分で自分の感情をコントロールすることができなくなってしまったのでしょう。疲れはてて寝入るまで、ひたすらひたすら泣くしかなかったのでした。
そう、手術そのものは(痛々しくて心穏やかではなかったものの)あっという間にすんだのですが、実はその後のいわゆる「術後管理」のほうが大変だったのです。こ初々さんに「指しゃぶり禁止」を守ってもらうために、とにかく目が離せません。ほんの一瞬目を離したすきに、こ初々さんはしっかりと口の中に指を入れています。「あ~、だめだめ。」と口から手を離させると、「ひーーーん!!!!」とものすごいお怒りの声を発して泣き始めてしまう。じゃあおっぱいでも・・・と、おっぱいを含ませてみるのですが、これまた痛いせいなのか上手に飲めず、途中で「えーーーん!」と火がついたように泣いてしまいます。そんなこんなを繰り返してなかなか夜も寝ず~普段はお風呂に入っておっぱいを飲むと、ころっと寝てしまうというのに~、仕方がないので家族3人夜のお散歩へ。こんなことは初めてですから、連れられているこ初々さんも「どこへ連れていかれるんだ?」とばかりにやや怯え気味。帰ってきてからもオットが抱っこし続け、ようやく疲れて眠りにつきました。
しかし普段は寝ながらも指しゃぶりをするこ初々さんが気になって気になって、今度はこちらがなかなか眠れません。念のためミトンをはめてみたりしましたが、それでも気になってしまって気休めにすらなりません。またこ初々さんがおっぱいを上手に飲めないので、おっぱいがぱんぱかぱん。飲み残されたおっぱいを何度もしぼりに起きるので、夜があける頃には私が憔悴気味でした。

術後1日目
ぱんぱかぱん!のおっぱいを携えて!?おっぱいマッサージへ。がしっ!がしっ!としっかりマッサージをされて、おっぱいばかりか体全体がずいぶんと軽くなりました。本当に、幾度となく助けられたマジックハンド・・・こ初々さんを見て助産師さんは、「顔色がよくなったなぁ。色が抜けた感じや。」と一言。舌小体を切ると酸素の取り込みがよくなって、顔色や下肢の色がよくなるのだそうです。舌小体の有無と換気がどのように関係しているのかいまいち分からないのですが、おそらく何十人何百人と舌小体の手術を受けた赤ちゃんを見てきた人ですから、根拠はともかく「傾向としてよくある」ことをご存知なのでしょう。同様に股関節もやわらかくなると言われており、「股関節と舌小体とどう関係がある?」と訝しく思わなくもありませんでしたが、実際にこ初々さんの股関節がやわらなくなって、ぺたんと膝が地面につくようになったのです。どういうこっちゃ?と不思議でなりませんが、色黒のこ初々さんがちょっぴり色白になり、母から「七難隠れないよ、こ初々ちゃん。どうしよう。」「南洋では美人らしいから、沖縄いくか。」などと言われなくなったりするので、因果関係など気にせず結果オーライでいいじゃん!ということにしておこうと思います。
さておっぱいのほうはマッサージですっきりしましたが、「抜糸まではこ初々ちゃんの飲み方にアタリハズレがあるから、老人食やで。」と助産師さんに言われ・・・「初名古屋だ、初ひつまぶしだ!」と喜んで鰻を食べているバアイではなかったのでした。反省・・・この日もこ初々さんはまだ上手におっぱいが飲めず、おっぱいはたいそう痛々しいことになってしまいました。
ところでおっぱいマッサージに行ったときに、ちょうど断乳のケアのために来ていたほかのお母さんも「うちも5ヶ月のときに舌小体切りました」と声をかけてくださいました。「指しゃぶりはしませんでしたか?」と聞くと、「したした。抜糸するときには(5本のうち)1本しか糸が残ってなくって、抜糸が楽でした~」とあっけらかんとおっしゃるので、ずいぶんと気持ちが楽に。もちろん「それでいい」とは思いませんが、ちょっと神経質になりすぎていたかなぁと、少し客観的に振り返ることができたというのが大きいのです。そして助産師さんにも「爪でひっかけん限り、そうそう糸はとれへんから。おもちゃも丸いおもちゃなら大丈夫。タオルをくわえるのも大丈夫。」と言ってもらえて、より安心できたのでした。

術後2日目
またパンパンのおっぱいとともに、おっぱいマッサージへ。「舌小体を切ると、夕方の不機嫌がマシになるで。」と、これまた因果関係不明の朗報を教えてくれるのでした。とにかく舌小体を切ると、いいことづくめのようだ。万歳!そしてマッサージへ行ったその足で、術後のフォローをしてくれる耳鼻咽喉科を受診。傷の消毒をして、抜糸の日にちを決める。ドクターが10日にと言うので、「もっと早くはできませんか?」と聞いてみたところ、「せっかく切ったところがまたくっついてしまうかもしれないから、10日がいい」とのこと。それも「ほんとかしら。」と半信半疑でしたが(そんなこと聞いたことがないし、だいたい抜糸まで10日もかかるなんて長すぎます。)、さすがにそれ以上食い下がれず、抜糸は来週金曜日に行うことになりました。
この日こ初々さんは朝6時頃におっぱいを飲んだきり、午前中は全くのまず、1時頃にようやく少し飲んだだけだったので「大丈夫かしら」ととても心配しました。オレンジ色の濃縮尿が出るわ、緑色の便が出るわと脱水の徴候まであり・・・それでも夕方になると、これまでのなかでは一番いい飲みっぷりでおっぱいを飲んでくれるようになったので、ほっと一安心。それ以降、ずいぶんとおっぱいがよく飲めるようになりました。助産師さんが「傷が痛いのは、正味3日」と言っていたのは、まさにその通りだったようです。

そして今日術後3日目ですが、ほぼ術前のリズムを取り戻しつつあります。ご心配をおかけした皆様、応援してくださった皆様、どうもありがとうございました。
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手術を受けました

2007-07-31 17:43:56 | 育つの軌跡
 今日は朝からご機嫌のこ初々さんでした。朝もいつもより早くに目が覚め、新幹線の中でも、病院に着いてからも、ニコニコの、ご機嫌だったのです。そうです、昨日初々さんからお知らせしたように、こ初々さんは舌小体を切る手術を受けました。舌の裏と下顎をつなぐ部分が舌の先までつながっていて、舌が下顎から離れません。このため、舌がうまく使えず、しっかりとおっぱいが飲めないのです。さらに、手術前の診察により、上唇と上の歯茎とをつなぐ部分もしっかりとくっついているため、上唇も十分にめくりあげられない状態であることが分かりました。ということで、上下2カ所に切り込みを入れて、縫い合わせる事態となりました。
 診察の際少し泣きましたが、それでも終われば待合室でニコニコ。あまりのご機嫌さに、これからやってくる試練を思うと、かえって不憫で不憫で。手術の準備ができて、突然に看護師さんたちが現れ、「じゃ今から始めまぁす。はい、じゃお父さんとお母さんはここで待っててね」と、さっとこ初々さんを抱き取ると、あっという間に二階の手術室へ。こ初々さんに何も声をかけるまもなく、私たちはただ呆然。それからしばらくして、2階からこ初々さんの「ウギャー、ウギャー」と激しく泣く声が聞こえてきました。隣の初々さんは耳をふさいで泣き出さんばかりです。初々さん、オット初々、ともにただただ泣き声を聞きながら待つこと10分。こ初々さんは看護師さんに抱っこされて大泣きで帰ってきました。
 口の中は少し血がにじんで、よだれとともに、抱っこしている初々さんのTシャツをピンクに染めます。普段はいくら泣いても、抱っこして少し歩けば必ず泣きやむこ初々さんですが、このときばかりは抱っこしても、歩いても、歌をうたってもどうしても泣きやみません。まるで「怖かったよぉ。痛かったよぉ。何で独りにしたのぉ」と抗議の声を上げているようです。とにかく私たちにできることは、こ初々さんが手を口に入れないようにしっかり手を握りながら、「偉かったねぇ。がんばったねぇ。悪かったねぇ」と声をかけることだけでした。初々さんは、手術の結果と術後の注意を聞くために診察室に入り、オット初々が泣き続けるこ初々さんを抱っこして30分。ようやく泣き疲れて寝入ってしまいました。
 JR新守山駅から中央本線に乗って名古屋へ向かう電車の中で、こ初々さんはしっかり覚醒。隣の席で、「かわいい」と声を上げるお姉さんに微笑みかけるのを見て、初々さんともどもほっとしたのでした。それでもやはり口の中が痛いのか、最初はおっぱいを上手に飲めずにいましたが、術後4時間。自宅に帰って来た頃にはすこしおっぱいも飲めるようになりました。

 今は、こ初々さん、初々さんとも、疲れたのでしょう、二人ともすっかり眠っています。こ初々さんの口の中は、それでも黒ぐろとした糸が見えますので、「えげちない(可哀想、不憫の意の方言です)」のですが、これも1週間も経てば抜糸できるでしょう。
 10分で終わる簡単な手術ですが、こ初々さんにとっても、親にとっても大変な試練。こ初々さんは、よく頑張りました。いまは落ちついて寝ています。手術が無事終わったご報告でした。

オット初々
 
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座った!

2007-07-27 14:08:12 | 育つの軌跡


赤ちゃんて、急に何かが出来るようになったりするのですが・・・

自立して座っている!(おかしな表現?)

先日お母さん友達と一緒に、「こどもみらい館」へ行ったときのこと、気づいたらひとりで座っていました。うひゃ~びっくり!まぁとにかく梅雨もあけて暑さも本格化、寝てばかりでは暑くてかなん!と必要にせまられてるのかもしれませんねぇ。夜寝るときも蚊帳をつっているので、やっぱり暑いんですね。そうするとこ初々さん、遊牧民が草のあるところへ移動していくように、涼しい場所を求めてか、狭いベビー布団の上を旋回しています。もちろんうつぶせで、頭をふりふり、ごりごりと。たまに布団から飛び出し畳の上に這い出て、母初々に枕を継ぎ足されたりもしています。起きているときは全然自分で移動できないのに、寝ている時はこんなに動けるって何だか不思議です。

こう毎日暑いので、そろそろ行水デビューだ!と、たらいにお湯をはって入れてみたのですが・・・すっぽりとちょうど収まるくせに、大泣き。じゃぁ二人でシャワーを浴びよう・・・と母子二人して裸んぼうになってシャワーへ行きましたが・・・これも大泣き。どうも彼女はお風呂嫌いのようです。それにひきかえBB(ベッドバス。おからだ拭きのこと)は大好きで、一日に何回してもその度にご機嫌さん。以前同期にBBをお願いしたときも喜んで喜んで、「すごーい。協力動作あり、だよー」と同期。協力動作とは、こちらの働きかけに対して協力してくれる自発的な動作のことで、具体的には「脇の下を拭くときには、万歳をしてくれる」など。もちろん、「お。次は脇の下を拭くんだな。万歳してやるか。」とこ初々さんが思ってしているわけではありませんが、どこを拭くのも拒否的ではないので、ケアがスムーズにできます。

しかし行水が嫌いというのは、これからの暑い時期を乗り切るためにはなかなか困った事態でして・・・「なだめすかし大作戦」と平行して、「水気(みずけ)の多いBB」にもチャレンジしてみようかなと思っています。あれこれ作戦を考えるのが楽しい毎日です。
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