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京都生活手帖

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くっつき虫に泣き虫。性格が悪くなりました?

2007-11-11 23:19:40 | 育つの軌跡


仕事をしているオットにはりついて離れない、こ初々さん。
最近は私が台所に立っていると、足にしがみついて離れなかったりします。とにかくくっついていたいんだなぁ・・・というわけで、ひたすら親子でくっついています。そうそう、つい先日「くっついた」という絵本も買ったっけなぁ。読み聞かせながら、「くっついたぁ!」と言ってくっつくと、とっても喜びます。まぁ喜ぶわりにはずっと聞いているということもなく、絵本のかどっこをガジガジと噛み始めてしまうので、絵本の趣旨は理解しておりませんが。むむむ。

最近はくっつき虫に泣き虫が加わって、気に入らないとすぐに癇癪おこして泣きます。助産師さんに「我が出てきてねぇ」とお話すると、「うちの子、最近性格が悪くなりました、って言わはったお母さんいはったわ。」と教えてくれましたが、ふふふ、その感じ、よく分かるぞ。今まで泣くというのは「お腹すいた、おしめぬれた、眠い」などの生理的な欲求に基づいたものであり、こちらの働きかけに対して「気に入らん!」と抗議の声をあげて泣くということはなかったんですね。例えばおむつがえや、持っていたものを取り上げるとき、これまではとっても受け身でされるがままでしたが、今は「いやだ!」とはっきり意思表明します。ですから「されるがまま」の時期が、「素直で(性格の)いい子」のように思えてしまうという感じ、なんとなく分かります。しかしもちろん「されるがまま」時代に性格がよかったわけではなく、おそらくまだ自分の意思というものが立ち上がってなかったり、何をされているのかという行為の理解がなかっただけにすぎません。なので泣いて嫌だ!という意思表明ができるようになったというのは、成長の証。嬉しいばっかり、のはずですが・・・そりゃあ、今までとは違った大変さが加わり、こ初々さんとの関係に転機が訪れたように感じました。つまり、「このヒトと、どう向き合うか」ということ。

しなければならないことをするときに(例えばおむつがえやお着替え)嫌がって泣かれると、ちょっとこちらにゆとりがなければ多少「イラッ」とするものです。実際嫌がって身をくねらせ、逃げ出そうとしてしまうので、時間も手間もこれまで以上にかかったりする。特にしなければならないことが山積みだったり、「○時までに出かけなければならない」などと時間の制約がある場合は、「もう~!じっとしてて!!」とイライラがつのるもの。もちろん私も生身の人間ですから、イライラしたり、嫌になったり、そういうネガティブな感情は持ってもいいのですが、あんまり気持ちのいいものでないのは確かです。仕事をしていた時に嫌というほど体験しましたが、思いがけずイライラしてしまうと、あとから「あんなにイライラしなければよかった・・・」と後悔することが多いのですね。なのでできれば、イライラなどせずにすみたい。そのためにはどうしたらいいのか?私は自然とふたつの対処法をとっていました。

ひとつは、ひたすら赤ちゃんに合わせるということ。こちらがお世話しやすいようにするのではなく、赤ちゃんの動きに合わせてお世話する。例えばおむつを交換するときにも仰向けにするのは諦めて、赤ちゃんのとっている姿勢でしてしまう。またいっぺんにしようと思わず、おむつのテープを片一方だけとめておいて、あとでもう片一方とめる機会を待つということもします。そしてそもそものお世話自体、その都度必要性を検討します。おむつかぶれもなく、赤ちゃんが機嫌よく遊んでいるのであれば、おしっこが多少出ていてもすぐにおむつ交換はしない。凍え死にそうだとか、うんちが口に入るとかでなければ、多少見栄えが悪くても無理に洋服を着替えさせない。そんなふうに、「まぁ赤ちゃんの好きなようにさせておく。(お世話は必要最低限)」ということにしておくと、イライラを感じずにすむような気がします。

もうひとつは、「からだをずらす」ということ。これはもちろん物理的にずらすという意味ではありません。うまく説明ができないのですが、癇癪をおこして泣いている赤ちゃんの真正面から、ちょっとからだをずらすんですね。そうすると赤ちゃんが癇癪をおこして泣いている!」という状況に自分が丸ごと取り込まれず、何となく横から冷静に状況を眺めることができる。ある種の解離状態に近いのかもしれませんが、そうやって状況と自分を切り離す(あるいは距離をおく)と、気持ちをフラットに保つことが可能になります。いや正確に表現すると、状況と感情の間に時差が生じ、その時差を利用して気持ちをコントロールしようとしているのかもしれません。それがいいことなのか悪いことなのか分かりませんが、ネガティブな感情の処理方法としては「あり」なのではないでしょうか。

繰り返し言いますが、私(つまり、お母さんとしてのわたし)も生身の人間。イライラも、悲しみも、怒りも、色々な生きた感情を体験するのは当然のことです。それを無理に「ない」ものにする必要はありません。たとえその対象が、お世話を受けなければ生きていくことができないという、立場上弱者であったとしても、そういう感情が「出てこないわけはない」。でも、ずっとずっと長い付き合いを続けていく人ですから、そういう感情を「やりくり」する必要はでてくるわけです。そして出来れば、やりくりした上で気持ちよく過ごしていたい。時にはイライラもし、悲しみもし、怒ったりもしながら~つまり、ビビッドな生きた感情も表現しながら~、「まぁトータルでいったら、ご機嫌でいられているかな」というあたりを目指したいな、というふうに思っています。

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ボーネルンドへ

2007-11-08 22:01:47 | 育つの軌跡


「ボーネルンド あそびのせかい」へ行ってきました。
ここは室内にあるこどもの遊び場所で、様々なおもちゃや遊び道具、体を動かすジムやボールプールなどの設備があります。利用料金は1時間600円(大人は200円)。あまり遊びに多様性のない赤ちゃんが利用するには「高い」と感じるかもしれませんが(保育所だったら無料ですからね)、アスレチックのような遊びができる年齢になったら、あまり他ではないような遊びを体験できてお得な感じがするような気がします。もちろん赤ちゃんでも広々じゅうぶん遊べますし、スタッフのお姉さんたちにたくさん相手をして頂けて、こ初々さん大喜びでした。でもねぇ、時々違ったことをしてみるという使い方をするぶんにはいいですが(実際楽しかった)、窓もない閉鎖的な空間で、完全な人工物に囲まれているっていうのはそんなに気持ちのいいことではないかも・・・

ボーネルンドは河原町三条下がったところの「BAL」地下1階にあります。
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成長したんだね

2007-11-06 21:29:31 | 育つの軌跡


ベビーバスをお譲りするために、久しぶりに棚の上からベビーバスを引っ張り出してみたところ・・・その小ささに、「えーこんな小さいところにこ初々ちゃんが入っとったん?」とびっくり仰天。そして思わずこ初々さんを中に入れてみたら、「きょ・・・巨大・・・」とさらにたまげることに。ひえー、8ヶ月前はこの中で、「ぷか~」と浮いていたんですよ。今は足を伸ばして座るのが精一杯。成長したんだね。

成長したんだね、というところでもうひとつ。
最近は遊んでいるものを取り上げると、それはそれはもう、そりくりかえって怒るんです。足をぴーんと伸ばして、背中もぴーんと外側に反って、こぶしを握りしめ、顔をタコさんにして、「うぎー!!!」。しばらく前まで、自分が持っているものに執着なんてしないで、取り上げたって気にもとめなかったヒトが。我が出てきたんだなぁ・・・からだだけでなく、こころもずいぶんと成長したんだね。

☆お知らせ
「内田樹の研究室」の長屋「湯川カナの、今夜も夜霧がエスパーニャ」でのカナさんとの育児談義ですが、今回は私のぶんが更新されております。よかったらお立ち寄りくださいませ。
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コスモスをともに

2007-11-03 22:03:01 | 育つの軌跡


あたたかい秋。
誘われるように、家族3人で植物園へ出かけました。こ初々さん、咲き誇るコスモスとともに、パチリ。去年は切迫流産のため自宅安静にしているところ、お義母さんがそれはそれはたくさんのきれいなコスモスを届けて下さったんですよねぇ。今年は無事に生まれてきてくれたこ初々さんとコスモスを見ることができるのですから、感慨もひとしお。あぁ今は立って腰をふりふり奇声を発しているこの子が、1年前はまだお腹の中だったなんて信じられません。というよりも、目の前にいる子どもと、お腹の中にいた赤ちゃんがどうにも自分の中でつながらず、時折「いやー、どこから来てくれたん?」と思わず聞いてしまうんです。世のお母さんがた、この感覚はおかしいでしょうか?

さてはて、こ初々さんの夜泣きはまだ続いております。昨日は判で押したように、きっかり2時間ごとに「うにゃうにゃ、うわーん」です。これは母の温もりが足らんのか?と思って、新生児ちゃんのときのように同じお布団で寝てみたりして、ごーんと殴られてみたり、頭突きされたりとさんざんです。こ初々さん、昼間もいまほとんど寝ないのですが、彼女自身は寝不足ではないのだろうか?まことに不思議です。
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おむつがえがかなんのよ

2007-11-02 22:32:09 | 育つの軌跡


神妙な顔つきのこ初々さん。
最近は自分の思い通りにいかないと、すぐに「ひーーー!」と抗議の声をあげたり、ぐずって泣いたりします。特に最近お気に召さないのが、おむつがえ。おむつがえ自体が嫌いというよりも、「じっと仰向けにさせられている」のがたまらないらしく、泣きながらスルリと逃げ出していってしまいます。まぁおしっこの時はそれでいいのですが(どんな姿勢でもおむつがえできますから)、うんちの時は「仰向け」でこらえてもらうよりほかありません。それとも熟練したら、仰向け以外でもうんちのおむつがえが出来るようになるのかしら。・・・無理だろうなぁ。

さて今日は養正保育所の園内園庭開放へ行ってきました。普段はこ初々さん、あまりあちこちへハイハイしていかないで、一カ所にどっしりといるほうなのですが、今日は広々とした園内を楽しそうにハイハイしているではありませんか。ほかの赤ちゃんたちが活発にハイハイしている様子をみて、自分もせんなん!と競争心を燃やしたのでしょうか?やっぱりこどもの群れも必要なんだなぁ・・・と改めて感じたのでした。

さてお知らせです。
内田樹の研究室」内の長屋「湯川カナの、今夜も夜霧がエスパーニャ」での、カナさんとの育児談義、続いております。カナさんの記事がアップされましたので、みなさんどうぞまたお立ち寄りください。今回は「あかちゃんに振り回される日々のしあわせ」で、最近始められた離乳食のお話など盛り込まれています。次回は私ですが、更新されましたらまたお知らせいたします。
コメント (2)
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