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京都生活手帖

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だめといわれるものが好きなのよ

2007-08-31 21:50:46 | 育つの軌跡


最近では、顔を近づけると眼鏡を奪って楽しむこ初々さん。
赤ちゃんて、みんな眼鏡が好きなんですってね。そのほかにリモコンやら携帯やらも、赤ちゃんが触りたいものランキングに入るそう。こ初々さんの場合はそのランキングの中にうちわが入るのですが、どれもこれも「目を離すとどうなるか分からないから、安心して持たせておけない」ものばかり。「これは安心」と思って渡すおもちゃには目もくれず・・・何でそんなことになるのか謎ですが、私の仮説はこうです。「どうなるかな、とハラハラしながら注意して見てしまう。実はこの親の注意と関心こそが、彼らの求めているものなのでは。」ま、もちろんノーエビデンスです。

さて明日からまたオットの実家に帰省しますので、しばらく更新はお休みさせてもらいますがよろしくお願いいたします。
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離乳のおはなし

2007-08-28 21:45:34 | 育つの軌跡


離乳食作りの強い味方。
おかゆを作るための、パイレックスの耐熱容器です。この中に赤ちゃん用のご飯とお水を入れ、大人用のご飯を炊くときに一緒に炊飯器の中に入れるだけ。まぁ別に専用の容器でなくても、同じくらいの大きさの耐熱ガラスがあれば用は足りますが、これには裏ごしきや計量スプーンもついているのでとっても便利。先輩おかあさんから譲り受けたものですが、今では毎日大活躍しています。

なんて言うと、とても離乳がすすんでいるようですが・・・これまたちっとも進みません!親が大して熱心でないのを微妙に感じ取っているせい?とにかく色々な食べ物を口にはしているものの、どれも小さじ1食べられているかどうかといった具合です。野菜スープや重湯もあんまり食べられていないのに、「味噌汁、いっちゃおっか」とどんどんステップアップしていくいい加減さも誉められたものではないと思うのですが、喜んで食べないものを根気強く量を増やしていくなんてことが苦手で、「さぁ、これはどうだ!」とあれこれチャレンジする方針でいっています。

これまでこ初々さんが口にしたもの。じゃがいも、にんじん、かぼちゃ、さつまいも、大根、お豆腐。だいたいかつお出汁で炊いたものか、お味噌汁の具です。こ初々さんはお味噌汁が比較的好きなようで、今までで一番よく食べたのは絹ごしのお豆腐のお味噌汁。これは大さじ1以上いけたようです。逆にお気にめさなかったようなのがさつまいもで、一度は飲み込んだものの、すぐに「おえっ」と自らこみ上げて出してしまいました。味のないものがあまり好きではないのかご飯もあまり食べないので、一度出汁でおかゆを炊いてみましたが、口に運ぶと普段よりも嫌そーうな顔。その後私も食べてみましたが、確かにまずかった。大人が食べて美味しくないものは、赤ちゃんにとっても美味しくないに決まっていますよね。反省・・・

こんなふうにゆるーく離乳食に取り組めるのも、アドバイスをもらっている助産師さんのおかげかなぁと思っています。「こうせなあかん」ということはおっしゃりませんし、「いや~全然食べなくて。」と苦笑しながら報告すると、「そっか~」とカラリと笑って「味がないんかも。塩味つけてみたら?」などとちょっとずつアドバイスをしてくれます。また、赤ちゃんのために特別に離乳食を作るという方針ではなく、大人の食べ物を赤ちゃんが食べやすいような形態に変えるだけ、というのもずばらな私には有り難い。白身のお魚も「大人用に炊いたんを、中のほうの味のついてない部分をあげたらいいからな。」とアドバイスしてくれています。離乳食用に特別なものは作らない、というのは二次的な効用もあり、一生懸命赤ちゃんのために作ったものを赤ちゃんが食べてくれないと「せっかく作ったのに!」という気持ちが高まりそうですが、大人のお味噌汁を「ほい、こ初々ちゃんも食べてみるかい?」と口に運んで嫌がられても、「なんだ~。こんなに美味しいのにもったいないな~」と思うぐらいですむという、精神衛生上こちらのほうが私にはいいんですよね。

食べない大人はいない。
きっといつか、時期がきたら食べるようになります。それまで、ちょこちょこと準備をすすめてあげるだけでいいんじゃないかな。そんな気持ちでいます。それに食べることって、本能的な欲求だけではなく、社会的な営みでもあります。きっと大人が楽しそうに食事をしていたら、それに誘われるかのように食べ始めるんじゃないかな。この間先輩お母さんから聞いた話ですが、普段離乳食をちっとも食べないのに、数ヶ月大きい子どもたちと一緒にご飯を囲んだその翌日から、モリモリと食べ始めたとか。ちょっぴり大きいお兄ちゃん、お姉ちゃんたちが食べるのをみて、「あ、あたちもああすればいいのね。」と学んだのか、「あたちも頑張らなあかん。」とライバル心を燃やしたのか分かりませんが、離乳食を与えるという「赤ちゃん一人きりの食事空間」を作っていいことはないんだなぁと思いました。老若男女、色々な人が「楽しんで食事をしている」ことを赤ちゃんに見せる、その輪に赤ちゃんも参加して食べる。出来る限りそんな環境を、こ初々さんには作ってあげたいと考えています。



離乳食用には特別なものを購入していませんが、家族の食事に参加するためのものを買いました。ひとつは、小ぶりのお椀。もうひとつは、小さなコップ。小さな木のお匙はもともと家にあったものですが、こ初々さん用にしてしまいました。こ初々さんはこの木のお匙が大好きで、大人が食事を食べている間、お匙にちょっとだけ離乳食をくっつけて渡しておくと、口にくわえて知らない間に食べてしまっています。またあまり乗り気でないときにもしばらく木のお匙を渡しておくと、一人でくちゅくちゅとして満足していることが多いです。そしてお匙を渡してもらったら、いつでも手を合わせて「ごちそうさま!」。この時いつもこ初々さんはニコニコ、大きな声をあげてごちそうさまに参加してくれます。

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体温というもの

2007-08-25 08:55:14 | 育つの軌跡


いつも、泣き出す直前はこんな情けなーい顔。
口をへの字に曲げ、目をうるうる赤くして訴えかけてきます。この顔が好きで、思わず「わ~可愛い可愛い。おかあちゃん、そのお顔好きよ~。」とニコニコして言ってしまうのですが、きっと泣き出したいほどのこ初々さんにとってはメーワクなんだろうな。

まぁどんな変な顔をしても「好きなのよ」という親ばかな話なんですが・・・ここ最近思っていたことがあるのです。こんなふうに親ばかぶりを発揮して、「子育てっていいものだなぁ」と幸せを感じることができる。それは「赤ちゃんの温もりとともにある」からではないかと。つまり赤ちゃんに触れて、抱きしめて、抱っこをして伝わってくる赤ちゃんの体温が、どういうわけか幸せも伝えてきてくれているような気がするのです。

考えてみると自立した大人同士が触れ合って、お互いの体温を感じることって、特定のパートナー以外とは滅多にありませんよね。欧米ではハグの習慣がありますが、日本にはありません(最近、フリーハグの看板を持ちながら道ばたに立って、見ず知らずの人とハグをするということも行われているようですが)。日本において自立した大人が人の体温を感じられる時というのは、多きく分けて恋愛している時、子育てしている時、介護している時くらいかもしれませんね。私は「それって残念なことだなぁ」と思うのです。なぜなら子育てをする以前から、人の身体に触れ、体温とともに伝わってくるものの大切さを、仕事を通して知っていたからです。

仕事をしていた時、私は患者さんと手をつないで歩くのがとても好きでした。もちろん手をつないで歩くことのできる患者さんというのは限られていましたが、よくおばあさんたちの手をひいて、病棟内や院内をお散歩していました。歩くことの出来ない患者さんの場合は、ベッドの横に座って手を握ったり肩を抱いたりすることもしばしば。これらは患者さんを励ますため・・・というのが大義名分で、実のところほとんどは自分自身のためだったんじゃないかなぁと今にして思います。どういうわけか患者さんに触れると、相手への愛しさが増してくる。それはほとんど言葉にならないもので、言葉になるときは「かわいいなぁ」というものでした。その訳のわからない愛しさ、可愛いと思う感情は、私にとってケアを続けていくうえでの大きな動機づけになってくれていました。「可愛いだなんて、患者を子ども扱いしてはならない」なんていう批判が一方では出てきそうですが、私はいつもそんな批判を聞く度に「それは、人のお世話というものをしたことがない人だから言えるんだな」と思うようにしています。人のお世話を続けていくこと、ケアをし続けていくこと、そのためにはやはり愛しいなぁという感情や可愛いなぁと思えることが、どうしても必要になってくると私は考えています。

触れることで増す相手への愛しさ。そこに関与しているのが、人の体温ではないかと思うのです。体温とともに伝わってくる何か。そして体温とともに伝えることのできる何か。それは言葉にはしようがありませんし、科学的に証明できる存在でもないかもしれませんが、「でもそれは、確実にあって、人を幸福にする」と私は思っています。
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おすそ分け

2007-08-18 00:27:52 | 育つの軌跡
毎日こ初々さんの写真ばかりの親ばかブログでもうしわけありません。あんまり可愛く写っているので、親だけで二人占めするのはもったいない、ってわけで勝手に"おすそわけ"です(こういうのは押し売りっていうのか)。



かあいいなぁ。父ちゃんにこんな笑顔を見せてくれてありがとう。きみの笑顔にとうちゃんは泣けます。
カナさんのブログにも書かれていたけれど、均質化へと向かう宇宙の大原則のもとで、あたかもその大原則に反抗するかのように、自ら成長し、自己生成する子どものいのちは、まさに宇宙のたからものだ。生み育むいのちの連鎖は宇宙の奇跡だ。ということで、宇宙のたからもののおすそ分けをもう一枚。




子どもはみんな、いやいや、いのちはみんな、わたしも、あなたも、あいつも、やつも、超大国の政治家だって、宇宙のたからものだ。(はなしがちょっとでかすぎるな)。ところで、こ初々さんがご執心なのが、イモムシ君。私の友人たちから頂いたものです。友人たち、ありがとう。もらったときには全く興味を示さなかったイモムシ君ですが、今は食べちゃいたいくらい気に入ってます。いや、実際食べちゃってます。親にとっては困ったときの必須アイテムです。

オット初々
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6ヶ月のお誕生日は、大文字

2007-08-16 22:24:56 | 育つの軌跡


今日の京都は、五山の送り火。
北大路橋西詰まで出かけて、「大」を見てきました。花火のように「どーん」と派手なこともなく、見た目に地味な行事ですが、ものすごい人出。こ初々さんを連れてベビーカーでやってきたものの、帰りは道が人で埋まってしまって帰ることができません。仕方ないのでお茶でも飲んで人がひくのを待とうと駅のほうへ向かいましたが・・・アーケード商店街のどの店も「このときとばかりに儲けよう」なんていう商売根性を出しているところは全くなく、唯一頑張っていたのがマクドナルド。さすが資本主義のシンボル。(ほんとか?)



そんなわけで、こ初々さん初めてのマクドナルド。ファンタグレープをすすっています。・・・というのはもちろん冗談ですが、最近こ初々さんはコップに目がないんです。大人が飲み物を飲んでいると、それを欲しがって手を伸ばし、一丁前に手で持ってコップの口をちゅぱちゅぱとなめるんですねぇ。この時も大人の真似がしたくてしたくて、ちょっと持たせてあげると、なんと自分からストローを口に入れるではありませんか。びっくり。そして相変わらず、偉そー。

そんなこ初々さん、今日は6ヶ月のお誕生日。おっぱいマッサージへ行って体重をはかると、ちょうど7kgでした。そして「お味噌汁を始めて。」と助産師さん。うっ・・この1週間ほど、おっぱい以外口にしてないぞ・・・とは言えませんでしたが・・・また離乳頑張ろーっと。気まぐれな母でごめんよ、こ初々さん。
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