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京都生活手帖

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離乳食その後

2007-11-26 22:26:37 | 育つの軌跡


ひどい顔になっております。
ご飯を食べるときには、たいていこんなふう。

さて、離乳食のその後のはなし。
「離乳食」なんて恐れ多くて言えないほどなのですが、それでも毎食食べようが食べまいが何かしら口に食べ物を運んでいます。だいたい朝と昼はほとんど食べず(ひとくち、ふたくち食べる程度)、夜は割とやる気を出してぱくぱくと食べます。まぁこんなものかなぁと大して気にしていなかったのですが、先日知人から頂いたゼリーをあげたところ、ものすごくたくさん食べるではありませんか。「これはもしや、ちゃんとした(食べやすい、好きな)ものをあげたら、食べるのではないか」と俄に気になり、試しに市販の離乳食レトルトパックを購入してみました。食べるかなぁ、どきどき。だってこれでもりもりと食べたらですよ、これまでこ初々さんが離乳食を食べなかった理由が、「母の怠慢」に他ならぬことになるじゃないですか。それはちょっと困る。とは思ったものの、まぁ食べたらそれはそれで嬉しいし、やりがいもあるってなもんだ、と覚悟を決めまして、恐る恐る!?あげてみたところ・・・やっぱりちょっとしか食べませんでした。ほっとした反面、ちょっとがっかりという複雑な心境。そしてそのあとにゼリーをあげてみたのですが、これもまた食べない。なーんだ、こ初々さんがゼリーをもりもりと食べたのは、ゼリーが食べやすかったからでも、好きだったわけでもなくって、ただ単にちょっとお腹がすいていただけなんだな。ということが分かってよかった、よかった。

しかしここで母は考えこむわけです。じゃあどうしたら、お腹がすいてご飯を食べるのか。それには二通りの方法があります。ひとつは活動性をあげて、エネルギー消費量を増やす。もうひとつは、おっぱいの量を減らしてエネルギー摂取量を減らす。前者は今後どんどん活動性もあがるでしょうし、保育所などへ足しげく通いつつあるので可能です。しかしおっぱいを減らすというのは、どうだろう。もちろんご飯の量を増やすことを第一の目的とするのであれば、計画的に減らしていくことは(難しいでしょうが)できない相談というわけでもありません。つまり、ここで選択をせまられるわけです。「おっぱいをベースにするのか、ご飯をベースにするのか」ということを。

少し話はそれますが、鬱病などでご飯が食べられない場合、生命に危機的な状態になると点滴が開始されます。(余談ですがこの点滴、私が勤めていた病院では「ベース」と言っていました)。口からご飯が食べられない以上、生命を維持するために必要な栄養を直接血管内に流し込んでいくわけです。そしてご飯が食べられるようになると、段階的に点滴の量を減らし、ご飯の量を増やしていく。しかしここでよく問題になるのが、「点滴がいっていると、お腹がすかない」ということ。お腹がすかなければ、ご飯の量も増えません。ですから一時的に多少栄養が足りなくなることが分かっていても、どこかで点滴の量を(必要量以上に)減らすか、なくしてしまわなければなりません。これはもうほとんど実験のようなもので、点滴をきってもご飯の量が増えなくて点滴を再開する、なんていうことも繰り返されます。でも、ずっと点滴をしているわけにはいかない。どこかで、「口からご飯を食べる」ことに移行することが必要です。

赤ちゃんも同じで、いつかどこかの時点で「ご飯を食べる」ことに移行しなければなりません。「ご飯を食べる」ことを目的と考えると、おっぱいは今点滴のようなもの。「それがあると、ご飯の量は増えない」んですね。しかしどこで切り替えていくか。

今後状況は変わるかもしれませんが、今のところ私は、断乳するまで「おっぱいがベース」でいこうと思っています。断乳の前から計画的におっぱいの量を減らし、ご飯をベースにしていくというやり方もあるとは思いますが、特になんの根拠もなく「おっぱいをやめるときまで、好きなように飲んでいたらいいじゃない」と、ほとんど気分で決めてしまいました。それは気分なので、またこ初々さんが(食べることに)やる気を見せたりすると気持ちは揺れるでしょうが、それでいいんだと思っています。赤ちゃんの様子をみながら、あれこれ実験!?試行錯誤!?してみて、方針もその都度変更していく。そんなふうにフレキシブルにいきたいと思います。

しかしまぁ、育児っていろんな選択をせまられるものだなぁ。
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prinzで赤ちゃん3人集合

2007-11-22 21:31:32 | 育つの軌跡


ぷぷっ。
おすまししてちょこんと座って、何だか面接でも受けているみたいなこ初々さん。
ここは「prinz」です。以前にも「ソファのあるカフェ」でお知らせしたと思いますが、再びお母さん友達たちと行ってきました。ここのソファは広々としていて、外食が限界になりつつあるものの、比較的落ち着いて食事をすることができます。店内も広いので、こ初々さんの気分をかえるために抱っこして歩いていても苦になりません。



友人宅にて、赤ちゃん3人衆。
もうみんなあちこちへ動き回るので、3人そろっての撮影って本当に難しいです。一番右に写っている赤ちゃんは、こ初々さんとはお腹の中からのお友達。お誕生日も10日ほどしかかわらず、生後2ヶ月頃から一緒にあちこちへお出かけしている仲です。そんなわけで勝手に我が子のように思っているところがあり、こ初々さんに買おうと思ってみていたものを「あ、これは○ちゃんに似合いそう!」なんて盛り上がって、迷惑を顧みずに買って贈ってしまったりなんてことも。(すみません)真ん中の赤ちゃんのお母さんとは最近お知り合いになり、おっぱいマッサージで知り合った方のお友達というご縁でお出会いできました。そんなふうにしてどんどん輪が広がっていけるのが、とても嬉しいです。



話はかわって・・・
こ初々さんがしているマフラーは、わたくしがオット初々さんに習って編んだもの。オットは今こ初々さんのために、レッグウォーマーを編んでおります。そして写真ではいているレッグウォーマーは、ベビーレッグスのもの。レッグウォーマーだとタイツと違い、オムツ交換のときにおろさなくてすむので便利です。太ももむちむちの赤ちゃんはレッグウォーマーが太ももにくいこみますが(オットはそれを嫌がります)、まぁずるずると落ちてくるよりはいいと思います。ベビーレッグスはたくさん可愛い柄があって、お勧めですよ。

今度は指編みで、こ初々さんの帽子にチャレンジしてみる予定です。


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冬の装い、おっぱいとこ初々さんの関係

2007-11-21 14:45:57 | 育つの軌跡


京都は一気に冷え込んで、すっかり冬の装いのこ初々さんです。
暑いとか寒いとか言ってくれるわけではないので、一体どれくらい着込んだらちょうどいいのか分からないのが困ってしまいます。特に古い我が家は気密性ゼロ、外気温と同じくらいに寒くなるので、ついつい厚着をさせてしまいます。そうして保育園へ行くと、「着させすぎ」くらいなことを言われてしまって、靴下なんてすぐに脱がされてしまうのです。ま、本人機嫌よく遊んでいればそれでいっか。というところにすぐに落ち着いてしまういい加減な母でありますが・・・赤ちゃんてすぐに手足が「きーん」と冷たくなるんですよねぇ。冷えきった手足に触れると何となく心配な気持ちがむくむくしますし、授乳のときにそんな冷たい手でお腹のあたりを触られるとこちらが「きゃー!」となります。

授乳、つながりで話はかわって・・・

最近こ初々さんとおっぱいの関係が、なんとなく変わってきているように感じています。確か7ヶ月を過ぎると「おっぱいは自分のものではない」と気づいて赤ちゃんが抑うつ的になると言われているようですが、確かに「おっぱいとわたしは別々」と分かってきているような印象があります。なのでしばらくおっぱいから離れていると、不安になってきてふにゃふにゃとぐずって寄ってくるのですが、おっぱいを見てちょっと口に含むと安心してまたすぐに離れていくのです。というわけでここ最近、うにゃー!と寄ってきたときには「ほれほれ、いいもの見る?精神安定剤」と言っておっぱいを見せています。そうするとこ初々さん、にや~っと笑ったり、「ははっ!」と笑ったりしてすぐにおっぱいにかぶりついてきて、ちょっとゴクンゴクンしてプイっと機嫌よく離れていくんですねぇ。おっぱいが生理的欲求(空腹)を満たすものだけではなく、精神安定剤として「効く」ようになってきたというのは、より「にんげん」な感じになってきたと感慨深いものがあります。しかしおっぱいを見ると何で笑うのかな~。

おそらくおっぱい生活もあと半年ほど。
きっとこれからもおっぱいとこ初々さんの関係は変わっていくのでしょうが、変化を楽しみながら残り少ないおっぱい生活を楽しめたらいいなと思っています。

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額に勲章、夜泣き姫かごに入れられる

2007-11-18 09:54:48 | 育つの軌跡


cafe de calmさんにて、荷物入れかごに入れられているこ初々さん。
最近ではどこへ行ってもじっとしているのが苦痛のようで、大人しく抱かさっていてくれません。テーブルの上のものを手にとり、ひっくり返し、投げだし、落とすので、こ初々さんの前には「ものが何もない」空間が出来上がるのですが、そうすると怒って泣き出します。まぁじゃぁ立っとんな・・・ということで床におろした次第です。ここでしばらくはよい子にしておりましたが、やっぱりものの数分で「ふにふにふに・・・」。いやぁ、もう夫婦だけでは外食がだんだんと限界になってきました。時折calmさんやら近所のレストランでお客さんが「抱っこしてあげる」といってこ初々さんを抱っこしてあやしてくださり、その間に夫婦が「ありがたや・・・」とささっと食事をすます、なんてことも。

ところでこ初々さんの額にある勲章ですが、つかまり立ちしていてずるっとすべってテレビ台の角にぶつけてできました。最近ぶつけるのはたいていこのパターンで、顎をぶっつけて口の中を切ったり(歯が生えている証拠だ)、鼻をこすって切り傷ができたり。可哀想なことですが、まぁこれくらいは仕方ないなと思っています。こ初々さんの身長の高さから床までの間でぶつける分には、おそらく加速度がつかない限り(つまり落ちたり、投げとばされたりしない限り)致命的なことになることはないでしょう。オットも「もしそんな程度で致命的になったら、生物として生き残ってこれなかった」と言っていましたが、たぶん外的な要因が加わらなければ大丈夫なように「生物として、そうできている」と思います。なんて、こんなにいい加減な夫婦でこ初々さんは迷惑でしょうが、夫婦の間でこの「いい加減」な度合いが同じ程度でよかった、なんていうふうにも思っています。一方が(この件に関して)慎重で、もう一方がいい加減だったら、「もっとちゃんとみててやってくれ!」「そんなの、大丈夫よ!」というように摩擦がおきて、ストレスだろうなぁ・・・

さて、夜泣き姫のこ初々さんですが、相変わらず頻繁に起きては「うえーん!」とひとしきり騒ぎます。そんなこんなで憔悴気味・・・かと思いきや、なんだか不思議なことにこちらが慣れてきました。うーん、人間の適応力ってすばらしい。まずここにコメントくださった方が添い寝と添い乳がよいと教えてくださったのでそのようにしたところ、体がずいぶん楽になりました。そしてこれが何よりも功を奏していると思うのですが、「夜間時計をまったく見ない」ことにしたら、何だか「まぁぼちぼち眠れたのかな」と(自分を誤摩化しながらも)思えるようになったのです。それまでは時計を見て「あ、1時間半で起きちゃったなぁ~。(授乳時間20分経過)あぁもう20分も飲んでるよ・・・朝までにあと何時間寝れるかなぁ。(1時間で起きる)うわ、1時間しか寝れなかった・・・はぁ~。(朝がくる)結局何時間寝たんだろう?5時間くらいかなぁ。寝不足だなぁ。」ということを毎日!考えては、気分的にすっかり寝不足になっていたんですね。しかし時計を見ないようにするとそんなことを考えずにすみますし、だいたい夜の時間をぼうっとした夢の中、みたいな「起きてるんだか、寝てるんだか分からない」状態にすることができる。だから「結局寝たのかな、寝てないのかな。まぁぼちぼち寝たんだろうな。」なんて曖昧にしておけるんですね。うーんこの効果を考えると、「眠れなかった」という精神的打撃が体を蝕む影響の大きさを感じずにいられない。カナさんが授乳間隔について「おなかがすくのは時計ですか?」というフレーズを引用されていましたが、「眠いのも時計ですか?」っていう話ですよね。これらのことから、育児に時計はいらん!ということを、つよく強く感じるのであります。

ひとつの状況に慣れてくると、赤ちゃんのリズムに合わせることを何となく忘れて、こちらのペースでものごとを運ぼうとしてしまう。しかし赤ちゃんは日々成長しているのでリズムも変わり、状況も変化していく。そして状況が変化すると、せっかく作った(と思ってしまう)ペースを乱されて勝手にしんどくなる・・・それではツマラナイ。いつかあずきさんが「変化に耐える」とおっしゃっていたのは、きっとこのことなのでしょう。日々の変化を見守り、こちらがその変化にフレキシブルに対応する。それがお互いにとってハッピーな着地点になるのだろうと、思っています。
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植物園でピクニック

2007-11-14 13:07:28 | 育つの軌跡


すっかり秋も深まり、植物園までの道もこの通り。
寒さが本格化する前の気候のいいときにピクニックをしよう!とお母さん友達たちに声をかけて、昨日は植物園でピクニックをしました。2ヶ月~8ヶ月までの赤ちゃん総勢5人(+それぞれのお母さんたち)が集まって、ひろいひろい芝生の上で「こんにちは」。こ初々さんもこの日初めて靴をはいて、芝生の上をはいはい、あちこちにつかまり立ちしてとっても楽しそう。「触っちゃだめ!」というものがあんまりないですから、こ初々さんも自由にしていたなぁ。



ピクニックだ!ということで、はりきって栗あんおはぎを作りました。といってもお義母さんから栗を送って頂いたときに下処理済みの栗を炊き、餅米を炊いてついただけなんですけどもね・・・去年初めて栗あんおはぎを作りましたが、去年よりは上達してるかな?それともすかっと晴れ渡った空の下で食べるおはぎだから美味しく感じられたのかな?いずれにしても自画自賛ですが、美味しく頂けました。
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